ウマイヤ朝歴史ドラマ「クライシュの鷹」(5)第21話から24話。756年から年まで763年 頃まで


  2002年モロッコ・シリア共同制作ドラマ。今回は第21話から24話(756年から763 年頃まで)の紹介です。ご興味のある方は「More」をクリックしてください。



第二十一話 

  セビーリャ東方のトチナ。終結した軍勢の中、ラフマンは、シェイフ(尊師。名前不明)からマンスール(勝利者)と称えられる。対 立するアッバース朝のマン スールと同じ称号である。ウスマーンからターバンを贈られる。それをアブドッラーが槍の先に結びつけ、即席の軍旗が作られるの だった。

  この時、バドルがシェイフに何事かささやき、シェイフがラフマンを称える演説をする。この場面は、一瞬白けた雰囲気になる。これ は故意の演出だと思われ る。なぜか。恐らく主導権争いが背景にあるものと思われる。ラフマンとウマイヤ家を象徴に留めたい現地勢力側と、ここでラフマン の権威を確立したいラフマ ン側との。

 タル・アル・ワーディ・アルカビール(グアダルキビル川)遡上するラフマン軍。川を挟んでスマイル・ユースフ軍と対陣する。 あの中央にいる男がスマイルだとラフマンに教えるバドル。スマイルは川岸まで出てきて、ラフマンに呼びかける。この時は対陣だけ で終わる。深夜、ラフマン 軍はコルドバに向けて進軍するが、スマイル軍もコルドバへ向けて移動していた。グアダルキビル川の川幅が狭まっているところで両 軍は偶然対岸の敵軍を見つ け、スマイルは、ラフマンに向けて挑戦的な事を叫ぶ。「コルドバで対決だ」とでも言ったようである。ラフマンも「コルドバへ急ぐ ぞ」というような事をい う。

 138年(756年) ـلصـارة(アル・サラー?)地区の الـفـحـري (アル・ブハリー?)の陣営。左がスマ イル軍、右がラフマン軍。

  川を挟んで両軍対陣。この時セビリア代官はバドルに、「こんなことについてはどうなんだ」とラフマンに質問させにゆき、ラフマン が全軍に向けて返答した内 容に、明らかに失望した様子で剣を鞘に収め馬を下りる場面がある。後々の展開で明確になるが、恩賞について尋ね、現地勢力はラフ マンの声明に落胆した模 様。

 バドルが使者として対岸に渡る。このあたり(コルドバ近郊)のグアダルキビル川は馬でそのまま渡れるようだ。バドルに返答した 後、 全軍に演説するユースフ。スマイルは「ちょっちょっちょっちょっと」という感じで止めに入るが、「アミール(総督)は俺だ」とい う感じで取り合わずにユー スフは帷幕に入ってしまう。多分これも、傀儡総督ユースフが、恩賞を勝手に兵士に告げてしまったので、スマイルが慌てて止めよう としたものと推測される。
 スマイル。トレードマークの咥え煙草(?)がいい感じです(当時煙草はまだ無かった筈なので、単に草かなにかを噛んでいるのだ と思います)。

 翌朝早朝、川をわたってバドル軍がユースフ軍に攻め入る。ラッパを吹いて全軍を起こす木造の監視塔の監視兵。全軍衝突。

 バドル、スマイル、ユースフ、ユースフの馬鹿息子、ラフマン、セビーリャ代官等皆白兵戦に参加。柔道技多数炸裂。ラフマン軍の 勝利に終わり、ユースフは逃亡。コルドバに入城するラフマン。城門や広場で民衆は歓呼で迎えるのだった。

