ローマ - フォロ・ロマーノ


 
紹介
 
 ・左はトラヤヌスのフォルム。トラヤヌス市場から。
・右はカエサルのフォルム。
・下左と中はトラヤヌス市場の南に隣接しているアウグストゥス神殿。左写真の柱頭部の装飾は非常に華麗で、多少退廃的雰囲気 が漂う。ハドリアヌス時代に流行した形式に似ていると思ったのだが、実際のところはどうなのでしょう。
・右下は皇帝宮殿内の法廷施設だったと思う。 高さは20Mはあるのではないかと思う。ローマ遺跡で圧倒されたのは、実はコ ロッセウムではなく、この皇帝宮殿の高層建築物とマクシミヌスのバシリカ、カラカラ浴場の3者なのである。
 
 
旅行日記  
 左も皇帝宮殿。右下マクシミヌスのバシリカ。残っている部分はバシリカの「肩」に相当する、左右の回廊部分の屋根部分 でしかなく、中央のフォルムを覆っていた屋根は一層巨大な構築物だと推測される。その想像には、立ちくらみを起こす程に圧倒 された。中世西欧の大伽藍と匹敵する構築物が既に古代に存在していたのではないか、とも想像してしまう。 比較対象が写って いないので分かりずらいかも知れないが、ドームの天井は25M以上はあると思われる。
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