本書は研究論文主体の書籍なので、敷居が高そうな感じがします。大手書店で無い限り置
いていないと思われ、一般読者には、なかなかどういう書籍なのか知られる機会が少ないのではないかと思います。しかし、
本書はいくつかの点で一般読者受けする特徴と内容が沢山あります。9ページに渡る詳細な目次は、そうした本書の特徴を良
く伝えていて、目次自体読み応えがあります。もし、専門論文書籍だとの先入観を受けている方がいた場合、目次を見ること
で本書のイメージが大分変わる方もおられるかも知れません。しかしネット上を検索しても、書店のHPを見ても、詳細は目
次が掲載されていません。そこで、この記事で詳細な目次を記載し、本書の内容を宣伝したいと考えた次第です。 本書は第三部までありますが、第三部はペルシア語の写本テキスト部で30頁程度です。第一部が約260頁、第二部が約 140頁、合計約400頁です。第一部は、中世に記載された近世ペルシア語文献『ウラマー・イェ・イスラーム』の3つの 写本の校訂を行い、サーサーン朝時代の帝国公式教義であったゾロアスター教のズルヴァーン主義の研究の基礎を確立し、更 に他の史料と比較することで、ズルヴァーン 主義の検討を行うという論文です。しかし、第一部260頁のうち、3つの写本の翻訳・解説・分析が約80頁、ペルシア語 の校訂テキストが約70頁です。文献名は「ウラマーとイスラーム」という題名ですが、イスラームに関する内容ではなく、 イスラーム教徒の学者(ウラマー)へのゾロアスター教の擁護・反駁書物なので、内容はまったくのゾロアスター教の宗教教 義を記載した文献です。写本の翻訳部分は、「旧約聖書」の一編のような文献なので、一般読者にも普通に読める内容です。 特に写本「カーメ・ボフレ教示書からのウラマー・イェ・イスラーム」の2-4節は、サーサーン朝の5世紀前半の宰相ミフ ル・ナルセフが起草した勅許原本部分に相当すると著者は推定しており、そうなると、5世紀のサーサーン人の肉声を垣間見 ることができるということとなり、非常に興味深い内容の翻訳が読めるということになります。『ウラマー・イェ・イスラー ム』3つの写本続く9章-11章(約60頁)では、5-8世紀に記載されたアルメニア史料、10世紀の中世ペルシア語文 献、7-12世紀のアラビア語文献に記載された史料に登場するゾロアスター教の思想内容と、『ウラマー・イェ・イスラー ム』の内容を比較検討し、サーサーン帝国時代のゾロアスター教公式教義であるズルヴァーン主義の内容の復元を目指してい きます。 第一部冒頭(約40頁)の写本調査関連部分の記載は、問題の提起・研究の状況・本論でのアプローチが整理されていま す。 第二部の約100頁のうち最初の2章の約55頁は、現存ゾロアスター教史料文献の解説です。文献を記した言語や文字の 解説まで網羅的に紹介されていて非常に有用です。ゾロアス ター文献にはどのようなものがあるのか、翻訳状況はどうなっているのか、網羅的に整理されたものを知りたいと思っていた ので、この部分は非常に役立ちまし た。1997年に出版された「パフラヴィー語: その文学と文法」という書籍でも、パルティアやサーサーン朝時代の史料の網羅的な紹介が掲載されていて、両書ので紹介されている史料は重複部分もあるので すが、後者の書籍はゾロアスター教以外の史料が記載されているのに対し、近世ペルシア語へと翻訳され、現在では原典のパ フラヴィー語文献が消滅している文 献は対象外となっています。本書は、アラビア語やアルメニア語、近世パフラヴィー語のゾロアスター教関連文献についても 扱われています。第二部の残りの部分は、近代におけるゾロアスター教パフラヴィー語写本収集史(近代におけるゾロアス ター教研究史の側面もある)や、現在での写本の収蔵機関の紹介、現代ゾロアスター教神官列伝など、現在のゾロアスター教 研究状況に関する様々な情報が記載されています。このあたりは、詳細な節まで目次が掲載されているため、目次を読むだけ で内容がかなりイメージし易くなります。 全体的として、かなりサーサーン度の高い書籍という印象です。詳細な目次を見ることで、本書の内容がイメージし易くな り、少しでも本書の拡販に繋がれば幸いです。 |
