メルニック


   サムイル時代の貴族の館跡が残る。写真1、2がそれである。メルニック村は峡谷といロケーション。日本で言う山の中の 温泉宿街みたいな風情である。メルニックというとワインで有名だが、幾つか遺跡もある。メルニックの谷は東西に広がってい て、東が川の上流である。写真3の奥が西、手前が東にあたり、この写真は東側、峡谷の奥の斜面にある貴族の館の遺構から撮影 したもの。建物として残っている部分は写真1,2、の部分だけだが、それ以外の部分は土台部分が残る。写真1は村から見上げ たところ。写真3は館の一番上から村を見下ろしたところ。手前に若干土台の遺構が見えている。

 写真3の左端にわずかに崖が写っているが、その上から更に西を撮影したものが写真4。メルニック峡谷は直ぐに南北に 流れるこれまた小さな川に合流し、そのまま南に流れる。その南北の渓谷が写真4に写っている。
 
 

 

その他の遺跡 

ローマ時代の橋、第2王国時代の教会跡が残る

近隣の史跡・遺跡

 サンダンスキ ローマ時代のヴィラの遺跡と博物館がある。

クリュッチュ村 1014年の戦場と砦跡が残る。


旅行情報

ブ ルガリアの地図はここを参照してください。
サンダンスキはソフィアから鉄道(途中でディーゼルになる)から3時間。ギリシャ国境まで30分の距離。メルニックへはサン ダンスキからバスで東へ向かう。1時間程度。サンダンスキは人口5、6万人程度の観光都市。(ブルガリアの)リゾート地風ホ テルが建つ。メルニック村は日本の温泉宿のような川沿いの村。ワインで有名。お店や宿で出されるワインは非常においしい。で もビンで売ってる奴は味が落ちる。
 また、メルニック村の建築は19世紀の歴史的建築物。

メルニック村から更に東へ6キロの山中にローゼン修道院がある。 バスはローゼンまで行くので、ローゼンまでバスで行って、帰りは奇観を眺めながら山道を歩いて戻るコースがお薦め。