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紹介
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ホルヴィラップ修道院は、イェレバンの南、40km地点にあり、アルタ
シャトという町から10km程度の地点、トルコ国境際にあります。修道院のテラスから、国境監視が、1,2キロ先に見えていました。 写真左は、バス下車地点から、修道院のある丘(並木の左)が見えています。写真右は、修道院の手前、約500m程度の地点です。 下記が修道院。17世紀の建築。 アルメニア王家を改宗させ、キリスト教初の異民族国教化を実現した聖グレゴリウスが幽閉されていた地下牢がある。記録によると、アルタシャト城が立ってい たとのことである。 |
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左右の写真が、聖グレゴリウスが12年間幽閉されていた牢屋。記録も遺跡も残っているので、本当にここに幽閉されていたと思われる。牢は地下 にあり、上記写真を撮影した地点の背後にある建物の床に、地下牢への入り口がある。地下牢は天井まで10mほど、窓はなく、黒石が、すすけているように見 え、巨大な焼却炉のような印象である。直径は5m程度。こんなところに12年も幽閉されていて狂わないとは、尋常の神経ではないことは確かだと思うが、精 神に異常をきたさなかったというとのこと自体が、異常なことだと思われ、かえって、正常ではなかったのではないか、という疑念を抱かせるものがある。 |
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行記 |
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イェレバンからのバ
スは1日往復。11時と14時発の2本(2007年5月現在)。交通は非常に不便で、バスを使ってきている客は私だけのようでした。見学中、数組の見学者
がいましたが、彼らは全員旅行会社の1日ツアーかなにかで来ているような、ガイドと一緒のグループか自家用車で来ている人たちでした。バスを利用する場合
も、バス通りで下車後、1キロ半程歩くことになります。平原の中に丘があり、その丘の上に修道院があるため、数キロ手前で見えてくるので、下車地点を知る
ことは難しくありません。イェレバンから南に向かう高速道路を、アルタシャトの町を越えてしばらく行くと、右(西)に折れ、3km程先の右手にあります。
近くにあるアルタシャトの町は、古代のアルタシャトとは関係なく、中世アルメニア王国時代の町とのこと。橋かなにかの遺稿があるらしい。修道院は、イェレ
バンから南へ40km。バスで約1時間。 |