三国新城遺跡



紹介


 
 遺跡は観光公園となっている。写真は正面車回しと入り口ゲート、及びその背後の当時をあしらった宮殿門(石闕)。
魏の対呉要塞。233年に建設さ れ、233、 234、253年、呉侵攻されたが守りきった。城壁というよりも、保塁で囲まれ、扉写真(東北隅)のように、堀で囲まれてい た。保塁は現存高さ5,6m、 幅15m程。下記の遺跡が残る。

・西門跡 - 完全に跡だけ
・練兵場跡 -西門北部分。若干こんもりと盛り上がっているだけ)
・墻照壁
・(イ万)制故城
・伏波橋
・車道遺跡
・東側門
・城墻馬面
・兵器鋳造所
・屯兵営遺跡




東門から南方向の保塁。北の出入り口のあたりは、断面が公開されていて、版築の構造がなんとなくわかるようになっていまし た。


 

 なんの遺跡があるのかわからなかったが、現在整備中区。東門上から南半分を撮影。





 東門上から、北半分を撮影。右隅に、入場口にあった石 闕。

 左図面の上が入り口。右上コーナーが扉写真部。右中間の橋の内側が東門。


 東門を掘の外側から撮影したところ。


 復元された東門。版築工法で作られた城門のイメージがよく出ていると思います。

 左写真は、兵器鋳造所の遺跡。ガラスカバーで保護されているのでよくわかりませんが。。。
 旅行情報、近隣の史跡・遺跡
安徽省 省都合肥北西 15Km。旧市街にある省博物館前の市バスバスターミナから300路バスで45分。三国新城は、終点から1つ目、大楊鎮とい うバス停が丁度中間地点となる ようなのだが、実際には、大場鎮まで30分、大楊鎮を過ぎて10分程度。道路沿いに、縦横1mくらいの青地に白字で書かれた 「三国新城公園」という看板が あるので、バスの右側座席に乗っていればすぐわかる。
 三国新城遺跡公園バス停はT字路にあり、バスを下りて、バス進行方向へ向かって左に延びる道路を歩いて20分くらいのとこ ろに遺跡がある。道路は一直線 で、道路沿い両側に、観光商業用のビルが多数建設中。一応三国時代の建築物をイメージした同じデザインの3階建てくだいのビ ルが、延延と道路沿いに建設中 だった。あと1年もすれば、観光街として賑わうことを想定しているのだろう(2008年1月現在)
合肥市街には、明教台、包拯墓、李鴻章墓があり、いづれも旧市街にあ る。明教台には晋代の井戸も残る。
旅 行日記
BACK
1