塔下村・"土楼の王"承启楼

塔下村

塔下村。更に奥地なのでだいぶ落ち着いている。観光客もまばら。

塔下村の徳遠堂前石龍旗杆

徳遠堂前石龍旗杆

 塔下村の景色。この地方の普通の村


県城から50㎞、385戸、1600人。

 23本あり、1氏1本。うち4本に、氏名、功績などが書かれている、塔の形をした石碑の一種。徳遠堂という張氏宗廟の手前にある。徳遠堂は明代より580年の歴史がある。

1本目は乾隆年間、14本目までは光緒30年、15本目以降は1978年以降。

徳遠堂は姓氏家廟で、乾隆25年に大改修されている。

 

圍裙楼

 圍裙楼

電気の引き込み線

 圍裙楼内の宿泊部屋

完全な円形ではなく1/3が普通の壁の土楼。これはこれで珍しい。

この土楼は観光客は殆どいなかったが、右写真のように、宿泊施設を持っていた。

"土楼の王"承启楼

 承启楼の中心部

 一番外側の建物

 内側に入る通路

 4重の建築、"土楼の王"承启楼

 回廊

 中心部の宗廟

 

 井戸と配電盤

 一番外側の回廊

 2番目の回廊

 3番目の回廊

 

 永定県の承启楼は、350年の歴史があり、建築物が四重であり、一番外側が4層、80戸が入り、600人以上が住んでいる。

 承启楼から南靖方面に1㎞戻ると、高頭という小さい町があり、永定土楼の宿泊拠点と言えそうである。高頭と永定県のバスの時刻表は下記の通り(2009年3月)。

 永定発

 7:20,8:10,10:40,11:40,13:30,14:30,15:30,16:40

 高頭発

6:20,8:00,9:00,10:00,12:30,13:40,14:50,16:00

 

 永定県と南靖は150㎞くらい離れているが、南靖の一番奥の下塔村と永定の一番奥の承启楼とは7㎞しか離れていない。バイタクで十分移動は可能。また、アモイと南靖や永定間の直行バスも1時簡に1本くらい走っていて、土楼は、もやはアモイの著名観光名所となっているらしい。

 宗廟

 承启楼正面

 

 屋根の状況

 また、承启楼は観光客であふれ、外国人も多数いた。もう秘境という感覚はまるでなし。

 

 

 

 

 

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