22/9/2001 created
08/Jan/2022 last updated

リンク集


タイトル
j時代
内容

WikiSourceにある原文(中国語)

 

史 記漢 書後 漢書三 国志晋 書宋 書南 斉書梁 書陳 書 中央研究院の漢籍電子 文献よ りも読みやすい!

人文南陽 中国の南陽市のサイト。南陽というと、後漢建国者劉秀や張衡の出身地、大量の画像石の出土地くらいしか知りませんでした が、本サイトを見て、楚の初期の都や楚の長城遺跡や非常に多くの漢代遺跡があり、鋳鉄や水利事業でも有名であること、民間の 生活についても多くのことが描かれていることに驚きました。祭祀風俗、飲食風俗、葬制葬俗、狩の風俗、民衆士俗、音楽、舞 踊、書法、雕塑芸術、漢画、建築、シポーツ、雑技、官僚集団の教育政策、歴代郡守の教育政策、私学教育に到るまで、膨大な量 の情報が掲載されています。南陽という一地方だけで、これだけの情報量があることに、漢代の社会の発展ぶりを垣間見ることが できます。誰か翻訳して出版してくれないかしら。
漢籍完訳プロジェクトIMAGE

翻訳サイトリンク集
漢籍電子文献

原典をWebで読めます。原典買う必要なし!すごい!

ほ ぼ訳!後漢書

後漢

翻訳サイトです。基本的に三国志関連の、後漢末期の項が対象で すが、後漢書の百官志や郡国志の全訳があります。

後 漢三国家頁 後漢、三国 三国志登場人物の先祖についての「後漢書」列伝翻訳、外戚系図、周辺民族王家系図があります(一部有料)。
建武二十八宿伝 ひろたかなんさんの光武帝及び建国期の28将についてのページ。まだ作成 中とのことで すが、非常に読みやすい構成でまとめられていて今後も楽しみです。
真・ 漢楚軍談

む じん書院
後漢・三国
三国志はじめとする文献の翻訳をされています。華陽国志や 水経注などの 翻訳もあり、三国志事典も作成されています。
小芙蓉城 中国史一般 日本の中国小説の一覧表があり、便利です。
古装劇場
中国史一般
中国の時代劇である古装劇を扱ったサイト。一覧表や解説が あり、非常に 便利。
資料 恋姫時代の後漢 後漢
日常生活の様々な情報(後漢時代の時刻とか)が網羅されています。

○地図
  
    中 国の 地図
    韓 国の 地図

一般書・研究書など


タイトル
著者
出版社
内容
中国の歴史 秦漢帝国 西嶋定生 講談社 秦-後漢初期の通史概説書
後漢時代の政治と社会 東晋次 名古屋大学出版 後漢時代の社会と政治研究。
中国の城郭都市
中央公論新書 中国史の都市に関する考察。ローマと比べ中国に遺構がないかというと 結構残っていることがわかる。
中国古代の聚落と地方行政
池田雄一
汲古書院 漢代の地方行政や地方都市の遺跡や壁画に描かれた地方都市の分析という漢代の地方都市の景観 を知るには非常に貴重な書籍。
中 国墓室壁画全集1:汉魏晋南北朝(繁体竖排版)
《中国墓室壁画全集》編委員
河北教育出版社 2011年5月刊。漢代から南北朝時代にかけての墓室壁画写真集。日本ではあまり知られてい ない漢代から南北朝にかけての壁画が多数収録されています。
漢 代墓室壁画研究 黄佩賢著 文物出版社 漢代の壁画の一覧表や解説。2008年8月刊。
漢代物質文化資料図説
孫机
上海古籍出版社 漢代の建築・日常生活文物の総合イラスト集。非常に有用(詳細はこちら)。
中国古代建筑史(第1 卷):原始社会、夏、商、周、秦、汉建筑
中国建築工業出版社
1巻(漢代以前)、2巻(三国-五代)、3巻(宋・遼・西夏)、4巻(元・明)、5巻 (清)。一冊700頁を越す中国建築史の決定版。図版とイラストばかりで写真がないため、廉価(110-140元程度)。
秦漢城邑考古学研究

中国社会科学出版社 2013年、秦漢代都城遺跡便覧として非常に便利。
中国都市研究の史料と方法

大阪市立大学
中国都市史史料便覧。漢代伝世文献史料と出土史料の便覧がある(PDF

中國古代の財政と 國家

渡辺 信一郎

汲古書院

漢代から唐代末に至る国家財政について。非常に詳細。

漢代国家統治の構 造と展開

小嶋 茂稔

汲古書院

漢代中央・地方行政。後漢時代の記載の方が前漢よりも多い。

新中国の考古学 中国社会科学院考古学研究所編
関野雄監訳
平凡社 先史時代から明清に至る考古学の研究大全。特に先史時代から秦漢まで詳細で殆どの遺跡や遺物出土地について言及されてい るようであ る。
秦漢財政収入の研究 山田勝芳 汲古書院 秦漢時代の税収の研究。1993年。
古代中国の貨幣
柿沼陽平
吉川弘文館
戦国・秦漢を貨幣中心に見た経済史。市場な農村の様子の再現が珍しい。2015年。
貨幣の中国古代史 山田勝芳 朝日新聞社 古代-唐代までの貨幣史。2000年。
中国古代書籍史
法政大学出版局 古代中国の書物(竹、帛、紙など)の歴史。
中国書物物語 劉国鈞・鄭如斯 創林社 古代中国の書物(竹、帛、紙など)及び印刷術の通史
中国出版文化史 井上進 名古屋大学出版 中国の書籍と出版の研究。上記2冊より掘り下げて考察し読み物としても面白い。漢晋代の扱いも多い。
長 江流域と巴蜀、楚の地域文化

