ロシア歴史映画「イェルマーク」(イワン雷帝時代)

  シベリアの語源となったシビル・ハン国を滅ぼしたコサック首長イェルマーク(1542-1585年)一代記。

 受験の時、上記のように、シビル・ハン国を滅ぼしたイェルマーク、と覚えてしまい、以来記憶が更新されないまま今に至ってし まったが、ドラマを見ながら調べていて、イェルマークはシビル汗国の都、カシリクを 占領しはしたものの、最後はシビル汗によって反撃され戦死してたとは知りませんでした。本作は、幼馴染の少女と生き別れ、その少 女がシビル汗の正妻とな る、という、恋愛叙事詩のような脚色がありますが、それ以外は概ね史実に沿った内容のようです。以下はイェルマーク。本作では、 コサックとして生まれたの ではなく、故郷が戦乱で荒廃し、孤児となってコサック入りしたということになっているので、ロシア人の容貌です。

  本作のヒロインはイェルマークの幼馴染のイェレナなのだけど、あまり出てこない。全体としては、物語り後半で全面衝突するシビル 汗クチュムがシビル汗国の ハーンを奪取する経緯から描かれていて、クチュムとイェルマーク両者が主人公という感じ。一話50分、全5話。


第一話
  冒頭、現在のイェルマークの銅像が映り、16世紀イヴァン雷帝時代。戦争で焼け落ちた村が映る。「ルース(ロシア)・ウラル−ウ クライナ地方」とテロップ がでる。ひとりの少年とひとりの少女が生き残っている。小舟で川に脱出した二人ははある村にたどり着く。そこは地方豪族ストロガ ノフ家の領地だった。これ が、イェルマークとイェレナ。これがストロガノフ家の拠点。ストロガノフ家の拠点ということで、恐らく現在のソリヴィチェゴドスクの町となる場所だと思われる。

  ソリヴィチェゴドスクは、モスクワの東北7,800km地点、北極海の入江白海まで500km程度、北緯61度(ヘルシンキ、オ スロ、ペテルスブルグとほ ぼ同緯度)という北部にある(61°20′00″ N, 46°55′00″ E)。この場所がソリヴィチュゴドスクだとすると、手前の川はヴィチェグダ川ということになる。イェルマーク少年の村がウクライナ地方だとすると、少年少 女は1000kmくらい旅をしたことになるので、ひょっとしたら、ストロガノフ家は、もっと南部にも領地を持っていたのかも知れ ない。

 さて、少年少女はあっという間に青年となる。少年は少女に耳飾りをプレゼントしたりして、愛を育んでいるが、待遇は奴隷並。

  タタール人と交易するストロガノフ家。毛皮が主力商品のようだ。イェルマークは商品の装飾品をくすねてイェレナにプレゼントした ことがばれ、ボコボコにさ れ地下牢に閉じ込められる。イェレナは領主の慰みものになり、抵抗して領主の額を傷つけた為に奴隷に売られてしまう。イェルマー クは漸く地下牢から出され る。生きていたことにストロガノフ家の用人達が驚く執念と生命力。しかし、イェレナが売られたことを知り、同じく地下牢に閉じ込 められていた奴隷のイヴァ ン・カリツァーとともに、風呂場の窓を破って雪の中を半裸で脱走。追手を撃退するが、タタール人達と遭遇し、捕獲され、奴隷に売 られてしまう。奴隷達は奴 隷商人に連れられてオスマン帝国に連れてゆかれるのだった。以下はオスマン帝国の領土に入ったところ。ローマ遺跡にしか見えな い。

  旅の途中で泉のある岩場で休憩するが、その時、泉で休憩していた別の一行の輿の中には、なんとイェレナがいたのだった。どうやら イェレナが売られた先は富 裕な商人だったようだ。しかし、イェレナは輿から出ずに、イェルマークにもらった耳飾りをつけて鏡に見入っていて、お互いに気づ かないまま。そしてイェル マークは海(恐らく黒海)に出て、船に乗せられ、イスタンブルに連れてゆかれるのだった。船の右側に見えている町がイスタンブ ル。

