古代ギリシア・アケメネス朝ペルシア映画「アレキサンダー大王」1956年版

   1956年米国スペイン製作。日本公開済み。Goo映画あらすじ紹介はこちらにあります。dvdもvhsも出ていないようです が、これはいいかも。アレキサンダー大王映画はオリバー・ストーン版(2004年)できまりかも、という意味で。

 主演がリチャードバートンなのもイメージが違う感じ。フィリッポスとかアンティゴノスの方が似合っていそう。あくまで個人的イ メージですが。ということで、今回は、アケメネス朝の映像中心にご紹介いたします。

 左スーサの宮殿。右端に玉座に座るダレイオスの背中が見えています。宮殿は高台のようで、背景に周辺の地形が見えています。右 画像はダレイオス。

 左側は武将達。頭の頭巾が特徴的。ひょっとしたらメディア人かも。右は家臣たちと拝火教の神に祈るダレイオス(中央)。

右 下はスーサの後宮。壁にペルセポリス宮殿に残る壁画が描かれています。手前の白装束はロクサーネ。左はスーサに入城したアレキサ ンダー。観音開きの兜が開 いています。左手奥に、ペルセポリス壁画が描かれていますが、これは布で、スーサの宮殿の玉座周辺は、布に囲まれていて、宮殿建 築という感じはないのでし た。

  左はダレイオスの正妻(中央下の黒いヴェールの女性)とロクサーネ(右端)。右画像は逃亡中のダレイオスの馬車。逃亡中部下たち に刺殺され、宝物を奪われ る。現場に到着したアレキサンダーは、アレキサンダーを息子とし、アジアとヨーロッパを統一するよう、、遺言を見つけるのだっ た。

 左側は炎上するバビロン。右側はスーサでのギリシア人とペルシア人の合同結婚式。アレキサンダーとロクサーネも結婚する。背景 のグリフォン(?)像が異様。


  映画の割り振りとしては、カイロネイアの戦いが真ん中あたりにあり(つまり、映画の前半はフィリッポスが出続けている)、最後の 方の20分間でバビロン以 東の東方遠征。この遠征は、地図の背後に戦闘のイメージ映像がかぶるだけ。それに続く最後の5分で、高官達との内輪もめと、合同 結婚式の場面とアレキサン ダー死去。バビロン入城までがメインの作品でした。

 2004年版「アレキサンダー」の内容をあまり覚えてはいないのですが、メムノン将 軍とその妻バルシネが登場していたのか記憶が定かではありません。確か、メムノンとバルシネは出ていなかったような気がするの で、本作の映像は貴重かも。 あと、グラニコス川の戦いも2004年版には無かったような気がしますが、本作ではガウガメラもグラニコスも描かれていました (でも画面ショットを取る気 になる程の特徴はありませんでした)。更に、フィリッポス二世の妻オリンピアスが、フィリッポス暗殺をアレキサンダーに唆す場面 では、後妻に生まれた子供 がケイアスと名付けられ、なんとかケイアスという名の子供は代々王太子だったことをアレキサンダーに告げる、という話になってい ます。

 dvd/vhsの有無を検索したところ、2010年製作の「Young Alexander the Great」とう作品も見つけてしまい ました。IMDbでは、歴史タグではなく、冒険アドベンチャーのタグが貼られているので、少年シャーロックホームズのような作品 なのかも。エジプトとギリシアが製作に噛んでいるのが興味をそそります。他にも、カザリン大帝の少女時代らしき、「Young Catherine(1991年)」なんてものも見つけてしまいまし た。これも面白そうです。

 更に、赤石 路代著「アレクサンダー大王 ー天上の王国ー(フラワーコミックスアルファ:全三巻)」と いうコミックスの存在も知りました。日本の世界史漫画も色々ありますね。

IMDbの映画紹介はこちら
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