 それを郊外の丘から見守っているユースフとスマイル。

  ユースフの妻娘、侍女達は宮殿毎ラフマン軍の手に落ちるのだった。セビーリャ代官が早速宮殿を襲撃するが、バドルに話を聞いたラ フマンが駆けつけ、激怒し セビリャ代官と口論になる(対陣時に、バドルを通じてなにやら質問し、その回答に不満を持っていたようだから、恩賞欲しさに宮殿 を略奪したのだろう)。そ の様子をユースフ妻娘と侍女達は聞いていて、問題侍女は略奪を制限するラフマンを見て微笑むのだった。話が違う、と納得しないセ ビーリャ太守。その後、ラ フマンがユースフ妻娘と侍女二人組の四人に会いに行き、退去を命じるが、ユースフの妻は問題侍女をラフマンの侍女として残してゆ くのだった。アンダルス総 督(アミール)の椅子に座るラフマン。腰掛けた時にバドルが入って来る。「すわり心地はどうですか?」とでも声をかけてきたのだ ろう。バドルは足を踏み鳴 らして踊りだし、そして堅く抱き合う二人なのだった。この友情がいつまで続くのでしょうか。嬉しさいっぱいの二人。まるで甲子園 で優勝した投手と捕手のよ う。



第二十二話

 侍女ハキームが一人で宮殿に椅子に座っていると先輩侍女オレインが入ってくる。オレインは、ユースフ妻子のコルドバ退去ととも にコルドバを去ったが、オレインはその後コルドバに戻ることになったようだ。再会を喜ぶ二人。

  139年(757年)、ユースフとスマイルは軍を率いてエルビーラ、続いてコルドバを襲わせる。コルドバ城壁外での戦闘となる。 易々と宮殿に侵入成功。問 題侍女ハーキムは奥様な感じで先輩侍女オレインと会話している。そこにユースフ馬鹿息子が飛び込んでくるが、問題侍女をさらうで もなく、なにやら言いたい 事を言って引き上げる。次の場面は、馬鹿息子が母親と妹のところに戻っているので、一時的な襲撃だったと思われるが、ラフマン達 はどこに行っているのだろ う。ここで初めてナレーションが入る。それによるとラフマンはポルトガル方面に遠征していたらしい。ラフマン軍がコルドバに戻っ てくると宮廷はもぬけの 殻。ところが、問題侍女だけは残っていたのだった。ラフマン不在にコルドバで発生した事態をラフマンに説明する侍女。ここで侍女 はラフマンの胸に顔を埋め るのだった(まあ、前回ラフマンがコルドバに入城し、侍女とラフマンが出会った頃からなんとなくロマンスが芽生えた風な感じが あったが。。。この頃は既に 問題侍女ではなく、しとやか侍女となっている。以下、この侍女は問題侍女改めラフマン妻 or ハーキムと記載する)

 ラフマンは、ユー スフとスマイル一派が居留するエルビーラ(コルドバ南東100kmの町)に遠征する。ユースフとスマイルは議論の結果、ラフマン に投降することに決め、和 睦交渉がエルビーラ近郊のラフマンの軍営で行われる。コルドバに戻ったラフマンの剣を受け取るハーキムはすっかり奥さんな感じ。

 ユース フ、スマイルはラフマンの家臣として、ラフマンの宮廷で御前会議に出席している。何事か論議の後、ラフマンの裁決をうけ、二人は とりあえず部屋を出るが、 どうなんだろう。不満を持っているのかどうか。部屋を出た二人の会話具合を見るに、スマイルよりユースフの方が不満そう。それを 二階から見下ろしていた ハーキムは身重な体になっているのだった。 ユースフ、妻・娘と食事の席でも不満そう。まあ、スマイルの傀儡とはいえ、アンダル ス総督だったのだから、そ の地位をラフマンに奪われて大した代替も得られないのであれば当然だろうけど。

 ラフマンが逃亡中世話になったケビリーのナザフ族の族長夫妻(第十七話)をコルドバに招く。宮廷を案内するラフマン。バドルは ワズィール(代理人・宰相の意)と紹介される。