長 江流域文化研究所 (編集) 古代巴蜀・楚に焦点をあてた研究書です。こうかくと三星堆 遺跡を中心と した書籍と思われるかもしれませんが、そうではなく、極めて正統的に、巴・蜀・楚について個々に章を割いて扱った論述集。
シルクロードの謎
光文社文庫 洛陽陥落を記述したソグド人の手紙や高昌史、プトレマイオス地理書に記載された敦煌などレア情報沢山
世界美術大全集 東洋編2 秦漢
新潮社・1998年 秦漢時代の文物。当時の風物を描いた壁画が多数掲載されている。
中国古代文明の原像 上下
文物出版社 1998年。
大黄河文明展
日本経済新聞社 1998年開催の展示会のガイド。展示会ガイドとは思えない、美術書に近い。
よみがえる漢王朝
読売新聞社 1999年開催の展示会のガイド。これも上同様展示会ガイドとは思えない、美術書に近い。
絵で見る中国の歴史〈第2巻〉秦の統一から漢の時代 
原書房 巻末に当時の日常生活の文物について図版入りで解説されている。この部分モノクロで写真映りも悪いのが残念。この部分だ け取り出して きれいな写真にすれば 本として成り立つと思うよい出来。
中国古代の生活史 林巳奈夫 吉川弘文館 「中国古代」とのタイトルだけど中身は秦漢が対象。いいですね!気があいそう。遺物から見る当時の生活。
古代中国の24時間
柿沼陽平
中央公論新社
VS『古代ローマの24時間』形式で秦漢代中心に日常生活を再構成。851か所の出典註は非 常に有用
ある地方官吏の生涯――木簡が語る中国古代人の日常生活
宮宅潔
臨川書店  地 方官吏の墓から出土した簡牘史料中心に、そこに記載された墓主の生涯の節目に因む社会制度や社会の様相出 土簡牘文書を駆使して秦代末期から漢代初期の地方の日常社会を描く。
漢 代地方官吏の日常生活 髙 村武幸 岩波書店
岩 波講座世界歴史第5巻『中華世界の盛衰~4世紀』所収。漢代地方役人に焦点を絞ったところがポイント
石に刻まれた世界 林巳奈夫 東方書店 後漢時代に盛んに墓に納められた画像石に描かれた古代の生活について解説しています。
魏晋南北朝壁画墓の世界―絵に描かれた群雄割拠と民族移動の時代
蘇 哲
白帝社 主に山西、河北、山東、河南省周辺の当該時代の墳墓壁画の 紹介書です。 図や写真も比較的あり、価格も比較的お手軽かと思います
古 代江南の考古学―倭の五王時代の江南世界 羅 宗真 白帝社 都城遺跡、青瓷器(青釉陶器)、陵墓と石刻、墓碑、墓誌と地券、金銀来器・瑠璃・玻璃・銅銭、仏教寺院遺跡など詳細な解 説があります。
中 国歴史地図集
地図出版社 中国で制作された各時代毎の詳細地図。
中国科学技術史 上 下 杜石然川原秀城 東京大学出版会 1997年
古代中国の科学
薮内清
講談社文庫
1964年。内容は若干古い。2004年に文庫で再販され た。
中国 考古と歴史の旅 村山孚 中公文庫 1985年。珍しい中国遺跡紀行本。洛陽城壁跡、司馬遷墓訪問など数少ない古代遺跡訪問情報があり貴
中国古代文明
鶴間 和幸  黄 暁芬
山川出版社
更に全編カラーで新石器、夏殷周、春秋、戦国、秦漢、五 胡、南北朝、唐 代ごとに遺跡地図があり、それぞれの記事毎に地図の場所も記載されていて、非常に行き届いた感じがあります。
中 国の歴史散歩
山口 修著 山川出版社
1~4巻。中国各地の遺跡・史跡を紹介しています。現時点 の中国旅行に 必携のハンドブックです。
中国歴史小説研究
小松 謙
汲古書院 明代に成立した中国歴代を扱った歴史小説研究。中国史の娯 楽性のルーツ は元代講談に発し、明代歴史小説の成立で確立されたこと、歴史小説刊行の事情がよくわかる。
中国都市の時空世界
アジア遊学Vol78
勉誠出版
漢長安、三国健康、魏平城、唐長安、宋開封、南宋臨安、明 南京の最新研 究。他書籍に無い情報豊富。

中 国人口通史4東漢

袁延勝 人民出版社

年代毎の人口、現代の省毎の後漢時代の人口、平均寿命、身長、 姓の地域分布、周辺民族の人口研究

周秦漢晋方言研究史 華学誠 復旦大学

戦国末「爾雅」、漢代揚雄の「方言」、後漢鄭玄や晋代郭璞など の研究を分析・解説する古代方言研究書

中 国の諸言語-歴史と現況

S.R.ラムゼイ

大修館書店

古代からの漢語言語史や56の現中国の公式民族言語の歴史と特徴の解説。稀有な書籍。

中 国語の歴史

大島正ニ

大修館書店

中国語史の史料と、言語史含めた言語研究の解説。古代中世の発 音や方言の復元方法などを解説。

ガ ラスが語る古代東アジア (ものが語る歴史シリーズ)  小寺 智津子著 同成社 戦国時代から南北朝にかけての中国・日本・朝鮮・ベトナムのガラスについて考古学・文献史料 から詳説。
漢代の飲食
林巳奈夫 東方學報 出土した飲食物遺物を分析・検討した論説(PDF はこちら
中華料理の文化史
張 競
ちくま文庫
漢代の料理に一章が当てられています。

千 年帝都洛陽

塩沢裕仁

雄山閣

西周から戦国・漢魏・隋唐時代の洛陽とその周辺都市や環境につ いて遺跡を中心に考察している