第一部 ゾロアスター教ズルヴァーン主義研究 -「『ウラマー・イェ・イスラーム』写本の蒐集と校訂翻訳−(3) 1.ゾロアスター教史におけるズルヴァーン主義の位置付け(3) 1-1.ゾロアスター教研究の文献資料の分布(3) 1-2.ゾロアスター教ズルヴァーン主義に関する内部資料(5) 1-3.ゾロアスター教ズルヴァーン主義に関する外部資料(6) 1-4.ゾロアスター教ズルヴァーン主義研究の課題と本稿の目的(7) 2.『ウラマー・イェ・イスラーム』の4つのバージョン(8) 2-1.『ウラマー・イェ・イスラーム』(UI-1)(9) 2-2.『別版ウラマー・イェ・イスラーム』(UI-2)(9) 2-3.『カーメ・ボフレ・バルズー教示書からのウラマー・イェ・イスラーム』(UI-KB)(10) 2-4.『ダストゥール・バルズー教示書からのウラマー・イェ・イスラーム』(UI-DB)(10) 2-5.4つのバージョンのコンコーダンス(11) 2-6.4つのバージョンの前後関係(11) 2-7.正式な題名(12) 3.『ウラマー・イェ・イスラーム』の写本・刊本・翻訳・研究(13) 3-1.既存の写本(13) 3-1-1.蒐集方式の伝承(14) 3-1-2.編集方式の伝承(15) 3-2.刊本(16) 3-3.翻訳(17) 3-4.先行研究(19) 4.『ウラマー・イェ・イスラーム』の新出写本と散逸写本(19) 4-1.イラン・イスラーム共和国とインド連邦共和国での写本調査(19) 4-1-1.イラン・イスラーム共和国議会図書館(20) 4-1-2.K.R.カーマ東洋研究所(21) 4-1-3.ムンバイ大学ラージャバイ時計台図書館(22) 4-1-4.メヘルジー・ラーナー図書館(22) 4-1-5.サーラール・ジャング図書館(23) 4-2.イラン・イスラーム共和国図書館所蔵 Majles 87847 Codex(23) 4-2-1.コロフォン(24) 4-2-2.蔵書印とグジャラート文字数字(25) 4-2-3.マーフヤール・ナオロージー・クータル神官と彼の蔵書(26) 4-2-4 Majles 87847 Codexは行方不明のCodex MUか?(28) 4-3.イラン・イスラーム共和国議会図書館所蔵 Majles 86908 Codex(29) 4-3-1.コロフォン(30) 4-3-2.『カーメ・ボフレ・バルズー教示書からのウラマー・イェ・イスラーム』の収録(31) 4-3-3.Majles 86908 Codexは行方不明のCodex SHか?(32) 4-3-4.Majles 86908 CodexはCodex SHに対してどのような関係にあるか?(32) 4-4.サーラール・ジャング図書券所蔵 Persian 3493 Codex(35) 4-4-1.コロフォン(35) 4-4-2.構成(35) 4-5.2010年段階での『ウラマー・イェ・イスラーム』現存写本のまとめ(37) 5.『カーメ・ボフレ・バルズー教示書からのウラマー・イェ・イスラーム』の校訂と翻訳と思想(38) 5-1.『カーメ・ボフレ・バルズー教示書からのウラマー・イェ・イスラーム』の校訂(38) 5-2.『カーメ・ボフレ・バルズー教示書からのウラマー・イェ・イスラーム』の翻訳(61) 5-3.『カーメ・ボフレ・バルズー教示書からのウラマー・イェ・イスラーム』の思想(81) 5-3-1.全体構造(81) 5-3-2.時間による宇宙創造(85) 5-3-3.オフルマズドとアフレマンの闘争(85) 5-3-4.人類史(86) 5-3-5.終末論(88) 6.『ウラマー・イェ・イスラーム』(UI-1)の校訂と翻訳と思想(91) 6-1.『ウラマー・イェ・イスラーム』(UI-1)の校訂(91) 6-2.『ウラマー・イェ・イスラーム』(UI-1)の翻訳(113) 6-3.『ウラマー・イェ・イスラーム』(UI-1)の思想(131) 6-3-1.全体構造とムゥタズィラ派との関係(131) 6-3-2.『アーバーンの書』とムゥタズィラ派の関係(132) 6-3-3.神の全能性,預言者の必要性,人間の自由意志から見たイスラーム反駁(134) 6-3-4.