スーサ


紹介
実のところあまりにも期待して行ったのでちょっとがっかりしたというのが本当のところ。遺跡自体は広大で2キロ四方以上はありそうであったが、殆どの部分は残骸がちらほらしているだけ。比較的遺構が残っているといえるのは以下の3つの区画である。

・王宮跡(アパダーナ)・・・遺跡を入って左手(入り口は東北側にある)。左写真の様にきれいに修復されすぎの土台と写真右と下の遺物が若干残る程度。
・役人街 ・・・遺跡を入って正面の200m四方のくぼ地。
 ただの窪地としか見えない。
・パルティア人街・・・・写真左下の様な谷が幾つかあり、谷の側面に若干遺構らしき日干しレンガの構築物が見えるがなんの遺構かまではわからない。

紹介
旅行情報
 ・ギリシャのアクロポリス(詳細確認中)・・・・写真右下が東側から見た丘で、丘の上に今は泥の塊となってしまっている建造物があるが、何の建造物であったかまではわからない。

・これら4区画に関する看板もあるのだが、最初のアパダーナの部分以外は看板自体壊れて崩壊している。

・因みに新潮社「世界の歴史」4「オリエントの発展」には住居跡らしき写真が掲載されているが、この遺構は見つけられなかった。

この周辺の一連の遺跡を見る拠点はアフワズとなるのではないだろうか。テヘランの南バスターミナルから16時間。イスファハーンからは14時間。シーラーズからは10時間程度。ケルマンシャーから10時間。ケルマンシャーからハマダーンまで3時間。
するとテヘラン→ハマダーン→ケルマンシャー→アフワズという順路も有用なのでは。

・遺跡はシューシュのバスターミナルから歩いて15分。スーサ城が見えているので、場所は直ぐわかる。

・シューシュはアフワズから1時間半。半日で見学して戻ってこれる。チョンガザービルとハフトテペを含めても1日で回れると思う。

・アフワズの平原はシーラーズやケルマン等の高原とはまったく異なりひたすら暑い。

イランの地図はこちらを参照してください
 
 

遺跡見取り図 旅行日記