 ラフマンに子供誕生。ヒシャームと命名。

 ユースフ、御前会議でラフマンに不満表明(バドルは御前会議の部屋の外にいて少し面白くなさそう)。退出したユースフは、遂に 逃亡する腹を固めたようである。

 ラブマンとバドル、郊外へ馬で出かける。赤(バドル)と緑(ラフマン)の馬の装束が見所。

  ラフマンは逃亡生活中に世話になった人を次々とコルドバへ招く。カイロワン時代に世話になった人物(第十六話)も招く。歓迎の席 に同席させられなかったバ ドルは寂しそう。そこで(というわけでは無いのかも知れないが)、第十五話で登場したバドルのガールフレンドのラビーアに使者を 出すバドル。使者はワ ズィール・バドルの使者だと名乗る。現チュニジア東部かリビア西部辺りからはるばるやってきたラビーアは、バドルに宮殿を案内さ れる。多数の家人・侍女の 歓迎に嬉しいというより緊張しているラビーア。



第二十三話

  ユースフ、息子とスマイルに不満ぶちまけ中。スマイルはあまり不満が無い感じで聞き役。話し合いは物別れに終わり、ユースフはコ ルドバを出て逃亡する。ス マイルがラフマンの宮廷でラフマンと会話。どうやら、ユースフの不満を忠告した感じだがこじれてしまい、スマイルは逮捕されてし まう。ラフマンは激怒し、 ユースフ逮捕の使者を出す。まずユースフ息子が逮捕され、投獄され、スマイルの向かいの牢屋に入れられるのだった。そして軍隊が 派遣され、ユースフと決戦 となるのだった。討伐軍を率いるのは、カイロワーンから来たと思われる人(ムーサーという名らしい)。この戦闘はあっさり扱われ るかと思ったら、結構ちゃ んとしていた。様々なアクションが登場した。水平回し蹴り。飛び蹴り、相手がしゃがんでよけたら、背後に両手をつき、宙返りし て、そのまま一本背負いに持 ち込み、その後念入りに相手の頭を地面にぶつけて殺す。両足蹴り、ばく転、巴投げ、肩車、ヒップホップの頭でくるくる回る技 (?)、一本背負いなど、バラ エティに飛んだ演出。屍累々の戦場跡でユースフの遺体を捜すムーサー。だがユースフは単身逃亡していた。が、逃亡の道中休憩して いる時に、近くの男二人 (職業不明。農民か牧畜民、或いは遊侠の徒か)にユースフだと気づかれ、首をとられてしまう。二人はラフマンのところに首を持ち 込む。賞金がもらえると 思った男たちは激怒したラフマンに処罰されてしまう。

 夫の死を知ったユースフ妻は、ラフマン妻ハーキムのところに嘆願にゆく。この時、 ラフマン子のヒシャームは既に生後半年くらいに見える。ユースフの息子が牢屋から出される。楽隊が太鼓を叩いている。そして斬首 されるのだった。少しイキ ナリな展開。この打ち首道具はあまりみないタイプ。

  続いてスマイルは獄中で食事を届けにきた兵士に絞殺されて果てる。一人の兵士が首を絞めつつ、もう一人が水を飲ませる。この時点 では意味が不明だったが、 毒殺を装おうとしたようである。獄中でも最後まで咥え煙草(?)をしゃぶっていたスマイルの最期だった。一方、スマイルの甥(も しかしたら息子かも知れな い)は牢獄に入ってはいなかったが、スマイルの死の知らせをラフマンから受け、獄中で死去しているスマイルを見舞う。そして転 がっている水差しとコップを 見て、そのまま毒殺されたと納得してしまうのだった。

 ラフマンとバドルは狩に出て、二人同時に鳥を射るが、バドルは外して悔しそう。た だし、鳥が落ちる場面が無かったから、ラフマンも外したのかも知れない。しかしこの場面は重要だと思う。二人の出会いは、同じ獲 物を偶然両者が同時に的中 させたことだったので(第八話)、この場面は、バドルがわざと外したのかも知れないが、この後の二人の運命のずれを意味している のかも知れない。そしてコ ルドバ市民に歓呼で迎えられるラフマンの右目は、いつの間にか半分まぶたが閉じている。逃亡生活中にかかった眼病が再発したのか も知れない。 シリアのル サーファ(パルミラ北東)の地にあった祖父ヒシャームの宮殿の事を妃に話すラフマン(このシリアのルサーファ宮殿はQasr al-Hayr al-Sharqiと呼ばれる遺跡が残っている)。

