2000/06 created
2019/Mar/31 updated

シャフリ・サブス
(緑の町)



紹介
 元々キシュという名称の町で、シャルシサブスとはこの盆地全体の名前だったらしいが、チムールがこの町の近 郊の出身で、ここを拠点として王朝を建設した時からこの町をシャフリサブスと呼ぶようになったらしい。チムール朝の中心だっ ただけあり、ここにはチムールの父親や息子の霊廟がある。
 写真右2段目の遺構は宮殿の門の部分で現存部分だけで38m、当時は70mあったとされている、非常に巨大な宮殿であった らしい。写真右は宮殿の門の頂上(階段で125段程度だったと思う)から南を見たところ。シャフリサブスは盆地の中のオアシ スであり、宮殿は丁度中心部にあり360度、このような景色が広がっている。
 公園中心のサークルの中心部から若干上に小さくドームが見えているが、これが写真左2段目のダール・ウッ・ティラー ワットの、恐らく1437年建設の金曜モスク、コク・グムバズ・モスク。その下はモスクのドームの内側。写真左は写真右の公 園から門遺構を眺めたところ。
  ダール・ウッ・ティラーワットには他にウルグ=ベク家の霊廟やテルメズ出身のマホメットの子孫サイイドの墓石 もある。また他にチムールの息子ジャハンギールの霊廟も あり、27mのドームがあり、何故写真を撮らなかったのか自分でも 不思議。
 サマルカンドからバスで2時間程度。
ネット(pinterest(こ ちら))で発見した復元図
BACK