2000 created 
2020/Apr/05 updated

リンク集


タイトル
内容
西洋中世資料集 西洋中世オリジナル資料集

日本ビザンツ学会

論文が掲載されています。

ビ ザンティン帝国同好会 ビザンティン帝国に関してはこちらをご参照ください。 海外へのリンク集 などもよく まっていて、過去30年間の国内論文一覧など非常に便利な資料があります。
小 林力のホームページ 立命館大学教授の小林功先生のHP。「テオファネス年代記」「シュメオン年代記」「モネンバシア年代記」 の抄訳があります。
リ キア地方ビザン ティン遺跡調査団 トルコ南西部リキア地方(アランヤ、フェティエ、アンタルヤ等の町がある地方)のゲミレル島にあるビザンツ遺跡(聖ニコ ラオス聖堂で 有名)の発掘調査団のHP。発掘調査団の浅野和生さんのHPはこちら。 ミストラやラヴェンナ の詳細な遺構写真があります。
ハ ギア・ ソフィア学術調査団 筑波大学日高健一郎の監修下、日高研究室で作成、管理が指揮されている、ハギア・ソフィア大聖堂学術調査団 の公式ページ

浅野和生 ホームページ

ビザンティン美術研究家浅野和生氏のHP。ゲミレル島遺跡の論 文を発表されている。

一橋大学村上 さんのHP マケドニア朝を対象とした原典からの翻訳を試みられているようです。バシレイオス1世伝などが既に掲載されています。
ビ ザンツ史原資料一覧
ビ ザンツ皇帝書籍一覧

ビ ザンツ皇帝伝記書籍一覧
一部小説もあり。
ビ ザンツ帝国后妃関係書籍一覧

BIZANTIUM1200
コンスタンティノープルをCGで 再現しているサイト。
今居史 料室
フォティオス図書要覧、プロコピオス戦史、プセロス年代記等の部分訳があります。
レキシ ノナカミ
非常に詳細な各年代毎のビザンツ帝国地図があり有用です。プセロスのバシレイオス二世伝翻訳 もあります。

