ニコポリス・アド・ネストス
介 |
当時の名称ニコポリス。モエシアにあるイストロス川のニコポリスと
区別して、ネストス川のニコポリスと呼んだ。
場所はブルガリア西南部、ギリシャとの国境近くにある。サンダンスキ、メルニックよりも国境沿いに東に30Km程行ったと ころにあるゴツェ・デルチェフの町から4キロほどの村(ガルメン村)にある。村迄はバスがある。遺跡は村の中にある。 もとは都市だった筈だが残るのは2,3の建築物(写真1、2)の土台と城壁の一部のみ(写真3)。 写真1、2では遠く黄緑のフィールドがあるが、このあたりが町があった部分らしく、広場を囲って城壁の遺構がところどころ 残っている。 |
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跡 見 取 り 図 |
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行 情 報 |
ブ
ルガリアの地図はここを参照してください。
ゴツェ・デルチェフはロケーション的にはブルガリア南西部、サンダンスキ、メルニックの東30キロほどのところにあるので、 サンダンスキやメルニック圏かと思えるが、実際に生活圏はメスタ川沿いに北上し、バンスコと繋がっている様である。実際サン ダンスキからゴツェデルチェフ行きのバスは東へ直線的に行くのではなく、北上し、ブラゴエフグラッドまで北上してから東に向 かい、バンスコに達したところで川沿いに南下する。古代の街道もエーゲ海沿いのイグナチウス街道の町トピル・アベラから北上 し、ニコポリスへいたり、その後セルディカ方面(現ソフィア)ではなく、フィリッポポリス(プロブディフ)へ抜けているので ある。 サンダンスキからゴーツェ・デルチェフまで3時間。ソフィアからブラゴエフグラッドまで2時間弱、ここでバスを乗り 換えてバンスコまで1時間、更にバンスコから1時間半でデルチェフ。 |
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