サイト名 |
概要 |
古代イラ
ン総合サイト。遺跡、生活、経済、宗教、暦、科学、音楽、地理、文学、法律、女性、教育など総合的網羅的に扱っています。 |
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カリフォルニア大学のサーサーン学のサイト | サーサーン朝の新刊研究書も紹介されていて有用です。書籍や活動の紹介や論説や翻訳の掲載が あります。著者達の写真が見えるのが嬉しいところ |
マズダ出版社 |
イラン、アルメニア、グルジアなど、イラン史関連書籍出版社の刊行書籍ページ |
ペ ルシャ資料ページ | クセノフォン「キュロスの教育」、 ベヒストゥーン碑文、アヴェスター、アルダシール行伝、デーンカルトなどの英語版テキストがありま す。 |
イ
ラン史関連書籍一覧 |
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LIVIUS
の古代ペルシャ |
古代ペル シャの遺跡や、各地方の写真などが豊富に掲載されています。こ
のサイトと同じ「古代ペルシャ旅行案内」 |
イラン出身英国在住の方が作成しているサイト。 このサイトの「イランサーガ」に はイ ランの詩、歴史、文学など様々なテーマがあり、パルティアとササン朝の文学に言及しています |
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パルティ アに関するサイトでは現時点での最高峰。いつの日かこんなのを作ってみたい。パルティア王のアラム語表記例やギリシャ語 での称号、貨幣分 類、「イシドールの駅程」など情報満載。 |
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トップ頁→遺跡群に、恐らく日本で一番詳しく、マイナーなパルティア・サーサーン 朝遺跡写真が大量にあります。サーサーン朝の邸宅遺跡など、資料豊富です。 |
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5度(2013年時点)に渡るイラン旅行記を綴ったサイト。情報の少ない史跡・遺 跡の情報多数。膨大な情報量。イラン旅行計画時はまず参照をお薦めします。筆者氏の観察力・注意力・印象に残るフレー ズ、読み物としてもお薦めです。 |
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イラン映画・テレビ番組サイト。 |
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昔スミソニアン博物館のヴァーチャル展示会で掲載されていた地図。 エリ マイ ス、カラクス、アトロパテネ、インドパルティアン等関連属国の地図には、各国に関するガイドもついていて役に立つ (2019/Mar スミソニアン博物館サイトのリンクがなくなっていたため、転載サイトにリンクを変更)。 |
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Iranlogie(英) |
イラン史 総合サイト |
TITUS |
ドイツの 東洋テキスト掲載サイト。中世パフレヴィー語原文が掲載 |
ア
ヴェスター総合サイト(英) |
アヴェス ターの原文などが掲載されている。宗教以外の原文訳、リンク集 も充実 |
伊藤義教氏研究カードを青木健氏が辞書としてまとめて公開した もの(著作権人格権は故伊藤氏に、それ以外の著作権は伊藤氏のご遺族、編者著作権は青木健氏に所属)。 |
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ペル シャ・イラ ン情報 | 博物館・遺跡、ペルシア語、芸術・ 文学、出版・書店、観光、映画、食べ物・レストラン、書籍等イランに関する情報満載 |
アラジン3世のバイトルヒクマ(知恵の館) |
タバリーのパルティア・サーサーン朝の記述を原典から邦訳されています(「タバリーのシャー
ナーメ」)。パ
ルティアは117回から開始。 |
異 邦研究 所 | (多分)日本初のササン朝サイト。研究者の方が作成されていますが 初心者向けに入り やすい内容となっていて楽しめます。 |
G.R.F.Assar 氏の論文サイト | バビロニア天文日誌など最新史料を用いた論文多数。 |
b e t a r a m a y e | アラビア語の研究者の方のサイト。ササン朝ペーローズ、カワード時代の1次資料である 「ヨシュア年代記」の邦訳があります。現在閉鎖中。 |
古 代アフガニスタンのバクトリア語文書 | 1990年代にアフガニスタンで発見されたクシャン時代からイスラム初期の碑文、手紙
など最新の資料の解説 (2019/Mar リンク修正) |
ア ルメニアの歴史 |
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アクス
ム王国の歴史 |
エチオピ アの古代アクスム王国の歴史。アクスム王国は、ほぼ、紀元100年頃からアラブ征服まで存続 |
ブ リタニカの地図(パルティア) | ブリタニカ百科事典のパルティア地図 |
ブリタニカ百科事典のササン朝地図 |