  その船にはオスマン家からタタールに嫁いだ姫(名はファリダー)も乗船していて、イェルマーク達はその輿を担ぎ、宮殿と船を往復 する。どうやら、ファリ ダー姫の里帰りな感じ。下左がファリダー。右下がファリダーを船まで送る父親らしき人物。スレイマンかと思ったが、宰相クラスな のかも知れない。

 一方この時、シビル汗国では、汗位を内紛が起きており、西トルキスタンを支配するシャイバーニー朝の王子で、この物語の一方の主役でもあるク チュムの 軍が、シビル汗の都カシリク(番組ではイスカルと呼ばれていた。どちらもタタール語のようである)を攻め落としていた。左下は、 クチュムの軍の武将の一 人。古代ローマの剣闘士か中世西欧の騎士のような仮面をつけて戦場を疾駆している。右下は襲撃に警笛を吹くカシリクの都の兵士達 のホルン。

  これがカシリクの都のほぼ全体像。都というよりも、単なる砦のような感じ。左下の画像の左端が宮殿。その入口に降参したシビル汗 達が縛られている。白馬に 乗っているのがクチュム。右下はカシリクの砦の城門方面。中央の白馬はクチュム(右下画面→左下画面の順番で、クチュムが城門か ら入城し、打ち破ったシビ ル汗国のハーンの前に向かう構成となっている)。

  史実では、この時敗れたシビル汗はYadegar (Yädegär)とBekbulatの兄弟とのことらしいが、本ドラマでは、ナシャン、バヤン、ベルデイの三名となっていた。左下が敗北した汗達。右下 がカシリクの宮殿の玉座に座ったクチュム・ハン(この時からベリキ・ハーン(大ハーン)と呼ばれることになる)

 そして、今や大・ハーンとなったクチュムの元に、イェレナが献上されるのだった。

  一方ガレー船を漕ぐイェルマーク達。船は嵐に見舞われ大混乱。奴隷達は混乱に乗じて反乱をおこし、トルコ人を殺害、手枷足枷を外 し、奴隷の漕ぎ手達が船を 操船する。数日後、奴隷達はヴォルガ川付近の草原を放浪しているのだった。どうやら、なんとか陸地までたどり着けたらしい。ここ で、奴隷達はコサックの一 団に襲撃される。ところが、イェルマーク達は無双に強く、戦っているうちにコサック達と仲良くなるのだった。そうして、コサック の拠点へゆくイェルマーク 達。そのコサック隊のアタマン(頭目の称号)はモスクワのイヴァン雷帝からの使節から手紙を受け取る。タタールの町を襲撃するよ うにとの指令だったよう で、次の場面では、コサック部隊はタタールの町を襲撃し、焼き払うのだった。

 イェルマークが加わったコサック隊の一人。辮髪がいかにもコサックな感じ。番組に登場したコサックは、モンゴル系の顔つきとロ シア系の顔つきが半々というところ。


第二話

  数年後。コサック隊は今日もモスクとミナレットのあるタタールの町を襲撃。イェルマークはロシア人部隊の隊長となっている。住民 は白旗を上げて出てくる。 コサック部隊は町を略奪し、町から略奪したものを、町の郊外の草原に次々と投げ、山積みにするのだった。この町はかつてイェル マーク達が奴隷時代、輿を担 いだファリダー姫の嫁ぎ先だった。ファリダー姫も避難してくるが、イヴァン・カリツァーは、姫を手近のユルトに髪をひっつかんで 連れ込み、短筒(この頃片 手で撃てる銃があったのだろうか)で脅してそこの住民を出ていかせ、ファリダーを手篭めにしようとするが、姫はナイフを投げつけ て抵抗する。が、ナイフを 投げつけられてもまったく動じないイヴァンの逞しさに、姫は陥落してしまうのだった。