 ラフマンは、コルドバ北東3km程のところに離宮を作り、そこをルサーファ宮と名づけ、そこにルサーファから種を持ってきて植 えたナツメヤシの木を植えた。下画像左はルサーファ離宮の中庭。右は宮殿を案内するラフマン(右端)。その左はヒシャーム、その 左は現王妃。

 続いてラフマンは、ルサーファ宮殿の近くに植えた、シリアのルサーファから持ってきたナツメヤシの木に妻を案内し、ルサーファ の詩を読むのだった。

 われに似て、そなたも故旧と離れ、異郷の土に生き、ふるさとを遠く離りてあるか(河出書房新社:前嶋信次
著「イスラム世界」p278より)

  140年(757/8年)。ザバルにいるマンスールとテロップが出る(史実では当時ハーシミーヤ宮殿にいたとされる)。バグダッ ト建設を建議中。マンスー ル(アブー・ジャアファル)は、家臣とアンダルスのムアーウィアの息子(ラフマンのこと)やスマイルなど、アンダルス情勢ついて 情報収集している。それに しても相変わらず暗いショッカー宮殿。

  終に(未だに)逃亡生活中のラフマンの正妃と息子のところに迎えの使者が派遣される(ラフマンはシリアにいる頃結婚していて子供 もあったのである。妻子は 途ラフマンと途中まで一緒逃亡していた(第十一話)。潜伏場所はシリアかエジプト辺りだと思われる)。以下左がラフマンの次男ス レイマン、正妻、家人。

 そして正妃の息子スレイマン(ラフマンの次男)と奴隷の側室の息子アブドッラー(長男)及びシリア時代の家人のみアンダルスに 迎えられることになる。正妃は行かないの?と思ったが・・・何故だろう。

  コルドバに来たスレイマンと無言で抱き合うラフマン。その様子を三階のバルコニーから見下ろす現妻は穏やかでない様子で部屋に 引っ込んでしまう。ラフマン は、スレイマーンと一緒に来たアブドゥッラーに感慨深げに「アブドゥッラーか?」と問うのだった。以下左から、スレイマン一行の 侍人(父親の方)、次男ス レイマン(正妻の息子)、スレイマンの侍人(息子の方)、長男アブドッラー(側室の息子)。



第二十四話

  ラフマンは、スレイマンにヒシャームを紹介する。その後、二人を連れて足も軽く宮廷の階段を上がり王妃に紹介にゆくラフマン。王 妃は落ち着かない感じで部 屋に控えている。調度品がだいぶ良くなった。政権の安定と繁栄、ハーキムの側室としての地位の安定を示しているのかも知れない)
 

  ぎこちなくスレイマンに挨拶する王妃。その後王妃は自室で思わず侍女(元先輩侍女オレイン(この人の名前はライラかも知れない。 オレインと聞こえたり、ラ イラと聞こえたり。オレイラ or レイラかも知れない))に思わず当たり散らしてしまう。直ぐに謝るが王妃の苛立ちがわかる。謝るも侍女は泣いて部屋を出て行ってしまう。王妃の部屋の内装 では、巨大な姿見が目立った(いかにも現代製過ぎて、もう少し時代劇っぽいものを用意できなかったのだろうか。高級ホテルの調度 品に見える)。王妃はヒ シャームを教育しようと教師の元に連れて行くが、ヒシャームは逃げ出してしまうのだった。

