深圳の客家世居
豊田世居(豊田院区式小区) |
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豊田世居は深圳市龍崗区坪山鎮豊田村にあり、坑梓黄氏由来の坪山黄氏によって発展した。坑梓黄氏第六代世祖維珍公が移住してきて、嘉慶4年(1799年)に完成した。三堂、2横、1圍、4碉楼、1望楼(既に壊れている)の建築。前面に月型の池がある。四隅の碉楼は高さ三層ある。幅95m、奥行き87mある。 |
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場所はわかりにくい。龍崗と坪山の間をj走る深汕公路の坪山広場で下車。100m程東に、南へ入る金碧路というものがあるので、ここに入り、2km程歩く、錦龍大道との十字路の北東角にある。地図上では、北西角となっていたので、1時間程探してしまった。更に、道路沿いにある割りには、道路から柵に隔てられていて、所在がわかりにくい。通りから3m程入ったところに、右写真の「豊田院区式小区」という看板を見つけて、漸くこの付近が目的の場所だとわかった。しかし、内部に入ると、なかなか大きな建物で驚く。上写真の右隅見えている池が、左写真の池である。 |
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源盛路終端の門 |
大田世居 |
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大田世居は深圳市龍崗区龍崗鎮東陳源盛村にあり、陳氏先祖の陳氏源は吹く県の寧化石壁村におり、その後、龍渓に移り、宋元代に、広東の南雄を経て、潮州興寧に移住した。乾隆年間に龍崗区にきた。大田世居は道光5年(1828年)に建設された。前面に月型の池がある。幅84m、奥行き50m、4200平米ある。三堂、2横、1倒座、1圍龍、、4碉楼がある。 坪山と龍崗を結ぶ大通り、深汕公路の龍東バス停で下車。幹線道路なのでバスは多い。下車後、20m東へ行き、源盛路へ曲がる。比較的広い繁華街はこれしかないので間違うことはない。ここから二㎞程歩く。すると二段左上の「源盛路終端の門」が見えてくる。これをくぐると大田世居。 |
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璇慶故居(璇庆故居) |
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地図に載っていたから行ってみた。ネット上にも情報がない。生き方は、大田世居とほぼ同じ。深汕公路の龍東バス停で下車。大田世居とは反対に、北へ向かって、康美思大道という繁華街を2㎞程北上。つきあたったところで、右折。右折した通り(東升路)09年夏現在半分未舗装も同じの悪路。くねくねと曲がっている。500m程進んだところに、商店街がある。道路名はわからないが、適当なところで北へ向かって左折。すると、500mくらいいったところの右手に見えてくる。殆どカンでたどり着いた。人が普通に住んでおり、付近の住民も、観光資源などとはまったく思っていないようである。しかし、下左から2つ目のような洋風のレリーフがあり、他の客家世居と比べて特徴があり、面白かった。 |
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鶴湖新居 |
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鶴湖新居は深圳市龍崗区龍崗鎮羅瑞合村にある。専門家は客家建築の芸術的結晶と言っている。1996年客家民族博物館となった。鶴湖新居は広東興寧客家人羅瑞風の創建で、三代数十年の努力で嘉慶22年(1827年)に作られた。占有面積25000平米、建築面積13000平米。300以上の部屋があり、祠堂を中心に、閣、楼、庁、堂、房、井、廊、院、天井などの建築が相互に慣例していて、「9天18井、10閣走馬廊」と称されている。前面には月型の池がある。鶴湖新居は、中原府第式建築を継承しており、嶺南客家の四角楼と粵東興梅客家圍龍屋の伝統を持ち、現地の広東人系の単元式住居の優点も持ち、これらが融合した建築となっている。前面の幅165.9m、後面の幅111.6m、奥行き104mある。中心は、広東府の方式の三堂、2横式。4碉楼と、1望楼があり、内圍は長方形、外圍と4碉楼がある。
地図には客家民俗博物館と書かれていて、鶴湖新居とはかかれていないので注意が必要。龍崗区繁華街にある。繁華街の大通り深恵公路のバス停龍崗街道で下車し、直ぐ近くにある北へ向かう通り、羅瑞合南街を500m程北へ向かう(下記左写真が羅瑞合南街)。繁華街が終わるところで、下記左二つ目の楼閣が見えてくる。 |
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下は鶴湖新居の模型。上は正門左の楼閣 |
正門。両側に大砲が二門置ある。 |
下は鶴湖新居近くの客家式建物。 |
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大万世居 |
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大万世居は、坪山大万にあり、乾隆56(1791年)に建設された。曽氏は春秋魯国の孔子儒家の曽参を祖とし、明洪武年間に62世の子孫が長楽(五華県)から移住した。康熙年間に75世の簡輝公が帰善平山隴に移住し、墓を作った。77世の瑞義公が乾隆56年に大万世居を建築した。世居は正方形をなし、一辺127m、占有面積は16129平米、三堂、二横、二枕杠、内外に圍楼、八碉楼、一望楼がある。前面の月型の池は幅80m。 大万世居へいくには、龍崗区の坪山へいく。幹線道路なので、市バスは多数通っている。坪山公園か、馬恋居委会バス停で下車。坪山公園で下車したら馬恋居委会方向へ、馬恋居委会で下車したら坪山公園方向へバス通りを歩く。中間地点くらいに左に折れる坪環路があるので、左折。まがったところで直ぐに右折し、100mくらい歩くと左上写真にある、「大万世居」という看板が見える。この看板がないと、大万世居を見つけるのは難しい。バス停からここまで400mくらい。看板に従ってしばらく歩くと、上左二つ目の、古い民家が見えてくる。この一帯は古い建物が多く、大万世居同様歴史的建造物という感じがする。上右二つ目が大万世居正面。池の手前から撮影。右上は正門。見学料はいらないらしい(2009年7月)。下は内部の様子。復元模型などが置かれている。私以外には二組くらいの観光客しかおらず、観光地化している鶴湖新居よりも落ち着いていて良い印象だった。 |
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南西方面から外側の楼閣を見たところ。 |
内部の部屋割り図。 |
近所の、これも古い建物。 |
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