エルズルム


紹 
 当時の名称はテオドシオポリス。ササン朝との国境近くの町であったと思われる。
町の中央が小高い丘になっていて、扉の写真は要塞から北の方角を撮影したもの。町は緑に覆われているが町の外は荒漠たる東部 アナトリアに典型的な風景が広がっている。同様に南を撮影したものが右2番目の写真。
 前日深夜黒海沿岸の緑濃いトラブゾンンから到着した時あたりは真っ暗闇で、翌朝初めて要塞の丘から町の周囲の景観を見てそ の突然の変化に感動。
 写真右は要塞を見上げたところ。左に月が見えており、「2001年宇宙の旅」を意識しながら撮った。
 時間が早すぎて中には入れなかった。要塞のてっぺんに上れば更に良い眺望を得られただろうと思う。

 写真2の真中にセルジューク朝のミナーレが見えており、セルジューク朝の 史跡も幾つか残っている。

遺 
跡 
見 
取 
り 

旅 
行 
情 
 旅行ガイドブックに載っているのであまりここで加える情報はなし。
これは東部全体に言えるが、トルコ西部は深夜もバンバンバスが走っていて、夜中にバスターミナルへ着いてもバスの発着があ り、待合客がごろごろしていて活気があるので、夜間の移動や夜になってからの移動も計算にいれても大丈夫だが、このあたりか ら東南方面は主にクルド人の民族運動対策の為夜間の運行は制限される。
 エルズルムでは、夜11時頃バスターミナルに着いたのだが、既に出発バスはなく、客は誰もおらず、ターミナルの明かりも消 されていて、バスば到着した一部のみの蛍光灯がついているという状態だった。
 これがこれより東、南方面になるにつれて、午後8時頃の到着便でおわり、午後3時の出発で終わり、などと制限が厳しくな る。東南部移動時は早め早めの移動スケジュールをとらないと、思わぬ町で足止めなんてことになってしまうので、注意する必要 があると思う(1998年夏当時の話)。

バスターミナルは町外れにあるが、ホテルや遺跡のある町の中心部までは2キロ程度。歩ける距離。

アンカラからスィワスまで6時間、スィワスからエルズルムまで8時間。トラブゾンから5時間。カルスまで3時間。

 (ト ルコの地図はこちらを参照してください

  旅行日 記