神の属性否定と超越神観を応用してのゾロアスター教的二元論の擁護(135) 6-3-5.実体・偶有論から理性的論証を語るゾロアスター教擁護論(138) 6-3-6.理性論から見る善神の最終的勝利の保証(139) 6-3-7.イスラーム思想研究の文脈上の『アーバーンの書』(140) 7.『別版ウラマー・イェ・イスラーム』の校訂と翻訳と思想(142) 7-1.『別稿ウラマー・イェ・イスラーム』の校訂(142) 7-2.『別稿ウラマー・イェ・イスラーム』の翻訳(158) 7-3.『別稿ウラマー・イェ・イスラーム』の思想(171) 8.新出写本におけるその他のフラグメント(171) 8-1.Majles 87847 Codexの第2リサーラのフラグメント・その1(171) 8-2.Majles 87847 Codexの第2リサーラのフラグメント・その2(173) 8-3.Majles 86908 codexの第12リサーラのフラグメント(173) 8-4.ゾロアスター教ペルシア語写本伝統におけるフラグメントの特徴(174) 9. 5〜8世紀のアルメニア語・シリア語文献との比較(175) 9-1. 4系統の外部資料と先行研究(175) 9-1-1.ルイ・マリーの仮説(177) 9-1-2.ハンス・ハインリヒとシェーダーの仮説(177) 9-1-3.フランツ・キュモンの仮説(178) 9-2.外部資料の新校訂(178) 9-2-1.コルプのエズニクのアルメニア語文献『異教反駁』(179) 9-2.-2.エリシェ・ヴァルダベトのアルメニア語文献『ヴァルダンとアルメニア戦争の歴史』(179) 9-2-3.ヨハンナーン・バル・ベンカイェーのシリア語文献『世界年代記』(180) 9-2-4.テオドル・バル・コーナイのシリア語文献『注釈の書』(180) 9-3. 4つの外部資料のコンコーダンス(180) 9-4.UI-KBと4つの外部資料のズルヴァーン主義創造神話(188) 9-4-1.創造以前の原初状態(188) 9-4-2.ズルヴァーンによるオフルマズドとアフレマンの創造(188) 9-4-3.アフレマン支配の9,000年?(192) 9-4-4.ズルヴァーン主義と占星術(193) 9-4-5.ズルヴァーン主義創造神話理解の修正(194) 10. 10世紀のパフラヴィー語文献との比較(196) 10-1.『ブンダヒシュン』の創造神話(196) 10-2.原初の状況(201) 10-3.無限の空間神ヴァーイと「長期支配の空間」=善なるヴァーイ(204) 10-4.善悪闘争の9,000年?(207) 10-5.第7のゲーティーグ的創造物(207) 10-6.ズルヴァーン主義から二元論へ(208) 11.7〜12世紀のアラビア語文献との比較(211) 11-1. 7〜8世紀のアラビア語古詩2点(21) 11-2.マスウーディ(956没)の『警告と修正の書』(213) 11-2-1.「ゾロアスター教の5大原理」(214) 11-2-2. 8〜9世紀のズルヴァーン主義とオフルマズドのアッラーへの統合(217) 11-3.シャフラスターニー(1153没)の『諸宗教の書』(218) 11-3-1. 4系統の「ズルヴァーン教」情報(223) 11-3-2. 8〜9世紀のズルヴァーンとオフルマズドの神格融合(224) 11-3-3. シリア系キリスト教からの伝承(224) 11-3-4. 休戦条約を監視する2人の天使(225) 11-3-5. 最初期のアフレマン捕囚伝承(226) 11-3-6. 西方から東方への波及(229) 11-4.ズルヴァーン主義から二元論への過渡期の状況(229) 12.まとめと今後の課題(231) 補論1.イラン・イスラーム共和国議会図書館所蔵 Majles 13522 CodexのUI-2改作(234) 補論1-1.イラン・イスラーム共和国議会図書館所蔵 Majles 13522 Codex(234) 補論1-1-1.『ウラマー・イェ・イスラーム』(UI-2)の長文改作の収録(234) 補論1-1-2.コーデックスの内容(234) 補論1-1-3.錯簡と破損(235) 補論1-1-4.コロフォンと書写年代(236) 補論1-1-5.蔵書印と来歴(237) 補論1-2.