湖北省博物館 曾侯乙墓の遺物の展示

中山王墓復元図

紹介

中山王墓


中国戦国時代初期の曾 (随)国の君主、乙の墓。湖北随州市の擂鼓墩にある。前433年に埋葬され た。1978 年に発掘された。墓坑は紅礫岩の中にあり、多角形の竪穴墓。南北16.5 m,東西21m。内部に木椁がおかれ、,椁外には木炭と青膏泥が充填してあった。その上は版築で固められていた。墓室は東、中、北、西の四室があり、東室 に曾侯乙の木棺,双重,外棺がおかれ、青銅の框架があり、内棺の外面には彩绘が描かれていた。それは門窓と守衛の神兽武士 だった。中室には随葬の礼楽器が放置されていた。北室には兵器と軍馬器が放置されていた。西室には殉死した人の木棺13個が あった。


 棺

墓主は45歳前後で、殉葬者は13~25歳 の女性だった。下は副葬品。装甲馬具は珍しい。右下は楽器。左下は、中原地帯では見られない、楚国独特の意匠。扉写真は、曾 侯乙墓の発掘品でもっとも有名な楽器。上段左右の写真は、河北省にあった中山国の墓の復元図と写真。なぜか 曾侯乙墓のコーナーの手前に展示されており、撮影してしまった。同時代の戦国墓の紹介、という意味だったのだろうが、見学当 時は曾侯乙墓と中山国王墓の違いがよくわかっていなかったため、同じものだと思ってしまった。その他の展示物は、湖北省博物館の曾侯乙墓の展示 ホームーページで見ることができます。右写真は、金杯。

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