恵州



紹介


 広東省南部恵州には、西湖とい う風光明媚な 池と、ランドマークとなる唐末建設の塔、蘇東坡ゆかりの史跡が残る。西湖は市街中心部にあり、池の上を橋堤が幾条も通ってい る。現在観光施設を整備中で、 扉写真や、下、右写真のように、池の水を抜いて、大々的に工事が行われている。下の写真は、北側の池、右は南側の池。左写真 は、唐末に建設されたとされる 塔。塔は、宝塔・玉塔・大聖塔ともいい、塔がある丘は宝塔山という。8角7層で37.7m(内部13層)、唐末の建造で、明 万暦年間に大改修されたとのこ と。この地に左遷された蘇東坡が、塔を玉塔と称した。




 下写真は、形式は宝塔に似ているが、清末建設の文笔塔。

 蘇東坡の第2夫人王朝雲の墓。ここは蘇東坡記念館の敷地 内にある。 1096年死去して墓が作られ、清代嘉慶年間に改修されたとのこと。蘇東坡記念館周囲には、恵州のジオラマや、蘇東坡ゆ かりの様々な展示がある。






 塔が池に映えて、いかにも中国の古い街、という風光明媚 さをかもし出して いる。

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恵州 は、深圳の北東 100km付近、バスで1時間半程度。広州、深圳から日帰り可能。蘇東坡の旧宅なども残るらしい。
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