田螺坑土楼・裕昌楼

田螺坑土楼

観光案内所。バスはここで下車できる。巨大な看板があるので直ぐわかる。

紹介

 左観光案内所にある、宿泊できる土楼。

 南靖土楼に行くには潮州が拠点となる。潮州から30㎞程の南靖も拠点になるが、潮州から直行バスが出ているので、治安が悪いかもしれない地方都市にわざわざ宿泊しなくてもいいかも知れない。潮州から南靖までバスで1時間程度。南靖から30分程度で舟場という町を通過するが、このあたりから、周囲にちらほら土楼が見え始める。土楼は有名な観光地のものだけではなく、このあたりでは普通の庶民の家屋だということがよくわかる。もし南靖に宿泊するくらいなら、舟場でも良いかも知れない。土楼地区までの最後の町という感じ。

値段は60-100元と安くは無い。

バスから見えたそこらの土楼
 

田螺坑土楼

 田螺坑土楼

 舟場から更に30分で書祥を通過。ここは町というより、交通の要衝というだけの地点のようだ。宿泊できるかどうかは不明。しかし書祥から15分程で土楼入り口に到着する。それが上の写真。つまり、土楼地区そのものが、入場料を支払って入るようになっている。個別の土楼で料金を支払うわけではない。AコースとBコースとがあり、どちらも60元(2009年3月)(両方のコースを選ぶことができるが、見学は一日がかりとなってしまうだろう)。行きたい田螺坑土楼がAコースだったのでAを選ぶ。バイタクと交渉し、30元で行きたい田螺坑土楼までいって貰う。高いのか安いのかまったく不明なので交渉の余地などなかったのだが。ただ、後で思うには20元までなら値切れたかも知れない。潮州からは2時間ちょいで、観光入り口に着いた。

ちゃんと観光台が設置されている。右写真はそこから撮影。上写真は、観光台から田螺坑土楼に降りる途中で撮影。丁度バス通りから遊歩道に入るところ。

 田螺坑土楼案内板

 左記案内版によると正面が和昌楼

 四角い歩雲楼内部。観光売り場沢山

 和昌楼内部

 和昌楼内部。井戸がある。

中心にある、 四角い歩雲楼

 多分、瑞雲楼

 歩雲楼の入り口かも

 多これも分、瑞雲楼

 多分、瑞雲楼

 多分、瑞雲楼

 下方にある観光台湾。皆記念撮影している

裕昌楼

 660年の歴史があるとされる裕昌楼

 裕昌楼

 柱が傾いているのがわかる。特に3階。

 裕昌楼の天井の梁。

 元朝中期(1308-1338年)の創建とされ、もっとも古い土楼。規模も結構大きく、土楼内に建物がある(氏の宗廟)。

裕昌楼は、田螺坑土楼から車で15分くらい。この村では、円形の土楼は裕昌楼くらいだった。5階、18.2m、一階54間、全269間。

 

 裕昌楼内の宗廟

 世界遺産のロゴの入った観光バス

 

 裕昌楼全貌

 かなり未開の地だと思っていたら世界遺産のロゴの入ったバスがあり、観光しやすい場所だと判明。観光客も大勢来ていた。田螺坑土楼なぞ完全に観光地化されていて、普通に暮らしている人はどれほどいるのか、村民全員観光業に精を出している感じである。まあ現地の飴とか売っていたので、現地生産もしているのだろうが。。。 裕昌楼はもう少し落ち着いた感じだった。この後続いて塔下村・承启楼へ。

 田螺坑土楼から裕昌楼は4,5キロというところ。歩けない距離ではないが、バイタク利用がお勧め。

 

 

 

 

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