プリスカ
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プリスカは第1ブルガリア王国の最初の首都である。シメオン王の時代になってプレスラフへ遷都するまで893年まで首都として機能した。プリスカが首都として威容を持つにいたったのはオムルタグ汗(814-837)の時代頃からである。
写真下中を見ると感覚的にわかりやすいと思うが、平原に位置している。もう少し南へくだったマダーラやシューメンのあたりからバルカン山脈の支脈へとはいってゆくのであるが、このプリスカ防衛上の見地からするとまったく無防備とすら思えるようなひろびろとした空間にある。これは最初にドナウを越えてこの地に定住した頃の、遊牧民族としての気質の影響であろうかと思われる。 プリスカの遺構を見ているとまだ中世というよりは古代ローマ建築に通ずるようなつくりである。バシリカ風の巨大ホールを持つ建築(写真左下)、写真右下にあるような貯水槽、写真左最下段にある様な床下暖房と思える施設はローマの浴場の施設とよく似ている。 |
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プリスカはローマ都市の上に建設されたという痕跡もあるので、実はこれはその時の遺構かもしれない。
(実はこの「プリスカ遺跡」自体完全にプリスカと証明されている訳ではなく、状況証拠から比定されているということらしい) 更に写真右下。内城から北東方向へ1キロ程先に大バシリカの遺構(写真右下)があるが、そのへいたる道の横に残る、どう見ても古代の舗装道路としか思えない道路がある。
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旅行情報 |
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ブルガリアの地図はここを参照してください。
プレスラフ、プリスカ、マダーラを訪問するにはシューメンが拠点となります。どこも日帰りできます。
ソフィアからシューメンはバスで6時間程度。直通バスは1日2,3本程度か。ヴァルナ行きと合わせて1日5,6本程度か。鉄道はルセ経由になるので不便。ルセまで2時間程度。
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・シューメン 第1次王国の要塞跡 プリスカ南西 20Km。ブルガリア最大のモスク。
(きれいに復元され気味大バシリカ遺構)
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