ソフィア郊外要塞


シシュマン帝時代にトルコ防衛線を構成した城の一つ。ソフィア南10キロくらいのところにある。ソフィアからサモコフへ ゆくバス通り沿いの山の中にある。
 しばらく川を左手に見つつ南下すると、川向こうの山に立派な城が見えてくる。現地のブルガリア人もこれを見て遺跡と勘違い しておびき出されるらしい。
 私もだまされた。写真右の右側山頂にちょっと見えているのが立派な城。しかしこれはレストランらしい。左側の頂の雑草の中 に写真左下の様な土台部分の遺跡がある。写真左はバス通りから撮影。通り際に城の紹介看板があり、確か1385年頃の陥落で あったと記載されていた様に思う。城から南方向を眺めた写真が右下写真。もうまったくの山の中。しかもここいらは日本の山の 景色に似ている。
 写真右は崖下を流れる渓流。格好のキャンプ地の様である。

近隣の史跡・遺跡

・セルディカ時代の遺跡がソフィア中心部のあちこちに残って いる。

ブ ルガリアの地図はここを参照してください。
ソフィアから1番の市バスで終点で下車。そのままサモコフ行きの道路を3キロほど歩く(サモコフ行きバスに乗って途中下車し てもいいが、油断していると行過ぎてしまうので、歩いたほうが無難。但し上り口がわかりにくいので、そのまま斜面を登る羽目 になる確率が高い。季節が春から夏であれば、帰りは渓流沿いに歩くと、木漏れ陽も豊かでやわらかくキャンプしている人々の溜 まり場となっている