 コルドバの宮殿の様子がわかる映像が差し挟まれる。中庭を囲む長廊。コーランと思わしき書籍を中庭で読誦する学識者。

  146年2月(763年)。バハ(イベリア半島のどこか。場所比定できず)のアラー・イブン・ムギースが反乱を起こす。ムギース は宮殿で近隣の諸侯に反乱 を説き、箱からアッバース黒旗を出す。「ジャアファル・アビー・マンスール。ヤー・ムハンマド・ヤー・マンスール」の掛け声の 下、カマット・ラークの城に 黒旗が翻り、ムギースも配下の兵士も全員黒いアッバース・コスチュームとなる。

  反乱に激怒するラフマン。このあたりから、後年激しくなるラフマンの癇癖性が現れ始める。バドルが鎮圧を命じられ、サフー・ワ・ ジット城を包囲し、降伏す るよう演説するバドル。カルマスト(現カルモナ)の城。白旗が翻る。この城にはラフマンが来ていた。カルマスト城のラフマン軍は 反乱軍から包囲される (2ヶ月間)が、反乱軍側では、逃亡兵が多数でて城から見下ろしているラフマンにも一目瞭然な状況。右は反乱軍の首謀者アラー・ イブン・ムギース。

 城の屋上で鞘を焚き火にくべ(剣を鞘に戻さない=決死の誓い)、全軍突撃するラフマン軍。

 黒軍との戦いでラフマンも出場。相手が黒色のコスチュームだからか、弟のヒシャームの最期が頭によぎるラフマン。戦いの最中ヒ シャームと葦の原を逃げ回った記憶、目の前で死んだ家来などがフラッシュバックする。血しぶきを上げて戦うラフマン。

  今回の戦闘も多彩な技が出た。飛んで両手に二人の敵の頭を抱える(プロレス技?)、手をひねり上げる柔術、立ち蹴りのライダー キック。ムギースの首をラフ マン自身で落とすのだった。珍しく捕虜の場面も出てくる。バドルが取り成しても聞かない感じのラフマンだったから、全員処刑!と でも叫んだのかも知れな い。アッバース家関連は、それ程憎いということなのだろう。下左はムギースの首をとったラフマン。右は捕虜を前にしたラフマン (右側の黒い部分が、縛られ た捕虜達)。

 マンスールの元にムギースの首が届く。首を掲げるマンスール。

 コルドバに凱旋するラフマン軍。

  奥さんを前になにやら愚痴をこぼす感じのバドル。軍楽と首を切る仕草をする。恐らく戦争に継ぐ戦争、処刑に次ぐ処刑というラフマ ンの支配への批判なのだろ う。奥さんは「わかってあげなさい」という風情で宥めるのだった。そういえばバドルは踊らなくなった。持ち前の明るさも目立たな くなり、険しい表情が多く なった。

  ラフマンの息子達、スレイマーンとアブドッラーが庭で会話している。ラフマンの苛烈な統治に疑問を持ったのかも知れないが、アブ ドッラーはアッバース家の アブル・アッバースがウマイヤ家をどのように粛清したかという話を出し、奴ら(アッバース家)に容赦するとやられるだけだ、とい うように冷たく言い放ちス レイマン残して去るのだった。

 どっかの宮殿。新しい揉め事だろうか。今度は何の事件だろう。人物も初めて見る人々。装束からすると、イ ベリア半島のアラブ勢力。カルモーナ、ヤマニーとか言葉が出ているが、ラフマン支配に不満を持つ現地勢力の描写の模様。ラフマン がイベリア半島上陸当時に 協力したセビリアの代官も久々に登場。

 続く場面ではキリスト教王登場。北部アンダルスのカンジャス(كـانجاـس)ージャイキー(جايقـية)とテロップが 出ているように見えるが、誰だか不明(次回で実在のアストゥリアス王フルエラ1世だと判明)。



 アミール・ムウミニーン(カリフの別称)やアラビーヤなどと言葉が出てくる。アラブ軍について家臣達と会話している模様。続い てキリスト教軍が、イスラーム側の領土にある村の建築物を攻撃しているところでこの回は終わる。

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