 モスクワ登場。パイプオルガンを引いているイワン雷帝登場。出てきた宮殿の内装はこんな感じ。

  雷帝は一瞬登場しただけで、川でタタール人商船を銃で襲撃するコサック達の場面に移る。この頃にはイェルマークはアタマン(コ サック人の頭目)となってい る。多数の小舟に分乗し、小銃を発泡しながら商船を包囲、乗り移る海賊である。左がコサック襲撃艇。右中央が襲撃されて追われる 商船と包囲するコサック 艇。

 そこにモスクワの正規軍が二隻やってきて、イェルマークをモスクワに招待せよとのイヴァン雷帝の指令が読み上げられる。

 一方、ストロガノフ家の本拠地がコサック軍に襲撃されている。

 病の床にあったストロガノフ家の当主は、家族に、モスクワへゆき、イヴァン雷帝から軍事的保護を取得してくるようにとの案を語 る。こうして一族の代表者はモスクワに出向く。

 冬のモスクワ。右はイヴァンの宮殿の内装。右下にイヴァンとその道化が映っている。

  居酒屋で仲間達と飲んでいるイェルマーク。そこにはたまたま彼らはストロガノーフ家の連中もいた。イェルマークは、ストロガノフ 家の連中に気づき、イヴァ ン・カリツァーに、あれを見ろと促す。ストロガノフ家の一人がカザキー(コサック達)と話しかけてくる。イェルマークと交渉する つもりらしいが、イヴァ ン・カリツァーは積年の恨みから、話しかけてきたストロガノフ家奴にパンチを食らわすのだった。

 地下の拷問部屋で熊に餌をやっているイヴァン雷帝。

 男を宙吊りにし、焼き入れた鉄を胸に押し付けたり、水車に磔にして回し続ける、など様々な拷問が行われている。そこに男が連れ てこられ斬首される。いかにもイヴァン雷帝なイヴァン。

 酔っていい気分で居酒屋から出てきて町の通りを歩いているイェルマーク達は、通りがかった馬車の中の貴族に馬鹿にされ、その配 下の者にボコボコにされてしまう。

  翌日、イェルマーク達は、貴族を追いかけ、イヴァン・カリツァーがついに決闘に持込み、相手の首を討取るのだった。家臣を勝手に 殺されたイヴァンは激怒 し、ストロガノフ家にコサック討伐の特許状を与えるのだった。こうしてストロガノフ家はコサックを捉えて絞首刑にして、河に流 す。筏の上の絞首台がイェル マーク達の砦の前に流れてくる。

 コサック隊、ストロガノフ家の拠点に向けて出撃する。

 ストロガノフ家の拠点。第一話の冒頭の画面ショットと比較すると、20年前イェルマークがいた当時と比べると、若干増築されて いるようである。芸が細かい。

緊張した中、イェルマーク一行は上陸するが、ストロガノフ家は杯をもって迎え、宴会となる。そしてイェルマークにイヴァン雷帝か ら得てきた特許状を見せ、タタールとの戦いに傾注するよう、説得するのだった。

 イェルマークの盟友・イヴァン・カリツァー。結構男前。

第三話

 ストロガノフ家との交渉の結果、イェルマークはシビル汗国を襲撃することを決定する。

 第一話後半で登場したシビル汗国の都、カシリクでは、クチュム汗の元、都は平安な日々を送っていた。下記中央がクチュム汗。右 の白いドレスが妻となったイェレナ。

 イェレナは息子(チンギス)を産み、歌を歌いながら刺繍を編んでいる(ただし刺繍を編みながらイェルマークとの思い出を回想し ている)。クチュムに本を読み聞かせたりし、平和な日々。

 一方イェルマーク達は船団を率い、時に河と河の間は船を担いで山越えし、不意にシビル汗国の都の前の河に姿を現す。カシリクの 都は、南側は河に面した断崖の上にあり、監視塔は、不意に現れたコサック船団に警報を打ち鳴らす。

  「イェルマーク軍が接近中!」との警報に、クチュム汗に本を読んでいたイェレナは本を思わず落としてしまう。それを目ざとく注視 するクチュム。何か気づい たようである。クチュムは都の外、断崖の上に天幕を張り、イェルマークは隣の丘に陣を張る。翌日、開戦となるのだった。右は断崖 を駆け下りてゆくシビル汗 国の兵士たち。