デジタル・ クラルナフ

東欧・ロシア史関連を中心に扱っているサイト。情報多し。

歴 史を巡る旅
私のサイトと同じ趣旨で、史跡・名所を紹介しているサイ ト。豊富な写真 と解説、観光ガイドに載っていない旅行情報などがあり、有用です。
TESSERAE ビザンツ美術のページです。グルジアの壁画など幅広く深い内容に圧倒されます。ビザンツ世界に含まれる各国の現代名が自 国語で記載さ れているトップページからいきなりインパクトがあります。
「maria」 のホームページ ギリシャへ留学し、通訳・国際交流で活躍されてきた方のホームページ。 ビザンツ文学に関する記述があります。
ア レクシオス一世伝邦訳サイト アンナ=コムネナ「アレクシオス一世伝」翻訳が挑戦されています。
東 京 外国語大学トルコ語専攻コース このページの「トルコの歴史や歴史遺産 」にアヤソフィアのモザイクやトラブゾンの歴史のページがあり有用。
日 本アルメニア友好教会  このページの「アルメニアの歴史」のページは概要を知るにはよいのです が、ちょっと各 ページが重いのと、Netscapeでは画像が乱れたりするのが難。このページにはそれ以外にも、アルメニア語について や日本からのシーズン毎の航空運賃 など様々な情報があり便利です。
しかしここの歴史のぺージには歴史地図が無いので、地図入りの情報はこちらを御覧ください(註このサイトはどこからかコピーしてきたも のです。多分著作権侵害にヒットして いるかもしれません。コピー元のURLを忘れてしまったのでやむなく私のサイトで掲示しております。クレームが来て URLが判明することをお待ちしており ます)。 また、アルメニア人がかつての自国の領域をどう考えているかということや、近隣との領土問題の難しさを感じる にはこちらの地図がいいかも しれません。
日 本グルジア文化協会 
グルジア関連のサイトですが、グルジア史のページが見当た らない。
アルメニアのコイン http://www.grifterrec.com/coins/coins.html  こちらのサイトをご利用ください。
アルメニアに関するHPのサーチページ  http://www.arminco.com/Armenia/Web/sublist.html 
不思議な、不思議なアルメニア共 和国
リャンチキさんのアルメニア在住時代を中心とする日記、 エッセイなどか ら構成される。在住時代に見聞した様様な出来事がつずられており、内容は新鮮で飽きない。おすすめ。
Sato   Taisukeさnのアルメニアのページ   驚くほど詳細なアルメニアの年表があります。
History  of Georgia グルジア史のページ
サカルトヴェロ・ダイアリー U
北海道大学スラブ研究センターの前田弘毅氏のサイト。映画 「スラム砦の 伝説」の舞台となった砦など、グルジア国内の遺跡写真が豊富
ハ ザール 王国の謎 本1冊分くらいの分量で扱っています。非常に詳しいサイト
洞窟修道 院 温泉と古代・中世ロシア史のページ。下記の「ハザールについて」の方に紹介文がありますが、当HP作成時色々と参考にさ せてもらった ページです。ロシア史のパートの作者は現在モスクワ在住で、リアルに生活の感触が伝わってくる掲示板はホットです。
ロシアの HP
古代から現在まで、ロシア史が物語風に詳述されています。 細部まで書き 込んであるので、書籍並みの分量があります。通史を知るには便利。
ハザー ルについて   ハザールに関してはこちらをご参照ください。「洞窟修道院」という複数 の方が運営さ れているページがあり、TOPページの「ヴァルラームの僧房」がロシア史に関するページです。「 ヴァルラームの僧房」->「キエフ・ルーシ概説」->「補説」->「ハザール河汗国」にハザール史に 関する概要があります。ここの古 代・中世ロシア史の概略は、長すぎもせず、短すぎもせず、文章も読みやすく、「すこし詳しく知りたいけど、わざわざ一冊 本を読むよりインターネットで」と いう希望にぴったりかも。 ハザールに限らずロシア古代・中世史のサイトとしておすすめ。 リンク集もよくまとまってい ると思います。
ア ゼルバイジャンの旅  「キクさん」のアゼルバイジャンとグルジアに関する旅日記です。旅日記 は玄人はだし の面白さ、アゼルバイジャンとグルジア歴史年表もあり、お徳。
グ ルジアの旅 同上
世 界帝王辞典  ビザンツ、セルジューク朝、セルビア、ハンガリー、ブルガリアなど関連王 朝の系図が掲 載されており、かなり詳細で便利です
欧 亜州共同体
ビザンツや中世クロアチアなど、珍しい時代・地域を扱った本の簡単な紹介があります。
7’nchi Cadde
トルコ語を研究している方のブログです。

