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紹介
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テラヴィは東部地方の中心地である。1616年から18
世紀初頭ま
で、カヘテイ王国の首都がおかれていた。 この地方は、古代には、サーサーン朝の影響下にあり、中性にはアラブ、セルジュークトルコの支配下に置かれ、中世末にはモン ゴルとティムールの支配を受け た。ティムールが去った後は、再びイランの影響下におかれた。このため、町並みにはイラン風の建築物が多い。たとえば、今回 宿泊した宿は、左右の写真とな るが、3階のバルコニーなど、イラン風である。また、カヘティ王国の王宮であるバトニスツィヘ要塞(下記写真)も、イラン風 の城壁、城門、王宮となってい る。 装束もイラン風だったらしい。 王宮は無料。内部に博物館があるとのことだったが、入り口がどこだかわからなかった。敷地内の半分は小学校となっている。 |
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旅行情 報、近隣の史跡・跡遺 | 旅
行記 |
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町は、山の斜面にあり、南西方面から東北に向けて斜面と
なっている。町
のどこからでも、扉写真のような、大コーカサス山脈を
目にすることができる。3000メートル級の山々が連なり、雄大な景色が見られる。どことなく、長野県の木曽谷にイメージが
似ている。 テラヴィからトビリシ間はバスで3時間程度。バスターミナルは町の下の方にある。町は広くはないので、適当に歩いていて も、王宮のある中心広場に着く。 中心広場には、「i」のインフォメーションの看板があり、英語ができる案内人がいて、宿の手配もしてくれる。英語を含む各国 語のパンフレットもおかれてお り、ここが観光地なのだと実感された。 近郊には、アラヴェルディ大聖堂、イカルト修道院、アハリ・シュアムタ修道院、グレミ修道院など多数の修道院がある。 また、テラヴィ−トビリシ間の幹線道路沿いには、左右写真のように、山の頂上などに城砦があちこちに残っている。 |