 左下はシビル汗国の兵士たち。右は断崖の際に陣するハーンと家臣達。イェレナは宮殿内の正教徒の祭壇でキリストのイコンに祈る のだった。

 クチュム汗の兜のえらがちょっとヘン。右側の家臣の兜は普通。

 シビル汗軍はじりじりと後退し、ついにカシリクは陥落する。祭壇のところで自害しようとしたイェレナをクチュム汗が思いとどま らせ、シビル汗国の残党は都を放棄して脱出する。

 翌朝、イェルマークは都に入城する。下記左は、河沿いの断崖の上にある都のロケーションがよくわかるショット。右は、カシリク の都のハーンの宮殿とミナレット。どちらも木造。


第四話

 カシリクの都はイェルマーク達の新たな拠点となる。第四話でようやく都の全貌が把握できるショットが登場。

 一方、クチュム汗らシビル汗国の残党は、森の中にユルト(テント)を張って体制を立て直し、森の中をゆくコサックにゲリラ戦を しかけ、次々に殺害してゆく。イェルマークは雪原にかけつけ、虐殺の跡に赴く。その夜幹部会議。
イヴァン・カリツァー達がソリにのってモスクワに出発することになる。この部分、よくわからなかったのですが、現状の報告か、あ るいは救援か、または、税の毛皮を収めに行ったのかも。

  しかし、モスクワではイヴァン・カリツァーは捉えられ、地下の拷問部屋で拷問されるのだった。妻のファリダーも連れてこられ、一 緒に拷問される。妻が拷問 されることに耐えられないイヴァン・カリツァーは、雷帝に屈するのだった。その後、カリツァーは、宮廷で雷帝の前で宰相が読み上 げる宣告文を前に身なりを 整え拝聴する。大量の毛皮を部下に命じて差し出させるカリツァー。これはルス(ロシア)にとって良いことじゃ。と満足気な雷帝な のだった。

 この場には英国の使節か商人もいるようだ。「シベルスキー・ハン(シビル汗)」という言葉がイヴァンの口からはじめて出る。

  一方、ストロガノフ家では、当主が特許状を踏みつけて激怒。コサックがイヴァン・カリツァーを通じてモスクワと直接つながったこ とに、特許状は空手形に なったものと激怒したのだろう。ストロガノフ家は部下をイェルマークの元へと使者に出す。こうして、イヴァンの陰謀により、モス クワ-イヴァン・カリ ツァー VS ストロガノフ家-イェルマーク という対立が生まれてしまう。

春になり、河沿いの丘の上の天幕横で妻エレナとともに河を見下ろすクチュム汗。雄大な景色。

続く家臣団との会話でイェルマークの名が出ているので、そろそろ反抗戦を開始する雰囲気。

 一方宮殿で部下達と宴会を開くイヴァン・カリツァー。どこか退廃的でやけっぱちな感じ。

  船でどこかに向かうイェルマーク。宿営しているところに、カザツキー!カザツキー!(コサック!コサック!)と助けを求める男 が。カリツァー軍が男を拷問 し女子供を襲っている。どうやら、イェルマーク配下の部落をカリツァー側が襲撃しているようだ。戦いがはじまる。イェルマーク達 はカリツァーの砦を河から 船団で直接襲撃し、カリツァー一行は散り散りとなって砦と放棄する。イェルマークの部下の辮髪男(ニキータ)がカリツァーを追う が、落馬したふりをしたカ リツァーの策略にひっかかって返り討ちにあってしまう。ブーツから短剣を抜いたカリツァーは、ニキータがヴォルガに向かって鬨の 声をあげているのを背後か ら刺し殺す。カリツァーは逃げおおせ、ニキータの遺体がイェルマークの元に戻ってくる。