地図

  ブ ルガリア の地図 (273K)    / ギ リ シャの地図  / ト ル コの地図   / マ ケドニアの地図   / セ ル ビアの地図 

参考書籍

タイトル
著者
出版社
内容
ビザンツ帝国史
オストロゴルスキー
恒文社 2001年
1940年、ビザンツ学を確立し古典となった詳細通史837頁。各時代ごとに史料が解説されて いる。現在の研 究はオストロゴルスキー・テーゼの批判・精査・深化にある
ビザンツ帝国史 尚樹啓太郎
東海大学出版会 1999年
現在最も詳しいビザンツ帝国通史。1227頁の大著。ただし出典註がないのが残念。出典註付きな ら買います。
ビザンツ帝国の政治制度 尚樹啓太郎 東海大学出版会 2005 上記ビザンツ帝国史から制度の章を抜粋したもの。当サイトで漢やローマの政治制度を書 きましたが、そのビザンツ版を作ろ うと思っていたところ、この本が出たので必要なくなりました
史料が語るビザンツ世界 和田廣 山川出版社 2006年 研究書。皇帝・宦官・修道士・大土地所有者・ 知識人・庶民の世界を引用史料をふ んだんに用いていビザンツ世界を語る。やっと日本のビザンツ書物も第2段階に入ったという感じ。
ビザンツ帝国(新書) 和田廣
教育者
1981年
セウェルス帝時代からヘラクレイオスまでで2/3で概説書としては詳しい。残りはマケドニア朝前 半までで簡単。マケドニア朝後半以降の記載はない。
初期ビザンツ社会
テンネフェルト
岩波書店
1984年
研究書。4-6世紀の古代末期のローマ帝国論、アンティオキア中心の分析
ビザンツ帝国 井上浩一 岩波書店 1982年 研究書。講談社学術文庫から復刊して欲しい書籍。「生き残った帝国ビザンティ ン」よりも学術文庫向き。
皇帝ユスティニアヌス
ピエール・マラヴァル
白水社
2005年
ユスティニアヌス時代の概説書。大月康弘訳
ヘラクレイオス王朝時代の研究
杉村貞臣
山川出版社
1981年
研究書。ヘラクレイオス王朝時代の研究
生まれくる文明と対峙するとき 小林功 ミネルヴァ書房 2020年 研究書。7世紀ヘラクレイオス末期からコンスタンス二世時代の学際研究成果を集成した研究
テマ反乱とビザンツ帝国―コンスタンティノープル政府と地方軍団― 中谷功治 関西学院大学研究叢書 2012年 研究書。8−9世紀のテマ反乱研究
ビ ザンツ貴族と皇帝政権 根津由喜夫 世界思想社 2012年 研究書。10世紀後半からアレクシオス一世時代の支配体制研究。"11世紀の危機"説を見直す。 序章と第 9章しか読んでいないが、研究史と本書の狙いを記載した序章は非常にわかりやすく、テッサロニキの属州行政と名望家達の具体例を 扱っ た9章は非常に興味深い。
ビザツ帝国とブルガリア ロバート・ブラウニング 東海大学出版会 1995 4世紀から10世紀のバルカン半島に関し、生活・文化・政治・都市・農村など多方面から扱った概 説書。
ビザンツ:交流と共生の千年帝国
井上浩一・根津由喜夫編
昭和堂 2013年
ビザンツの辺境地帯の境域研究
The Cambridge History of the Byzantine Empire c.500-1492 Jonathan Shepard(編) Cambridge University Press 2009年
ビザンツ法史断片
塙浩著
信山社出版 1995年
ビザンツ法の解説論文・法典の英訳からの重訳
社会経済史研究
ビザンツ社会経済史研究 渡辺金一
岩波書店
1968年
研究書。社会経済史研究
ビザンツの都市と農村
渡辺金一編
創文社
1968年
主にソ連学界による都市と農村の分析各論。時代別論説となっている
ビザンツ帝国
米田治泰
角川書店 1977年
研究書。社会経済史研究
帝国と慈善ビザンツ 大月康弘 創文社 2005年 研究書。社会経済史研究

中世環地中海圏都市の救貧

長谷部史彦編著

慶応義塾大学出版会

2004年

大月康弘氏ビザンツ国家と慈善施設所 収。他にマムルーク朝、中世エルサレム、スペイン、宋代中国の救貧政策についての論文所収。各国の比較ができて意外に面白い。

中世ローマ帝国(新書) 渡辺金一
岩波書店
1980年
新書。しかし後半2/5を占めるシリア北部農村遺跡報告書の概説は非常に有用
文化史

ライフ人間世界史ビザンティン

タイム社ライフブックス編集部

タイム社

1967年

14世紀の写本「バシレイオス1世伝」が24ページ文収録。邦訳書 では貴重な書籍です。個人的にもっともビザンツ世界のイメージのインパクトを受けた書。20世紀初頭農村風景の画像は今に至 るまでビザンツ世界の表象の中核のひとつとなっています。

ビザンツ皇妃列伝
井上浩一
筑摩書房
1996年 エウドキア、テオドラ、マルティナ、 イレーネ、テオファノなど、ビザン ツ初期〜末期に至る8人の皇妃の物語。恐らく日本で一般書としてはじめてとなる政治宗教建築以外のビザンツ史書
夢想の中のビザンティウム 根津由喜夫 昭和堂 2009年 12世紀仏文学の中に描かれた、第四回十字軍へと至った西欧人のビ ザンツへの心性の探求
ビ ザンツ世界の思考構造 H.G.ベック 岩波書店 1978年 ほぼ日本語で読める唯一のビザンツ文学史。 田中友三著「ビ ザンチン文学入門」(埼玉新聞社出版局)という書籍もあるが、記載に浅深があり微妙。
ビザンツ世界論 H.G.ベック 知泉書館 2014年 上記書籍の拡張研究版。600頁もある大著

