スクピ
現マケドニア共和国の首都スコピエはローマ時代はスクピと言った。当時のスクピは現スコピエ市の西北郊外4,5キロ地
点の丘の麓から中腹にあったらしく、若干の遺跡が点在している。写真左は丘の中腹にある遺跡を西から見たところだが、この地
点から南南東方面が現スコピエ市街となる。写真下は丘の中腹の遺跡から現スコピエ市外を見下ろしたところである。ちょと逆光
になってしまっていてわかりずらいが、高層ビルが立ち並んでいることと、山の北にあることがわかると思う。写真左上と合わせ
ると、盆地にあることがわかるかと思う。
写真右は丘の麓にある遺構。精神病患者のサナトリウムか老人ホームの様な施設の裏庭にあった。施設の人に教えてもらって入 れてもらった。 |
||
|
旅行情報 | |
|
どちらの遺跡も市街から遠くはないが、スコピエ市街で聞いても知っている人はいないので、市街の旅行案内所で地図を買
うとスクピと水道橋のマークがついているので、
取りあえず近くまで行ってから付近の住民に聞くしかないかも。ガソリンスタンドの従業員とか喫茶店のおじさんとか、農家のお じさんとかでも知っていた。水道橋は少し離れていてもわかるが、スクピ遺跡の方は場所的に非常にわかりにくく、そばにいくま でよくわからないかも。 ソフィアまで6時間、オホリドまで4時間、ニシュまで2時間半、ベオグラードまで6時間程度。オホリド行きは1時間
に1本程度、それ以外は1日2,3本程度。
|
|
左右の写真はスクピ遺跡から東へ2キロ程行った野原の中にあるローマ水道。東と西の車道からどっちへ行っても1キロは離
れてるちょっと不便な場所にある。南側には軍隊のキャンプみたいなとことがあり、その北側。
結構しっかり残っており、一番高いところで5m程度。 数百メートル残っており、南の端は軍の敷地へ消えていて全長を確認できなかった。 現マケドニア領内のローマ遺跡はこのスクピ程度の規模のものが他に4っつ程あるらしいのだが、そのうちもっとも大き い遺跡はステュベラの遺跡らしく、これは旧ユーゴ領内でも一番大きなローマ遺跡らしい。 |
||
|
||
旅行日記 |