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▲ササン-ローマ国境の変遷が40年毎の地図で 掲載されているサイトがあるのですが、 地図だけDLしてURLが不明。現在捜索中。 |
コイン |
パルティア、インドパルティア、ササン朝、クシャン朝、クシャノ=ササン朝、キ ダー ラ、エフタルのコインに関しては「アジアのコインと歴史」(http://www.grifterrec.com/coins/coins.html ) のこちらのサイトをご利用ください。 |
エンサイ クロペディ ア イラニカ | イラン総合辞典。結構やくにたちま す。 |
イ ラン大使館 |
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ミトラ教に関するホームページ。 原典の翻訳などもある。 |
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パフレヴィー文字、パルティア文字など古今東西130周類以上の文字サンプルを見 るこ とができます。 |
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テヘランで日本人学校に勤務されていた方のイラン紹介ページです。 |
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やはりイランを紹介しているページです。特にイラン人と結婚をされている日本人 方々向 けのページらしいです。 |
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イランと いう国で | テヘラン
大学で日本語を教えておられる研究者の方のブログです。ほぼ毎日更新され、写真も多く、昨今のイランがよくわかります。 |
イ
ランの地図 (312K) / ウ
ズベキスタンの地図 (241K) / トゥ
ルクメニスタンの地図 (243K)
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Antiquity |
1927 年から 現在まで発行されている考古学雑誌。クテシフォン、セレウキアなどの発掘報告書がネット購入可能。 | ||
古代ペルシャ -碑文と文学 | 伊藤義教 | 岩波書店 | アケメネス朝、ササン朝時代の碑文、文学の研究と翻訳。1974年出版 |
ペルシア語の話 |
黒柳恒男 | 大学書林 | ペルシア語の歴史。アヴェスター語・古代・中世・近世ペルシア語の歴史。 1984年。 |
パフラヴィー 語: その文学と文法 | Zale Amuzgar, Ahmad Tafazzoli, 山内和也 | シルクロード研究所 |
1/4はパフレ ヴィー語史料解題。1/4が文法解説。1/2が例文と辞書。1997年出版 |
講談社世界の歴史 9 ペルシャ帝国 | 足利惇氏 | 講談社 | エラム王国からササン朝滅亡までの通史。古代イラン史の入門書。 |
講談社世界の歴史 12 中央アジアの遊牧民族 | 岩村忍 | 講談社 | 古代から近代の主に西トルキスタンの通史 |
シルクロード | 長澤和俊 | 講談社 | 古代から近代の主に東トルキスタンの通史 |
ア
フガニスタンの歴史と文化 |
Willem Vogelsang | 明石書 店 | パ
ルティア時代 のサカ王国、ササン朝時代クシャン朝について詳述 |
Cambridge History Of
Iran (3-①、② Seleucid,Parthian,Sasanid) |
Cambridge出版 | セレウコス朝-ササン朝時代の概説書 全1500ページ。多分歴史概説に 関しては現行 これ以上のものは無いと思われる。1983年出版なのでそれ以降の最新成果をとり入れた改訂版が出て欲しい。 | |
古 代アフガニスタン のバクトリア語文書 | シムズ・ウィリアムズ | 1990年代に発見された2世紀から8世紀の碑文・手紙の最新研究成果概 要 | |
雑誌(半期刊) 「ORIENTE」 | 古代オリエント博物館 | ほぼ毎号古代イラン関係の記事・論文が掲載されている | |
季刊文化遺産8 古代イラン世界 | 島根県並河萬里写真財団 | 創英社 | 並河萬里撮影写真を背景にアケメネス朝、パルティア、ササン朝の歴史遺 産、歴史、現代 イランを綴った各時代バランスのとれた図説 |
季刊文化遺産13古代イラン世界2 サーサーン朝ペルシア | 島根県並河萬里写真財団 | 創英社 | 最前線のササン朝研究に基づき、歴史、遺跡、遺物、宗教、言語など多面な アプローチで 紹介 |
季刊文化遺産14 文化の回廊アフガニスタン | 島根県並河萬里写真財団 | 創英社 | バクトリア、クシャン朝、ガズニー朝など多くの民族の興亡の舞台となった アフガニスタ ンを豊富な写真と図版で紹介 |
新潮古代イランの美術 2 | ギリシュマン | 新潮社 | セレウコス朝-ササン朝時代のイランの遺跡と遺物の多分現行の決定版。た だし豊富な写 真・図版がほぼモノクロなのが残念。内容的には同著者「イランの古代文化」(平凡社)と概ね同じ。 |
ぺルシャ建築 |
A.U.
