ゴルガン


 
紹介
 
紹介
 写真左はイマーム・サーディエ・ヌール。サファビー朝時代のモスク。ガイドブックを見るとそばに塔があるとのことだが 全然記憶にない。写真は南側からの概観だが南側はちょっとしたテラスになっており、花壇があって一休みするのにちょうど良 い。散歩中のご老人が集まってきて将棋(の様なものをしていた)。
 写真下はマジェステ・ジャーメ。15世紀に遡るモスクだが、地震で何度も倒壊し、建設当時からのものは写真の塔の部分だ け。写真はモスクの中庭から撮影した塔の西概観。ちょっと変わったミナレットだが、写真では影になってしまっていてなんだか 全然わからない。ジャーメはバザールの真中にありちょっとわかりにくい。
 ヌールは市場のあるブロックの南端で旧市街の中にある。

 ゴルガン近郊にはササン朝後期に建設された北からの遊牧民を防ぐための長城 の遺構がわずかながら残っている。
 
 ゴルガンは田舎の都会という感じ。日本で言えば人口5万人程度の街という感じだろうか。市の中心部から西半キロほどの ところにあるゴルガン博物館は紀元前3000年近くからの遺物が出土しており、各時代の出土物が数点ずつ点じされてい る。メソポタミア以外の土地でも高度な文化が発達していたらしいことが示され驚かされた。展示数は少ないが、地下は民族 博物館となっており、結構見ごたえがある。テヘランまで6時間、サリーから2時間程度。
 サリーか東へ向かうにつれて、エルブルス山脈もだんだん低くなり、日本の山陽地方の山脈となって、だんだん緑の地に赤 茶けた色が点在し始める景観が広がっている。

 

遺跡見取り図 旅行日記

BACK