トゥッガ


NO1
紹介
NO2
 トゥッガ(現ドゥッガ)の都市遺跡はドゥッガから西のへ5キロ程言った写真1にあるような丘陵地帯にある。ここはス フェットラがあるあたりと比べもう地勢的に「北部」である。ここへくる途中ではにわか雨に降られたりした。かなり地中海性気 候的風景に近づいている。町は丘の南斜面を中心に丘の上の部分まで広く広がっている。
 写真1は丘の上の台地から遺跡の中心部に向かって撮影したもの。真中の建造物がドゥッガ名物の神殿である。 この頂上付近 にはネクロポリスの様な地域や舗装道路が続いており、残骸的遺物になってしまっているが、現在も発掘中(1998年夏時点) であった。おおむね1キロ四方に広がっている。領域としてはスフェトラよりふたまわりくらい狭いが、建造物の種類と密度では スフェットラとは比較にならないくらい豊富である。
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旅行情報
・写真2は遺跡の中心神殿。神殿の右横にフォルムがある。
・写真7、8は劇場。神殿の右後方50mくらいの地点に斜面を利用して作られている。
・写真4は調査中。写真5はリキニウスの浴場の入り口。床にモザイクが敷かれている。
・写真6は公衆トイレ。
・写真9は町の南端近くから更に南を撮影。左側の木の右上にちょっと尖塔が見えているが、これが写真10のフェニキア時代の 墓。ローマにカルタゴが征服される前の遺物である。
 もよりの町はブルスーク。ここから5キロ。タクシー利用がお薦め。チュニスから直通のルアージュ(乗合タクシー)もあ る。チュニスの北バスターミナルから出ている。ぺジャからテヴェルスークまで1時間半。遺跡は有料。

チュ ニジアの地図はこちらを参照してください

NO4 NO3(上) NO5
遺跡ガイドブックに載っている写真以外の部分しか撮影していないので、あまり良質の写真が無く、これらの写真では遺跡の 全貌の片鱗すら把握できないと思う。写真2の様な部分は写真の部分しかなく、あとはすかすかの遺跡とはわけが違い写真3の様 に神殿周囲にも遺構はかなり残っているのである(写真3の左植えにちょっと見えている三角屋根が神殿。右側の上に長方形らし き建物がリキニウスの浴場。建造物の巨大さではエフェソスにかなわないが、密度ではエフェソスを上回と言えるのではないか。

NO6
NO7

NO8

No9
遺跡見取り図
No10

旅行日記