エチミアジン


紹介



イレレバン近郊のエチミアジン市にある大聖堂と、エチミア ジン市郊外の リプリマ教会。

エチミアジン大聖堂は、4世紀に創立され、現在の概観となったのは7世紀。ただし現在の建物は17世紀ものとのことだが、構 造は7世紀当時のものが維持さ れているとのことである。エチジアジン大聖堂は、市の中心部にあり、右写真のように、大聖堂入り口付近は、中心部のサークル となっている。

エチミジアン大聖堂は、アルメニア最初の教会とされ、大司教座がおかれており、アルメニア正教会の総本山である。




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エチミジアン市は、イェレバン市のバザール付近から出る101バ スで行くこと ができる。エチミアジン市とイェレバン市の間に空港があり、エチミアジン市から5Km程度、イェレバン市から25Km程度 と、エチミアジン市の方が空港に 近い。モスクワからイェレバンへ入る便は、深夜3時半頃到着する。バスは8時にならないとないので、タクシーを利用すること になるが、市街へ出るよりは、 エチミアジン市へ出たほうが安上がりである(2007年5月現在)。

101バスの終点は、大聖堂前なので、場所はすぐわかる。ただし、大聖堂の入り口は、バスの降車場から200mくらい戻るこ とになる。リプシマ教会は、エ チミアジンへのバスの街道沿いにあり、エチミアジンへ向かって右側にある。注意してみていると、写真の教会が見えてくるの で、場所はすぐわかる。リプシマ 教会ーエチミアジン間は、1.5km程度。歩けないことはないが、バスどおり沿いなので、バスを利用すると便利。頻繁にバス が通る。10分に1本程度。
Google Eateh  40° 9'43.77"N  44°17'28.77"E
 二段目の写真は、618年建設のリプリマ教会。左写真のの左側に、中世か古代のものか判然としないが、城壁が 残されている。写 りが悪いが、黄色の鉄棒の ようなものの下にある薄茶色の壁がそれ。中ではちょうど結婚式が行われていた(写真上)

 左写真は、内部構造シンプルな柱が、ドームを支えている。

エチミジアンの地は、301年の王家改宗のきっかけとなった、国王の妹が、夢のお告げを受けた場所とされ、改宗後、最初 の教会が建設されたとのこと。

リプシマは、改宗した国王、ティリダテスの改宗前に弾圧にあって殉教したとれせる女性。女性たちのリーダーが、オペラに もなったガヤーネ。エチミアジンか らは、ゾロアスター神殿跡も発掘されているとのこと。


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