ニコポリス アド イストルム
介 |
当時の名称は「イストロス川沿いのニコポリス」である。この場合のイストロスとはドナウ川のこと。わざわざイストルム
と形容しているのは、ニコポリスという町がトラキアにもうひとつあるからである(ニコポリス アド ネストス)。 紀元102年頃(だったと思う)ト
ラヤヌスによって建設された。トラヤヌスの第一回ダキア遠征時、当初、現在のトランシルヴァニアに攻め込んだトラヤヌス軍に
対して、ダキア軍は、ドナウ川下降のドブルジャ地方の補助部隊を急襲した。急遽、トラヤヌス軍は、セクサジンタ・プリスタ
(現ルセ)からドナウ南岸に上陸し、現タルノボ近郊でダキア軍を撃破した後、本ニコポリスは要塞としてつくられた。
近隣の史跡・遺跡 ・ベリコ・タルノボ ブルガリア第2王国の首都 |
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跡 見 取 り 図 |
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行 情 報 |
ブ
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ソフィアからルセ行きにのり約4時間、ゴルナ・オリャホビッツァで下車。バスもあるが乗り換えねばならず、結構大変なのでタ クシーがおすすめ。そう遠くはない。 駅から約9キロ地点の丘陵地帯のただ中に遺跡はある。帰りは最寄の村からバスがあるが、村まで約2キロ。村からゴルナへの直 通バスがないかもしれない。その場合は運転手にお願いして乗り換えバス停でおろしてもらう。 |
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