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紹介
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12〜13世紀に建設。ほぼ建設当時の状況で今に至っているとのこと。
1996年に世界遺産に登録されている。このあたりの地形は、ブルガリアのベリコ・タルノボのよ
うな、平原を、河川が削って、深い断崖を形成している(緑溢れるグランドキャニオンのような地形をイメージするとよい)。僧院は、その平原台地の上にあ
るGoogle earthの画像はこちら。
左の台地がサナヒン、右がハグパット。 訪問当日は、雨模様で、雲が立ち込めていてわかりずらいが、左写真は、修道院から、向かい側の断崖を撮影したところ。僧院は、ハグパット村の中にあり、左 写真に村の一部が映っている。僧院の周囲は普通に村の民家がある。 右写真は、聖ニシャン聖堂(10世紀)を中心に、鐘楼と僧院(13世紀)。 |
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上写真は、聖ニシャン聖堂と聖グレゴル教会の間の構築物で、アーケードのようになっている。非常に堅牢な印象である。 写真右は、ヴァナゾールの町。アラヴェルディは、ヴァナゾールと、グルジアとの国境バグラタシェンの中間にある。アラヴェルディもヴァナゾールもデベド川 沿いの町である。ヴァナゾールは、南北を山脈に囲まれた、長野県の木曽谷のような地域にある。右写真は、駅前から市庁舎方向(南方向)を撮影したもの。ソ 連時代の建設のようで、町は、碁盤区画となっていて整然とした団地群が連なっている。 |
左上写真は、鐘楼(13世紀)。 写真上は、聖グレゴル教会(1005年)だと思われる。 右上写真は、聖ニシャン聖堂。 写真右は、図書館近くの建築物。内部の屋根部分は、木造となっていることがわかる。 この修道院にも、壁画があり、非常に見事な文化遺産とのことであるが、10時以降に開くとのことだったので、見学は断念した(9時頃訪問)。 |
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アラヴェルディ駅か
らおそらく10キロ以上はあると思われる。タクシーで20分程かかった。断崖の上にあるため、曲がりくねった坂をあがるため、直線距離は5キロ程度かも知
れないが、実際の距離は倍以上はあると思われる。歩いていくとすると、片道2時間、往復で半日以上はかかりそうである。また、道は舗装が極度に劣化してい
て、非常に悪い。訪問当時(2007年4月)は、原油高の影響もあり、公共バスは、本数が激減しており、バス乗り場も、よくわからない状況。アルメニア
は、朝が遅い時間帯系となっており、9時頃にならないと人々が表に出てこない。このためアラヴェルディに着いたのが、8時頃であったため、町に通勤客など
は殆ど見られず、どこがバス停かもよくわからなかった。タクシーで行く方がベター。 近隣には、サナヒン修道院がある。アラヴェルディまでの経路は以下の通り。イェレバンからヴァナ ゾールまで公共バスで3時間。ヴァナゾールからアラヴェルディまでタクシーで45分。 |