『ダーダール・ダードドフトの書』の先行研究と写本状況(238) 補論1-2-1.『モーベダーン・モーベド・ダーダール・ダードドフトの書』とは(238) 補論1-2-2.ミュンヘン写本・大英図書館写本・ナヴサーリー写本(238) 補論1-2-3.写本の伝承経路(240) 補論1-2-4.『ダーダール・ダードフトの書』の2つの意義(240) 補論1-3.第1の意義:『ダーダール・ダードフトの書』の分析(242) 補論1-3-1.構成(242) 補論1-3-2.内容(245) 補論1-3-3.改作部分のペルシア語原文と日本語訳(246) 補論1-3-4.改作の特徴(248) 補論1-4.第2の意義:「1780年モッラー・カーウース将来コーデックス」(249) 補論1-4-1.モッラー・カーウース将来コーデックスの行方(249) 補論1-4-2.ゾロアスター教ペルシア語写本コーデックスの3系統(250) 補論2.サーラール・ジャング図書館収蔵 Persian 3493 Codexの再評価(250) 補論2-1.カディーミー派が将来したケルマーンでの書写版(250) 補論2-1-1. 再評価の必要性と再調査(250) 補論2-1-2.コロフォンに見る1677〜91年編集版との関係(252) 補論2-1-3.コロフォンに見るカディーミー派との関係(253) 補論2-2.シャーハンシャーヒー派が書写したカディーミー派将来本(253) 補論2-2-1.書写生の依頼主と蔵書印に見るシャーハンハーヒー派との関係(253) 補論2-2-2.シャーハンシャーヒー派が「1780年モッラー・カーウース将来コーデックス」を再蒐集(254) 補論2-3.サーラール・ジャング図書館所蔵 Persian 3493 Codexの意義(256) 参考文献表(第1部(257) 第2部 ゾロアスター教文献研究解説 1.ゾロアスター教の文献学的思想・宗教研究(263) 1-1.文献の復元=文献学的研究(263) 1-1-1.オリジナルを目指して(263) 1-1-2.文献段階でのコピー・ノイズの除去(264) 1-1-3.イラン学とゾロアスター研究の状況(264) 1-2.文献の分析=宗教学的研究 1-2-1.初期に個別的に追求されたテーマと解決(19世紀以前)(266) 1-2-2.言語学・文献学上の発見の衝撃(19世紀後半)(266) 1-2-3.既存の体系化のリセットと新たな問題提起(20世紀)(267) 2.イラン系言語と文字表記(269) 2-1.楔形文字による古代ペルシア語表記(紀元前6世紀後半〜紀元前4世紀後半)(269) 2-2.パルティア文字によるパルティア語表記(紀元前1世紀前半〜3世紀後半)(270) 2-3.碑文パフラヴィー文字によるパフラヴィー語表記(3世紀〜6世紀)(272) 2-4.マーニー文字によるマーニー教のパルティア語・パフラヴィー語表記(3世紀〜9世紀)(272) 2-5.詩篇パフラヴィー文字によるキリスト教パフラヴィー語表記(4世紀〜6世紀)(274) 2-6.書籍パフラビー文字によるゾロアスター教パフラヴィー語表記(6世紀〜10世紀)(275) 2-7.アヴェスター文字による『アヴェスター』表記(6世紀)(277) 2-8.アラビア文字による近世ペルシア語表記(10世紀〜現代)(278) 2-9.アヴェスター文字によるゾロアスター教パフラヴィー語文献のパーザンド版(10世紀以降)(279) 2-10.アラビア文字によるゾロアスター教近世ペルシア語文献とゾロアスター教パフラヴィー語文献のパールスィー版(10 世紀以降)(281) 2-11.パールスィー・サンスクリット文献(13世紀)(282) 2-12.ゾロアスター教文献の思想研究についてのまとめ(282) 3.ゾロアスター教パフラヴィー語文献概説 3-1.『アヴェスター』訳注関係のゾロアスター教パフラヴィー語文献(286) 3-2.神学的なゾロアスター教パフラヴィー語文献(293) 3-3.教義伝達的なゾロアスター教パフラヴィー語文献(298) 3-4.幻想文学的・黙示録的なゾロアスター教パフラヴィー語文献(301) 3-5.知恵文学的なゾロアスター教パフラヴィー語文献(304) 3-6.