ペルニック



紹介 

 ここに太守がいてセルビア側の領主と抗争をしていたとのことである。この話からすると第2王国時代の遺跡である様に思 えるが、遺跡はクラクラ・ペルニシュコと呼ばれていて、
これはサムイルの王国の時最後までビザンツに抵抗したクラクラ将軍の呼び名である。ペルニシュコという人物の騎馬像が町の文 化センターの前にあるので、その彫像がクラクラ・ペルニシュコその人だろうと思われるが、すっかりそう思いこんでいてペル ニックには何度も行ったのに一度も確認しなかったのが悔やまれる。規模は大きくはなく、山の標高は50m程度。写真右下は遺 跡からペルニックの町を見下ろしたところである。遺跡の規模は50m四方というところ。
 写真左下は城の入り口らしきところ。
 写真右は明らかに教会跡だと思われる。
 
旅行情報

ブ ルガリアの地図はここを参照してください。
ソフィアから西に電車で45分、バスでも同様。本数は頻繁にあり通勤圏である。
ペルニックの遺跡は駅の北口を出て線路に沿って西へ向かうと小高い山に到達する。歩いて行ける。入場料なし。牛が遺跡内で放 牧されていたりしてのどかなものである。その上にある。因みにこの山のふもとにはローマ時代のヴィラかなにかの遺構があるら しい。