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カザンラックの北約２０キロ地点にトルコから独立戦争時代に戦局を決定的づける一戦となった激戦地シプカ峠があり、記
念碑が残る。
ちょうどバルカン山脈の中心にあたり、山脈の南北双方を見渡すことが出来る。標高1200ｍ。景観は最高（写真左はバルカン
山脈南側カザンラック市。写真
右は北側のガブロボ市方面。写真ではまったく見えないが、ガブロボ市らしき町が遠方に見えていた））。峠の店では水牛のヨー
グルトが売っていて話の種に食 べる人おおし。また記念碑はブルガリアの（確か）１レヴァ紙幣の絵模様。
シプカ峠の戦いは日本人にとっての関が原の合戦の様な重大な意味を持っている。まったく教育を受けていない（一部ジ プシーにはそうい う人々がいるらしい。しかしジプシー=教育を受けていないというわけではない。 |
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| 共産主義時代の良かった点でもあるが、差別は、少なくとも制度上はほぼなかったため、ジプシーでも高等教育を受けられる
機会は均等で
あったらしい）人々以外の大抵のブルガリア人なら絶対に知っている、ブルガリア史上恐らくもっとも重要な戦闘である。
だからシプカ峠を題材にした絵は多く、オスマン朝からの独立戦争時代を扱った作品のクライマックスはここに置かれる ことが多い。 その激戦地の写真が右（慰霊塔真下、南側斜面）。ここからブルガリア、ロシア連合軍は攻め上ってくるオスマン軍に向 かって弾が切れた ら銃を投げつけ、石を投げ、石もつきたら死んだ兵士の死体を投げつけたと言われる、凄惨を極めた激戦だったらしい。 |
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・上記激戦で戦士したロシア兵を鎮魂するシプカ 寺院が峠をカザンラック方面に 下った麓地点にある。 近隣の史跡・遺跡 |
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ブ
ルガリア の地図はここを参照してください シプカ峠：ソフィアからカザンラックは、ブルガス行き列車に乗り急行で３時間。カザンラックからガブロボ行きのバスで４０分 くらい。 シプカ教会：シプカ峠から麓の村にあるシプカ教会まで数キロあるので、バスを利用した方がよい。シプカ教会のところで下ろし てもらう。街道から教会までは １キロもない。但し教会になにがあるというわけでもない。村から市バスでカザンラックに戻れる。１２キロあるので歩くのは無 理。 |
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