ポープ |
鹿
島出版会 |
ペ ルシャ建築 史。小著なわりには、「Cambridge History Of Iran」や「新潮古代イランの美術」にない復元図や解 説が掲載されている。 |
From PASARGADAE To DARAB | Warner Felix Dutz / Sylvia A. Matheson |
YASSAVOLI | ササン朝の遺跡を扱った写真集。サルヴィスターンやフィルザバードの復元 図も載ってい る。サーサーン朝に興味のある人にはおそらくヒットする筈です。紹介はこちら |
黄金の番人-古代の中 部アジア- | L.I.アルバウム/ B.ブレンチェス |
泰流社 | 石器時代からササン朝までの西トルキスタンの遺跡概説。図版豊富。 |
埋もれたシルク ロード |
V.
マッソン |
岩
波新書 |
ほ
ぼ「黄金の番 人」と同じ対象を扱いながら、より充実。 |
アフガニスタンの文化財問題を考える | 日本西アジア考古学会 | アフガニスタンの遺跡に関する情報が得られる | |
新潮古代美術館 2 栄光のペルシャ帝国 | 林良一・相馬隆ほか | 新潮社 | 巻末の「古代ペルシャの遺跡と美術館巡り」がわりと詳細 |
世界美術大全集 東洋編 15 中央アジア | 新潮社・1999年 | 全ページカラーなのが素晴らしい。解説も充実。でも高い。 | |
世界美術大全集 東洋編 16 西アジア | 新潮社・2000年 | ササン朝時代の服装の参考となる9世紀頃の服の図版は珍しいかも。 | |
Ahmad Tafazzuli |
Bibliotheca Persica |
71ページしか無いが、サーサーン朝末期の国家体制について解 説されていて有用。 |
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(第3巻がパルティア時代を扱っている) |
1、2 Abraham J. Sachs, Hermann Hunger 3.Abraham Sachs
5、6 Hermann Hunger |
1-3
Verlag der Osterreichischen Akademie der Wissenschaften
5、6.Austrian Academy of Sciences |
1.Astronomical diaries and related texts from Babylonia from 652 B.C to 262 B.C VOl1 (1988) 2.Astronomical Diaries and Related Texts from Babylonia from 261 B.C to 15 B.C (Volume 2) - (1989) 4. 不明 調査中。 5.Astronomical Diaries and Related Texts from Babylonia (Vol. 5) - (Dec. 31, 2001) |
Israel and Iran in Talmudic Times: A Political History |
Jacob Neusner |
Rowman & Littlefield Publishers |
バビロニア・タルムードの記載のうち、パルティア・ササン朝時 代に関連するものを抽出した書籍。下記5分冊の簡易版。彼のヘブライ語解釈は批判されている。 |
Jacob Neusnerのバビロニア・タルムードの記載のうち、パルティア・ササン朝時代に関連するものを抽出した書籍 |
Jacob Neusner |
Wipf & Stock Publishers |
1.Parthian Period (History of the Jews in Babylonia) 3.From Shapur I to Shapur II (History of the Jews in Babylonia) 4.A History of the Jews in Babylonia, Part IV: The Age of Shapur II |
"Rome's Enemies: Parthians and Sassanid Persians (Men-at-Arms Series)" | Peter Wilcox | Osprey Pub Co | 日
本でも翻訳版 が出ているオスペリー社の軍装シリーズ。 パルティアとササン朝も出ているが、こちらは邦訳なし。 |
Sassanian Elite Cavalry AD 224642 (Elite S.) | Kaveh Farrokh | ササン朝の軍装。ホスロー2世やシーリーンの想像図もある。 |
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Heartland of Cities: Surveys of Ancient Settlement and Land Use on the Central Floodplain of the Euphrates | R.M.