 逃げ切ったカリツァーは、別の根拠地に帰り、家 臣団とベリーダンスを見ている。もう末期的な退廃的ぶり。遂に部下が反乱を起こし、カリツァーは殺される。奥さんはワーニャ!と 叫んだので、イヴァンの愛 称はワーニャというらしい。裏切った部下達は、カリツァーの首をクチュム汗のもとに届けるのだった。カリツァー夫人のファリダー もクチュム汗の元に届けら れるが、汗は彼女を解放する。しかしファリダーは、自ら火に飛び込んで死ぬのだった。インドのサティーと同じ。呆然と見送るイェ レナ。


第五話

  狡兎死して走狗烹らる。雷帝の策謀はよかったのだろうか。クチュム汗を一度は追い払い、カリツァーとイェルマークの間に不和を起 こして自らの支配権を強化 させるというパターンだと思われるが、結局コサック軍の戦力が削がれたことから、クチュク汗の反抗に遇うことになってしまうの だった。

  ある日、クチュム汗はストロガノフ家の一族の者を捉える。彼は、第一話でイェレナを犯した時に額に傷をつけられた男だった。男は イェレナを見て「アリョ アーナ(イェレナの愛称)」と叫ぶ。命乞いをするが、イェレナはカーテンの背後から男を刺し殺すのだった。家臣は君主夫人とはい え突然の蛮行にいきり立つ が、さっしの良いクチュムは家臣を留め置くのだった。

 冬、反抗に出たクチュム軍がストロガノフ家とイェルマークの拠点(カシリク)を包 囲している。包囲は長く続き、城内は飢えはじめ、死者が続出する。ストロガノフ家から救援依頼が来るが、イェルマークは、それど ころではない、とはねつけ る。ストロガノフ家はヴォイヴォダと呼ばれている。東欧映画では古代からよく登場する官職名だが、モスクワ大公国の東部でも出て くるとは思わなかった。

 夜、エルマークは精鋭を率いてクチュムの陣営を襲撃する。が、ここはクチュム自身がいるのではなく、クチュムの部下のいる場所 のようだ。

  イルティシ河の氷が割れた。春が近づいているらしい。祝うエルマークの兵士。河の凍結がなくなると、騎兵は河を渡れず、湿地帯で の進軍も不便となる。船を 自在に操るコサック隊の方が有利になるからだ。春になる。イェルマークの砦で敵兵を処刑している。続いてイェルマーク一行は一隻 の船で河を走る。丘の上か らクチュムの監視兵が見つける。どうやら少数でゲリラ戦に出ているらしい。しかしクチュム兵はそれを把握している。

 雷雨の夜、イェル マークの野営地がクチュム軍によって襲撃される。最後の戦い。イェレナがイェルマーク!と森の中を駆け寄ってくる。クチュムとエ ルマーク一騎打ち。イェル マークがクチュムを仕留めようとした瞬間にイェレナがイェルマークに声をかけ、イェルマークの下に駆け寄ってくる。そこにイェレ ナが背後から弓で射られて しまう。イェレナは、クチュムに抱きかかえられながら、かつてイェルマークから送られた耳飾りをイェルマークに見せる。

 イェルマークはそれを見て、目の前で死にゆく女性が最愛の女性だと気づくのだった。

  クチュムは周囲で行われている白兵戦をよそにイェレナの亡骸を抱えて去ってゆく。イェルマークは戦闘を続ける。川へ追い落とされ るイェルマーク隊。そして イェルマークを乗せる前に船が風で押されて出てしまう。川岸に追い詰められた必死で戦うイェルマーク達の映像が静止して終わるの だった。

 これが最後のあたりの戦うイェルマーク。左が正面。右が背後。なんとなく、サーサーン朝の兵士の装備に似ているのだった。

〜конец〜

 シビル汗国の都カシリクは58°08′57" N, 68°31′12" E、Google Mapで見ると以下の場所にあります。
左の赤い点で囲まれた部分が、現在のトボリスク町。1587年に建設された。

 その南東17km付近にシビル汗国の都カシリクがあったとのことで、右中腹の緑の矢印の部分、イルティシ川の北岸に位置してい る。その付近の拡大図。大凡1.5km四方の広さをもった城塞だった模様。



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