第八話 正統カリフ時代初期のイスラーム軍司令官ハリード・イブン・ アル・ワリード(592-642年:ヤルムーク川の戦いでビザンツ軍を破りエルサレムとシリアを征服した)が駐屯している要塞。ヤマーマと字幕が出てい る。現カタールの南方ヤマーマ地方からホルムズに攻め入るようである。 ![]() ワリード軍の武将会議。会議にクアッカーは参加しておらず、彼は次の場面でカリフの部屋での重臣会議に出席している。 ![]() が、結局クアッカーはワリード軍に派遣される。 サーサーン朝のホルムズ(オマーン)総督司令部。 ![]() サーサーン朝のホルムズ総督。Khalid Hormuz Faihat という名前らしい。カリフからの、従属せよとの手紙を読むところ。 ![]() ホルムズ討伐に出陣したワリードの本営。 ![]() ホルムズの町の図面を描いて作戦会議。 ![]() ホルムズのサーサーン朝ペルシア軍。 ![]() 終に両軍対陣。 ![]() しかし長躯の遠征でイスラーム軍は疲労の極みにあり、暑さで倒れる兵士が続出する。一方のペルシア軍は、これみよがしに抱負な水 で顔を洗ったり飲んだりと、イスラーム軍の意気を挫く行いをする。 しかし、そこに天の配剤のごとく、雷鳴が轟き雨が降り始めるのだった。アッラーの恵みだ!!と口々に叫ぶワリード軍。水筒を投 げつけて悔しがるホルムズ総督。総督は化粧している模様。 ![]() 水筒がペルシア兵の足元にころがる。兵士の足は鎖でつながっている。このように鎖で繋いで、兵士の逃亡を防いでいたらしい。細部 に凝っている嬉しい映像。 ![]() 雨を手のひらに受け止め笑顔のクアッカー。 ![]() 一騎打ちを申し出るホルムズ総督。 ![]() イスラーム軍ワリードとホルムズ総督の一騎打ち。当然のように卑怯くさいペルシア人だが、意外に健闘。 ![]() ホルムズ総督がワリードにやられそうになったところで、ペルシア兵10名程がワリードとホルムズ総督を囲む卑怯な戦法にでるが、 そこにクアッーカが救助に 駆けつけ、たちどころにペルシア兵を殺戮し、ワリードはホルムズ総督を殺す。クアッカーの獅子奮迅の活躍ぶりは、この回一番の見 所。 ![]() 足の鎖を断ち切って逃げ出すペルシア兵達。確かパルティア時代からサーサーン朝時代にかけて、戦車はペルシアになかった筈なの だけど、数騎の戦車が登場していた。下記は戦車が転進し、総崩れとなったペルシア軍が退却するところ。 ![]() ウマーン(ホルムズ)征服の報がメッカにもたらされたところ。馬が町を駆け抜けてゆく。 ![]() 戦勝報告を読む初代カリフ・アブー・バクル。 ![]() メッカ市街の様子。 ![]() 段々豪華になってゆくワリードの作戦会議室。 ![]() ワリード(右)の椅子も他の武将と違ったものになっている。 ![]() ホルムズのサーサーン朝の登場ということで、見所も多く、予想以上の画面ショット数となってしまいました。以下はメッカの広場 の染物工房の様子。 ![]() |