地図

The Palgrave Atlas of Byzantine History

John Haldon

Palgrave Macmillan

2010年

ビザンツ帝国の歴史アトラス。84枚の地図掲載。が、US アマゾンレビューでは評価低い。が、配送料込みで2693円(2010年5月)と高くは無い。

The New Penguin Atlas of Medieval History

Colin McEvedy

Penguin


AD362から1483に至るヨーロッパと西アジアの50年刻みの 歴史地図。書籍版は索引付き。Web版はこちら

ビザンツ帝国歴史地図 330-1453
ルキウス
BOOTH
2021年
ビザンツ帝国の歴史アトラス。1世紀あたり三枚の地図があり、大変詳細。
美術・建築
地中海紀行 ビザンティンで行こう 益田朋幸 東京書籍 1996年 ギリシャ・トルコ・マケドニア・南イタリアのビザンツ遺構の紹介と旅。一般書としては写真がきれい で印刷もよく、文章も読みやすくお すすめ。
世界歴史の旅 ビザンティン
益田 朋幸
山川出版社
2004年
聖堂建築中心のビザンツ建築解説書。各地のビザンツ建築が広く掲載されている
図説世界建築史5 ビザンティン建築 シリル・マンゴー 本の友社 1999年 正面からビザンツ建築を取り扱った日本では恐らく唯一の書。でもわかってないことが多い。
世界美術大全集 西洋編 6
ビザンティン
高橋栄一編 小学館
1997年 定価当初20300\(改訂後28000\)+税の大型本。図書館向けのサイズと価格。自宅に置く ことは難しい重量級書籍なので電子化&廉 価版の出版が望まれます。

 建築と都市の美学 イタリア〈2〉神聖―初期キリスト教・ビザンティン・ロマネスク (コンフォルトギャラリィ)  

大槻 武志 , 陣内 秀信, 喜多 章

建築資料研究社

2000年

イタリアに残るビザンティン建築写真が収められています。写真の質 が非常に良く、お奨め。

ジョージアの歴史建築;カフカースのキリスト教建築美術
ヴァフタング・ベリゼ 彩流社
2018年
ジョージア建築の概説入門
カフカース―二つの文明が交差する境界
木村 崇, 篠野 志郎 彩流社 2006年
アルメニア建築、小アジアのセルジューク朝建築解説など貴重な情報の多い書籍
イスタンブールの大聖堂―モザイク画が語るビザンティン帝国
浅野和生
中央公論新社
2003年

ビ ザンティンの聖堂美術 益田 朋幸 中央公論新社 2011年 本書は、マケドニアのクルビノヴォ村のゲオルギオス聖堂(1191年に着画)と、キプロスのラグデ ラにある聖堂(1192年)の内壁に描かれたビザンティン聖堂画の解説書。感 想はこちら
周辺地域 
世界の歴史教科書 トルコ 1-3   ポルプ出版   邦訳ではセルジュークトルコに一番詳しいのはこの本だと思われる。地図図版も多い。

トルコ・イスラム建築

飯島英夫

冨山房インターナショナル

2010年

セルジューク朝からオスマン末期まで時代順に現トルコ共和国の建築 を紹介。

秘境草原のシルクロード 並河萬里 講談社   ウクライナ・コーカサスの遺跡と自然の写真集
コーカサスの風 中村敦夫 テレビ朝日 1989年 ウクライナ〜コーカサスの遺跡や町・村の訪問紀行
羊皮紙に眠る文字たち―スラヴ言語文 化入門
黒田龍之介
現代書館 1998年 各国スラブ系言語を学習しまくり、つ いてにスラブ文字・スラブ語の歴史 にまで踏み込んでしまった著者の学習体験・各国訪問記。様々なエピソードを軽妙に語り、非常に面白い。
ハザール 謎の帝国
S.A. プリェートニェヴァ 新潮社 1996年 著者はソ連の研究者。訳者添付の中国 資料や新資料が非常に有用。

 The Cambridge History of Turkey: Volume 1, Byzantium to Turkey,

Kate Fleet (Editor)

 

2009年

 

Cumans and Tatars: Oriental Military in the Pre-Ottoman Balkans, 1185-1365 István Vásáry Cambridge University Press 2009年 クマン人とタタール人に関する通史。貴重な分野の書籍。






   
後期ビザンツ帝国

タイトル
著者
出版社
内容
ビザンツ幻影の世界帝国
根津由喜夫
講談社
1999年 12世紀後半マヌエル一世時代の概説書
ビザンツ帝国の最期
ジョナサン・ハリス
白水社
2013年
滅亡前後の時期の概説通史











