アブリタス


NO1
 紹 介
NO2
 251年デキウス帝が戦死した戦闘の行われた付近(写真1)とアブリタス要塞である。要塞は立て南北376歩東西 447歩で要塞の外壁の基礎部分がぐるりと一周残る(北西部の1部が工場の敷地に食い込んでいる)。
 要塞内部は広場跡が残るだけであとは一面の 写真2の左側はレンズを何かがさえぎっていて画像全体がエフェクトがかかった ようなイメージになっているが、かえってあたり全体のイメージがよくでているように思う。
 要塞のある丘をヒッサルラクの丘といいトしとして発展し、付近の中心地となったらしい。
 写真3は東南角の塔部分。左下の写真は中心部の中庭を囲む建築物。1階は商店だったらしい。写真右下は広場。広場は南北 30歩、円柱8本、東西16歩で円柱5本。 
 町の周囲にはネクロポリスがあり、後には都市として発展した模様。6世紀アヴァールとスラブの侵入で滅ぶ。
旅行情報
NO3
遺跡見取り図
ブ ルガリアの地図はここを参照してください。
 ルセとシューメンのほぼ中間部、ラズグラッド市郊外にある。ルセ-シューメン間は一応鉄道の基幹路線だが本数は少ない。飯 田線みたいな存在と言えるかも。
更に駅と市街は数キロ離れていて歩くのは一仕事なのでバスを利用するしかないが、これも鉄道に合わせて運行しているので本数 は少ない。本来は大きな市だったはずだと思われるが、町の規模からすると異様に人口が少なく、ゴーストタウンまじかという か、きてはいけない町へ来てしまったというか、ちょっぴりセンスオブワンダーの味わいがある。ウルトラセブンに出てきそうな 町の雰囲気といおうか。
 


旅行情報

 町の中心部から遺跡までは更に2キロほど。十分あるけるが場所がわかりにくいのでタクシーがよい。
方向性としてはバスターミナル前の幹線道路を東南方面へ2キロ。右手に工場をみながら通過すると、右手に要塞の塔の跡が見え てくるので、それらが見えてきたら、次ぎの右へ折れる道を曲がる。100mほどで工場の裏口のようなところに出るが、そのま ま工場入り口左手の斜面を上がる階段を上りきると遺跡に出る。