実用的な世俗パフラヴィー語文献(306) 3-7.歴史的・物語的な世俗パフラヴィー語文献(310) 3-8.アラビア語に翻訳された散逸パフラヴィー語文献(315) 3-9.近世ペルシア語に翻訳された散逸パフラヴィー語文献(319) 3-10.ゾロアスター教近世ペルシア語文献(321) 4.ゾロアスター教パフラヴィー語写本の書写伝統とコーデックス(325) 4-1.ゾロアスター教パフラヴィー語写本のイラン・インドでの書写伝統(〜18世紀) 4-1-1.イランにおけるパフラヴィー語文献の書写(325) 4-1-2.インドにおけるパフラヴィー語文献の書写(326) 4-1-3.メフラバーン・イー・カイホスローの活躍(327) 4-2.ゾロアスター教パフラヴィー語写本のインド,ヨーロッパへの移動(19世紀〜)(327) 4-2-1.R.K.ラスクとN.L.ヴェスターガールト将来のコペンハーゲン・コレクション(328) 4-2-2.M。ハウク将来のミュンヘン・コレクション(328) 4-2-3.ジャマースプ・アーサー家(本家)伝来のオックスフォード・コレクション(328) 4-2-4.ジャマースプ・アーサー家(分家)伝来のプーナ・コレクション(330) 4-2-5.モッラー・カーウース将来のボンベイ・コレクション(330) 4-2-6.T.D.アンクレーサリアー将来のボンベイ・コレクション(331) 4-2.主要なゾロアスター教パフラヴィー語写本コーデックスの内容(331) 4-3-1.コペンハーゲン・コレクション(332) 4-3-2.ミュンヘン・コレクション(335) 4-3-3.オックスフォード・コレクション(335) 4-3-4.プーナ・コレクション(336) 4-3-5.ボンベイのMF系コレクション(337) 4-3-6.ボンベイのTD系コレクション(338) 4-3-7.その他のボンベイ・コレクション(339) 4-3-8.コペンハーゲン・コーデックスのファクシミリ版出版(340) 4-3-9.パフラヴィー・コーデックスのファクシミリ版出版(342) 4-3-10.ゾロアスター教パフラヴィー語写本の校訂〜『ブンダヒシュン』を例に〜(346) 4-3-11.ゾロアスター教パフラヴィー語写本のコロフォンの年代表記(348) 4-4.ゾロアスター教パフラヴィー語写本の所蔵機関(349) @コペンハーゲン大学図書館(349) Aミュンヘン州立図書館(349) Bボードリアン図書館(349) CK.R.カーマ東洋研究所(349) Dメヘルジー・ラーナー図書館(350) Eクジャラート州の拝火神殿とパールスィー個人宅(352) Fムンバイ大学ラージャバイ時計台図書館(352) 4-5.現代ゾロアスター教神官団の拝火神殿(352) 4-6.ゾロアスター教パフラヴィー語文献研究者である現代ゾロアスター教神官列伝(357) @P.B.サンジャーナー(357) AJ.M.ジャーマースプ・アーサーナー(358) BK.R.カーマ(359) CH.J.ジャpマースプ・アーサーナー(360) DT.D.アンクレーサリアー(360) EE.K.アーンティアー(360 FS.D.バルーチャー(361) GJ.J.モーディー(362) HB.N.ダーバル(363) IB.T.アンクレーサリアー(363) JM.N.ダッラー(364) KJ.M.ウーンヴァーラー(364) LJ.C.ダヴァディアー(365) MP.K.アンクレーサリアー(365) 4-7.ゾロアスター教神官団の位階制(366) 4-7-1.インドのゾロアスター教神官団の位階制(366) 4-7-2.イランのゾロアスター教神官団の位階制(367) 4-8.ジャーマースプ・アーサー家の家系(367) 参考文献表(第2部)(369) 第3部『ウラマー・イェ・イスラーム』写本ファクシミリ版(432) T.イラン・イスラーム共和国議会図書館所蔵 Majles 86908コーデックス(ff.81a-92a)(430) U.イラン・イスラーム共和国議会図書館所蔵 Majles 87947コーデックス(ff.36a-45a) (427) あとがき(382) English Summary(397) |