ビザンツ世界を構成する地域


タイトル
著者
出版社
内容
ユーゴスラヴィア史
スティーブン・クリソルド
恒文社
1980年 詳細な概説通史
ハンガリー史
パムレーニ・エルヴィン
恒文社 1980年
詳細な概説通史
ルーマニア史
アンドレイ・オツェテァ
恒文社 1977年
詳細な概説通史
ブルガリア 風土と歴史 森安達也・今井淳子 恒文社 1980年
日本語で書かれたブルガリア通史概説書としては一番詳しいと思われる。
ブルガリア 歴史の旅 香山陽坪 新潮社 1981 著者3度にわたるブルガリア訪問で訪れたブルガリア遺跡紀行
世界の教科書=歴史ブルガリア1
ほるぷ社 1985 ブルガリアの教科書なので、近代以前のブルガリア史に ついて詳細です
アルメニア人の歴史 ジョージ・ブルヌティアン 藤原書店 2006年 現時点ではアルメニア史の決定版。巻末の参考文献も充実
Armenia: A Historical Atlas Robert H. Hewsen University Of Chicago Press 2000年 全頁オールカラーの、もっとも詳細なアルメニア歴史地図帳
ロシア中世都市の政治世界 松木栄三 彩流社 2002 12世紀末から15世紀末にいたるノブゴロド300年の政治・経済・社会を分析した「物語ノブゴ ロド」の歴史
『ロシア原初年代記』を読む 栗生沢猛夫 成文社 2015年 ロシアで編纂された、キエフ公時代の海外史料集を用いて「原初年代記」を読み解く



入門書 

タイトル
著者
出版社
内容
生き残った帝国ビザンティン(新書) 井上浩一
講談社
1990/2008
講談社現代新書/講談社学術文庫 一番薄く読みやすい。入門書として最適
ビザンツとスラブ
井上浩一・栗生沢 猛夫 中央公論社
1998/2009
中世のコンスタンティノープル
橋口倫介 三省堂 1982年
1995年講談社学術文庫。十字軍研究者による読み物だが入門書としては悪くない。社会景 観・日常景観中心に描くビザンツ本としては珍しい本。料理の記載もある。
次の二冊は、上記三冊よりももう少し詳し い
ビザンツ-驚くべき中世帝国
ジュディス・ヘリン
白水社 2010年
概説通史、井上浩一、根津由紀夫等訳
ビザンツ帝国-生存戦略の一千年
ジョナサン・ハリス
白水社 2018年
概説通史、井上浩一訳
これらを読んだ後の詳細日本語通史は、も うオストロゴルスキー『ビザンツ帝国史』か、尚樹啓太郎『ビザンツ帝国史』しかないのが残念。いずれも1万円程度で再販して くれると嬉しい。
その他入門書
コンスタンティノープル千年(新書)
渡辺金一
岩波書店
1985年
ビザンツ皇帝論。『中世のコンスタンティノープル』のように都の風俗を扱った本ではありませ ん。研究史的には80年代のギアーツ人類学の影響を受けた儀礼・国制研究(後に新しい文化史と呼ばれる)に分類可能。ただし エピソードは多く、コンスタンティノープル千年を行き来する。
ビザンツ 文明の継承と変容
井上浩一
京都大学学術出版会 2009年
上記『コンスタンティノープル千年』同様史論的色彩が強い。
ビザンツ帝国史(クセジュ文庫)
ルメルル
白水社
2003年
フランスの20世紀ビザンツ学大御所の1943年の簡略通史。ユスティニアヌスまでで半分。 後半駆け足。人物史的なところ、エピソードもなく、教科書的な通史本。大月康弘訳
ビザンツ文明-キリスト教ローマ帝国の伝統と変容(クセジュ文庫)
ベルナール・フリューザン
j白水社
2009年
フランス、大月康弘訳、ビザンツ文化史入門。
黄金のビザンティン帝国
ミシェル・カプラン
創元社
1993年
図説豊富。ただしアナクロなものも多い。日常生活文化の描写もあるのがビザンツ本としては珍 しい。レア情報盛りだくさんだが(図版の出典はあるが)本文の出典がないのが残念
図説-ビザンツ帝国-刻印された千年の記憶
根津 由喜夫 河出書房新社 2011年
ふくろうの本。廉価版図説としてお奨め
ビザンツの国家と社会 (世界史リブレット)
根津 由喜夫 山川出版社
2008年

イスタンブール 三つの顔を持つ帝都 ジョン・フリーリ NTT出版 2005年
ビザンチウム-オスマン時代までのエ ピソード集。他では見られないエピ ソードが多い。


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