パウタリア



紹介

当時の名称 はパウタリア。現キュスティンディ−ルの街中と南の山の上遺跡が残る。街中の遺跡は浴場跡。現在も温泉が湧き出していて、遺跡の隣は温泉浴場として運営さ れている。
遺跡は浴場の地下構築物の遺構がよく残っている。おかげで浴場の地下施設というと、カルタゴのアントノヌス浴場の遺構よりも これちらが思い浮かぶ様になってしまった。遺跡は若干わかりにくい場所にあるが、「パウタリア」と言えば現地の人はわかる し、だめなら「歴史博物館」というとわかる。方向としてはキュステンディール駅から南東方向に1キロ程度の距離。丘の上の要 塞は浴場遺跡から直線距離にして500m程度だと思われる。市街の南が丘なので丘自体すわかる。
丘を昇って行けばたどり着く。
 要塞の写真は次ページへ。
 
旅行情報

ブ ルガリアの地図はここを参照してください。

 ソフィアから西南方面へキュステンディール行きで1時間45分ほど。キュステンディールからセルビア国境は近く、セ ルビアとの密輸の拠点でもあり市場は密輸品でにぎわっている。パウタリアの温泉遺跡は駅から南東方向に1キロ程度。要塞 遺跡はまっすぐ南へ1.5キロ。山へ上る車道は1つしかないので、それを道なりに登って行くと要塞へ至る。
 但し木立に囲まれていてちょっとわかりにくいかも。
 
 

近隣の史跡・遺跡

ゼーメン修道院 ブルガリア第2王国時代の修道院。建物がそのま ま残っており、壁画の保存状態もよい。