ゼーメン修道院
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第2王国時代の壁画が残る。写真は修道院の中にある教会である。非常に小さい。修道院自体辺鄙な場所にあり、更に駅か
ら2キロほど山の中に入るというロケーション。ひっそりとした山の小さな修道院というと童話みたいだが、ピクニック気分でこ
れるところである。
壁面は一面天井含めフレスコ画であふれている。内容は聖人の肖像画とキリストの伝記を題材としている。 低いところにある画の人物の眼の部分はトルコ人によって削られてしまっていて眼球のない目が不気味である。 ここの壁画はソフィアのボヤナ教会と異なり、オリジナルを見る事が出来る。 |
写真1は修道院に向かう途中でゼーメン村を撮影した。写真左端から2センチくらいのところに駅がある。
東へ向かって撮影した。 写真2が修道院の中の教会。 写真3はゼーメンからキュステンディールへ向かうれっしょから見た景観。ブルガリアではあちこちでこのような 侵食された岩の景観を見ることが出来る。 ゼーメンはペルニックの領主とセルビアの領主が争奪戦を繰り広げ、それがゼーメンという語源になったとのこと。ブルガリア 語で(「フゼーマム」は「取る」の意味があり、これがなまって「ゼーメ」−>「ゼーメン」となったとか。 つまり「取り合いの場所」というほどの意味なのだろう。 |
ブ
ルガリアの地図はここを参照してください。
ペルニックとキュステンディールの中間にある。ペルニックか30分か1時間ほど。ソフィアからキュエステンディール行きの鉄 道に乗って1時間半ほどだと思われる。本数はあまり多くは無い。 私が訪問した時は16時にキュステンディール行き最終がでてしまい、こんなホテルもなさそうな村でこまったが、なんと駅の 北側のバーの2階が一応民宿でしかも格安(1ドル程度)だった。 |
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ピラトの審判 |