「アショ
カ」(2001年)や、アクバル大帝映画「ジョダーとアクバル」(2008
年)を見て、インド映画は相当ハリウッドに近づいた、という印象を持ちました。それまでのインドにも、歴史映画は多数あるとは聞
いていましたが、どれも似
たような、歌と踊りの娯楽インド映画と聞いていて、歴史を題材としてはいるものの、歴史映画とはいえないので、あまり興味は無
かったのですが、今回、そう
した昔のインド歴史映画の一つ、「Mayura」の冒頭部分がネットに乗っかっていたので少し見てみました。幾つか映像をキャプ
チャしましたのでご紹介し
たいと思います。ある程度予想してはいましたが、予想を超える衝撃映像。でも、これはこれで、悩殺されてしまいそう。大衆の支持
を受けている作品は、どこ
の国の、いつの時代の作品でも結構面白いものだと思うのです。英語Wikに映画の紹介と詳細なストーリがありますので、ご興味のある方はWikiをご覧ください。本作のお陰で、カダンバ朝(345-525年)と
いう南インドの古代王朝のことを初めて知りました。これらは国王の宮殿で、2番目の写真が国王、三番目写真の左側が、主人公の
Mayuraらしいです。町
の映像は、ありありとわかりすぎるくらいの書割(映画というより、舞台の背景画)なのですが、それもまた良し、と思えるように
なってしまうんですよね。 ところで、アショカ王の息子、Veera Kunal を扱ったインド映画が今年公開されるようです。題名は「Kunal Avadana」。前240年から始まるようです。 |