ADAMS |
Chikago Press | サ
サン朝を含む
古代~イスラム期までの、南メソポタミアの農村や運河の状況を調査した研究書。1981年発刊だが、以来戦争などで、この地
域の調査が困難になっているこ とから非常に貴 重。 |
The Decline of Iranshahr: Irrigation and Environments in the History of the Middle East 500 B.C. to A.D. 1500 |
Peter Christensen |
Museum Tusculanum |
紀元前500年 から紀元1500年に至るイラン高原と周辺地域の都市と灌漑施設の盛衰。上記Adamsの書籍の「歴史的イラン世 界」版の模様。 |
Sasanian Seals and Sealings in the A. Saeedi Collection(ACTA IRANICA) |
Rika Gyselen | Peeters Bvba |
フランス人研究 者によるササン朝時代の印章研究。印章を分析することにより、当時の官僚制度などを解明しようとしている。 |
Sasanian Pars: Historical Geography and Administrative Organization (Sasanika) | Negin Miri |
Mazda Pub |
サーサーン朝時代のファールス州の地方行政機 構本。碑文、中世パフラヴィー語文献、貨幣、印章、封泥、遺跡、イスラーム時代の史料を用いてファールス州の行政や地誌 を探求している。2012年12月刊。183頁の小著。2007年の(恐らく博士論文)「Administrative and Historical Geography of Fars Province During the Sasanian and Early Islamic Period 3rd - 12th Century A.D.」(882頁もある)をベースにしていると思われる。 |
Sasanian Iran (224-651 CE): Portrait of a Late Antique Empire |
Touraj Daryaee |
Mazda Publishers/2008 |
サーサーン朝の 政治通史。写真はなく、図を使ってる為か22ドルと安い。140ページと厚くは無いがサーサーン朝だけで一冊出てい るのがうらやましいところ。感想はこちら。 |
Sasanian Persia: The Rise and Fall of an Empire (International Library of Iranian Studies) |
Touraj Daryaee |
I. B. Tauris |
サーサーン朝史 書籍としては最新の2009年2月の出版。 |
Vesta Sarkhosh Curtis , Sarah Stewart (編) |
I. B. Tauris/2008 |
これも論考集。 サーサーン朝時代の物価やシモン・ウィリアムズの最近の研究による、バクトリアの東方領土の状況など、興味深いト ピックが多い。第1章の要約はこちら。第6章の要約はこちら。第 9章の要約はこちら。感想はこちら。 |
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Vesta Sarkhosh Curtis , Sarah Stewart (編) |
I. B. Tauris/2007 |
各種学者の論考 集。パルティア時代のペルシアやゴンドファルネス、中国史に登場する安息の記載の再考など、意外に面白いトピックで 最近の論調を纏めている。感想はこちら。第3章の要約はこちら。 |
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The
Oxford Handbook of Ancient Iran (Oxford Handbooks) |
オックスフォード出版局 | 2013年7月出版。石器時代からサーサーン 朝滅亡までの最新概説書。全1136頁。パルティアとサーサーン朝は約300頁。目 次はこちら。 | |
The Book of a Thousand Judgements: (A Sasanian Law-Book) (Persian Heritage Series (Zurich, Switzerland), No 39) |
Anahit Perikhanian、Nina G. Garsoian(編) |
Mazda Pub/1997 | ササン朝時代の法律書「Mādayān ī Hazār ī dādestān(通称MHD」の英訳 |
Studies in Zoroastrian Family Law: A Comparative Analysis (Carsten Niebuhr Institute Publications) |
Bodil Hjerrild |
Museum Tusculanum Press /2003 | ゾロアスター教の家族法について研究書。上記 MHDやゾロアスター教資料などから検討 |
Parvaneh Pourshariati |
I B Tauris & Co Ltd; |
ササン朝は、最 後まで中央集権化が行き届いた国家ではなく、メディアとホラサーンの、旧パルティア勢力との連合政権であり、70年 前の古代イランの大学者、クリステンセン以来の画期的書籍、と紹介のある注目の書籍。 |
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原典訳アヴェス ター |
伊藤義教 |
筑摩書房 |
「原典訳」とあ るのは、下記英訳からの重訳版があるからだと思われる。部分訳。 |
