ペラ



紹介

テッサロニカから西北西へ40分。40キロ程度の野原の中に遺跡はある。バス停が遺跡の前にあるので、運転手に言ってお けばとめてくれる。言わなくてもとめてくれる。反ってそのまま通過しようとする時に、その旨伝えておく必要があるかも。ま、 この路線に乗る外国人は99%ペラ訪問ということなのだろう。
 バス通りの北側に遺跡は展開している。特徴はモザイク床。写真2で手前に写っているがここだけではなく、他に2,3箇所同 じような規模のモザイクが残る。建築遺構としては殆ど土台しかなく、例外は写真2の円柱くらい。

 

遺跡自体は結構広大で500m四方、ひょっとしたらそれ以上あるかもしれないが、比較的「見れる」のは入り口近くの東南 の一角だけ。写真2にある様な遺構が100m四方残っている部分。あとは写真1の様なかんじ。
 写真2は入り口近くから北へ向かって撮影。写真1は写真2の柱の先から北西方面を撮影。

 バス通りの南側には博物館があり、写真のモザイクはここで見れる。たった5,6色の石を使ってのこれだけの表現力は すごい。

近隣の史跡・遺跡

・テッサロニカにはローマビザンツ時代の遺跡が残る。また、考古学博物館にはフィリップ 2世関連の展示が多数ある

・西に100kmほどの地点にコザニという山間部の街がある。ここの博物館は5階建てで、各階毎に生物・化石・民族・ 歴史コーナーとなっており、結構おすすめかも(ここを通過するのであれば寄ってみては、という程度)。バシレイウス1世 の胸像が飾られており、彼はこの近辺の出身なのだろうか。

・ペラへのバスは結構頻繁に出ている。テッサロニキから西方面のバス会社がたむろしている一角が鉄道駅の南にあるの で、そこで短距離用のバス会社を探せば良い。適当なバス会社の窓口で場所を教えてくれる。
 半日で行って反ってこれる。バスの本数は30分に1本くらいか。

  遺跡見取り図  
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