東京国立博物館・平成館の古墳時代の展示物
(2009/12/15-2010/6/6)
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上記の写真のうち、福井県永平寺町以外の出土地名はずれている可能性があります。というのは、見学当日のメモには「群馬県高崎市 長瀞西古墳出土・5世紀革綴短甲」も記載されているのですが、この写真が見つかりません。また 奈良県天理市石上神宮伝世の鉄盾 も展示されていましたが、撮影禁止となっていたため、写真はありません。これらの甲冑(下の馬面甲冑の含めて)は、日常的な戦闘で一般兵士が利用していたのではなく、副葬品や祭式で王者が身に着けるものだった、との説もあるようです。今後の学説の展開に期待したいと思います。それにしても結構沢山出土していることに驚きました。 |
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群馬県太田市飯塚町出土 挂甲の武人 6世紀 |
同後部(国立博物館の説明はこちら) |
同左側面 |
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埴輪 女子・顔の化粧に特徴がある |
埴輪 盛装の男子・こちらも目の下に化粧 |
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群馬県伊勢崎市赤堀今井町 赤堀茶臼山古墳と群馬県藤岡市白石字稲荷原 白石稲荷山古墳出土のもの。当時の集落の様子がよくわかる。 |
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模造の馬冑(現品5-6世紀・和歌山市 大谷古墳出土) |
群馬県内出土・6世紀 |
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群馬県前橋市 金冠塚古墳出土・6世紀/金銅製冠/金銅製大帯/金銅製魚佩 |
新沢千塚126号墳出土品(5-6世紀) |
記憶では宮崎県とあったがメモがなく、国立博物館のサイトの展示土偶一覧には宮崎のものは無い。 |
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左は、表慶館に展示されていた三国時代の朝鮮の遺物。小倉コレクションの伝韓国慶尚南道昌寧郡出土の金銅鳥翼形冠飾。由水 常雄 著の「ローマ文化王国‐新羅 」や韓国ドラマ「善徳女王」などを見ると、西洋の文物が韓国の墳墓から見つかったり、西洋の王冠に似たような王冠が出てくるが、左上や上写真の、日本で発掘された展示物を見ると、西洋の文物が朝鮮半島までではなく、日本まで伝わっていたことが良くわかります。
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