世界聖典全集8 巻(上)9巻(下)アヱ゛スタ經 |
木村鷹太郎 |
世界聖典全集刊 行会/改造社 |
1930年刊。 上307頁下200頁。一応英語訳アヴェスター全訳の模様。著作権が切れているので近代デジタルライブラリーで全文(写真版)を読むことができる。 |
ゾロアスター教 | メアリー=ボイス 山本由美子 |
筑摩書房 | 古代から近代にかけてのゾロアスター教の通史。2001年改定版を元に講 談社学術文庫から復刊(2010年2月)。オーソドックスな通史。 |
ゾロアスター教 の興亡―サーサーン朝ペルシアからムガル帝国へ |
青
木健 |
刀 水書房 | 日
本若手研究者 による最新研究成果。遺跡写真集といえる部分もあるほど、写真、図版が豊富。 |
ゾロアスター教 |
青木健 |
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サーサーン朝の国家宗教であるゾロ アスター教だけではなくマズダ教など古代アーリア世界の諸宗教を網羅的に扱っていて貴重。ただし著者の専門外部分の 記載については慎重に読む必要がある。 |
ゾロアスター教史 |
青木健 |
刀水書房 |
ゾロアスター教通史。上記と異な り、古代から近代インドのゾロアスター教史に絞っている。メアリー・ボイスの書と重複しない記載に工夫が見られる。 |
アーリア人 |
青木健 |
講談社 |
南ロシア、中央アジアを含む大イラ ン圏の通史。ホータン王国やホラズム王国の通史などレア情報満載。ただし著者の専門外部分の記載については慎重に読 む必要がある。 |
マニ教 |
ミッシェル・タ ルデュー |
白水社 |
マニの人生、著 作、読書著作、教義がコンパクトにまとめられている。 |
マニ教 |
青木健 |
講談社 |
マニ教の史料・教祖マニの人生・マ ニ教全体の歴史概説書。 |
アラビアンナイトの世界 | 前嶋信次 | 平凡社 | アラビアンナイトの起源を、学説を紹介しつつ探る。まるで推理小説を読む よう。 |
シンドバードの書の起源 | B.E.ベ リー | 未知谷 | 世界シンド バードの書の 起源を巡り、パルティア・ササン朝時代の書物の状況を探求する研究書。 |
カナートイランの地下水 | 岡崎正孝 | 論創社 | イランのカナートの研究書。カナートの歴史・製法・カナート利用の社会体 制など「カ ナート」を多方面から解説しており非常に有用。 |
アーリヤの男性結社 | スティグ・ヴィカンデル | 言叢社 | 論文「カーヴェの旗とパルティア建国」所収 |
Three Neglected Sources of Sasanian History in the Reign of Khusraw Anushirvan (Cahiers De Studia Iranica) | M. R. Jackson Bonner |
Peeters Bvba | ホスロー1世アノーシールワーンに関する、こ れまで見過ごされてきた三つの史料、ディーナワリー、シャーナーメのアヌーシールワーンのパート、Sīrat Ānusharwān(恐らくアル・ムカッファアの「王書」のホスロー一世伝) に関する論考の模様 |
ギリシア思想と アラビア文化 |
ディ
ミトリ・グ ダス |
勁草書房 | サ
サン朝イデオ ロギー、いくつかのパフレヴィー語資料の翻訳などの記載がある。 |
アレクサンドロス変相 |
山 中由里子 | 名 古屋大学出版会 | サ サン朝とイスラーム期に、アルサケス朝以前の古代史がどのように形成されていったかを探求した知的遍歴の書。 |
カニシカ王と菩 薩たち |
定
方 晟 |
大
東名著選 |
珍
しいカニシカ 王の伝記、伝承を集めた書。カニシカ以外にも当時の僧侶アンヴァゴーシャの伝記など掲載。 |
パルティア見聞録 | 相馬隆 | 東京新聞出版局 | パルティアを単独で扱った本としては、1938年出版のデベボイス「パル ティア」より もいいかも。 |
パルティアの歴史 |
ニールソン・デベボイス |
山川出版社 |
原著が1938年と古く、出典の原注が全て割
愛されている上、古書は現在大変高額。パルティア史書籍としては下記書籍がお奨め。 |
ローマとパルティア:二大帝国の激突三百年史 |
ローズマリー・シェルドン |
白水社 |
2013年の出版で、著者は古典古代の軍事研
究者でパルティア研究者ではないがが、訳者がセレウコス朝とパルティア初期のバビロン天文日誌の研究者によるものなの
で、パルティア史本としても使えます。 |
新アルメニア史 | 佐藤信夫 | 泰流社 | アルメニア通史。古代アルメニアについて数少ない邦訳文がある。古代から 中世まで地図 豊富。 |
悲劇のアルメニ ア |
藤
野幸雄 |
新
潮社 |
ア
ルメニア通 史。近現代が中心だが古代の記載もある。 |
アルメニア人の歴史 |
ジョージ・ブルヌティアン | 藤原書店 |
専門研究者によるアルメニア人の歴史 |
Qusayr
‘Amra Art and the Umayyad Elite in Late Antique Syria |
Garth Fowden | The
University of California Press |
710
年代のウ
マイヤ朝遺跡クサイル・アムラの壁画画像がふんだんに盛り込まれた書籍。ササン朝王の壁画が残されており、ササン朝王の肖像
画として非常に貴重 |
「古波斯币」 | 李 铁生 | 北 京出版社 | ア ケメネス朝、 アルサケス朝、サーサーン朝の貨幣だけではなく、アケメ ネス朝に影響を与えたリュディア王国の貨幣や、アルサケス朝時代の服属国、エラム、カラケネ、インド-パルディア王国、 ファールス王国、クシャノサーサー ン朝の貨幣も紹介されています。 |