湖北省博物館 晋代の展示物

五聯罐

胡人像

珍しい調理中の料理人

三国時代か晋代の武昌?



 記録をちゃんと取っておかなかったのが悔やまれる。五聯罐は後漢時代の形式で、釉薬もまた後漢から発生しているが、当時はまだ大変珍しく、寧ろ晋になってから普及している。胡人像も漢代のものだとすると、非常に珍しいことになるが、いくらなんでもそんなすごいものなら記憶に残っているだろう。料理人像は漢代のものの可能性があるが、右写真の釉薬のかかった台所から

判断すると、やはり西晋時代と考えた方が、写真の順番からしても妥当だと思う。写真の地図さえ、どこかったか思い出せない始末だ。だが、西晋だとすると、武昌である可能性が高い。なお、胡人像は唐代のものではありえない。三彩がついていないし、乗っている動物が、明らかに西晋代の塑像に出てくる獣の形式なので。

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