蘇州



紹介



 渡辺はま子の蘇州夜曲で有名な蘇州。この歌イメージを 持って行ったため、 イメージと大分異なったものとなっていること知ることになった。上海近郊の周 荘の方が、歌のイメー ジに近い感じではあった。

 蘇州の歴史は、戦国呉の時代に遡り、呉王闔閭の拠点だったらしい。闔閭が埋葬された丘との伝説があるとのこと。歴代会 稽郡の役所が置かれたとのこと。隋 代に蘇州の名となり、唐宋時代繁栄した。



上段の写真は、虎丘という丘の上にある、五代十国時代 961年の創建の雲巌 寺の塔。高さ47.5メートル、八角形で七階層。恐らく宋朝に統一する前の呉国時代に建設されたのだろうと思われる。


旅行情報


 下段左の写真は、北寺塔という、報恩寺の塔。南宋紹興年 間(1132 -62)の創建。8角9層で76mあり、塔の上まで上ることができる(虎丘の塔は内部には入れない)。塔の上から蘇州市街を 一望できる。市街の撮影をした のだが、夕暮れ時であまり写りのよい写真を取れなかった。塔自身の写真も、左のように、夕暮れに溶け込んでわかりにくい。

 写真右は、康煕年間の銘のあった橋。虎丘から、市街へ歩いて戻るとき、少し住宅街を散歩してみたところ、出くわした。特別 観光対象ではない橋が、何気な く史跡として、生活の場に残っているのを見ることは、旅行の楽しみの一つでもある。後で調べたところによると、寒山寺の楓橋 とうり二つであるが、場所も異 なり別物。

 虎丘は、旧市街の直ぐ北に位置する蘇州駅前からバスが出ている(が、何番のバスか忘れてしまった)。駅前から北西方向に 2KM程度。地平線上に見えてい るので、歩いていくこともできる。写真右の橋は、虎丘から、歩いて市街に戻る途中に遭遇したため、正確な位置は不明。

北寺塔は蘇州駅から1.5KM程度の、旧市街内北部にある。虎丘も北寺塔も、蘇州観光名所なので、ガイドブックに必ず載って いる。

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