アスペンドス


紹 
大きすぎて広角レンズか空撮でない限り全貌を映すのは難しい劇場大遺跡である。丘の斜面に作られているが、それでもこの 規模の遺跡がまるまるほど完全に残っているので、やはり部分的にしか残されていない遺跡から想像するのとは異なる迫力があり 改めてローマ文明の偉大さを思い知ってしまう。

写真4は都市全体の空撮イメージの絵だが(カメラのフラッシュで見にくいが)、絵葉書の空撮写真を見ても、絵にある様 に「グリコのオマケのオモチャ」の様に見えてしまう。
 セルジューク朝時代に大改修されて隊商宿として利用されていたとのことである。おかげで保存状態良好のまま現代に至っ たわけで、幸運な遺跡といえる。

 背後の丘全体はかつて都市であったところで右写真下にある様に門やフォルム、神殿址、水道橋などの籍が残る。但し保 存状態は劇場と違いぼろぼろ。
 丘は1キロ平方はあり、かなり広い。雑草ばかりなので見て回るのは大変。 

遺 
跡 
見 
取 
り 
NO2 NO3
旅 
行 
情 
アランヤに多数あった観光斡旋所では近隣の遺跡や観光地のパックツアーを多数用意している様なのでこれを利用すると安く 効率よく回れるものと思われる。こうした斡旋所は写真入りの立て看板を路上に出しているのですぐわかる筈。この辺の地中海沿 岸の観光地には殆ど似たような無い様のツアーがあると思われる。
 但し毎日同じコースがあるのではなく、コースによっては隔日だったりする。

 アランヤからマナウガトゥまでは1時間。シデへ行くにはマナヴガトゥからバスで20分。
 マナウガトゥからは市バスで30分くらいでアスペンドスへ向かう道路の入り口につく。バスの車掌に「アスペンドス」と 叫んでおくと分岐点で下ろしてくれる。タクシーが2、3台とまっているので、それにのって5キロほど内陸に入るとアスペ ンドスの遺跡がある。幹線道路から遺跡への向かう道路の入り口はただの野原。タクシーでも止まっていない限りわからない かも。遺跡は有料。けっこう観光客で混雑している。

 ペルゲへ行くにはまた街道に戻ってバスを待つ。遺跡前の駐車場にタクシーがいるしいなくてもちょっと待っていれば来 る。タクシーはペルゲへも行ってくれる(これはシーズンの状況。オフシーズンは不明)

NO4
 

ト ルコの地図はこちらを参照してください) イズミルからアンタルヤまでバスで6時間。アンタルヤはトルコ第4の 大都会。有明ビッグバード の様な最新式のバスターミナルがある。パムッカレ近郊 の都市デニズリまで5時間。デニズリからイズミルまで4 時間。 アンタルヤからペルゲまで30分、ペルゲからアスペンドス迄30分。

旅行 日記