賈誼故居



紹介




 賈誼が住んでいた時からあったとされる井戸。
 扉写真は湖南省省都 長沙市。南北に流れる湘江の両岸に街が展開するが、ビル街など商業地区は東岸が中心。写真は、湘江をわたる橋上で、西地区から東地区を眺めたところ。

 左上は賈誼故居のある通り。太平街という、観光用に化粧した民芸品などが並ぶ街路となっている。上写真が賈誼故居の正面。右上写真がその内部。長い歴史 の中、何度も修建、再建され、現在のものは、民代以降のもの。

井戸は、酈道元が水経注で紹介したのが、最初らしい。この時点で賈誼が没してから既に500年程経過しているので、あやしいといえなくもないが、これ以降 は、ほぼ完全に来歴が残っていて、歴代の改修などが、史書をはじめさまざまな資料に掲載されていて、それらがこの故居の説明版に掲載されていた。賈誼故居 については東晋時代の「湘洲記」という書物や、前漢時代の碑文にも言及されているとのこと。で、その井戸は、井戸というよりもトイレに見えなくもない。


 館内に展示されていた洛陽にある賈誼の故居跡から発掘された屋根の尾根を構成する瓦。
 旅行情報、近隣の史跡・遺跡 旅行日記
 湘江東岸、湘江中 路と、橘子洲大橋を通過する五一大道、解放西路の間にある、太平街路にある。五一大道の、橘子洲大橋近くの停留所から、徒歩5,6分。

長沙市の歴史遺物が展示されている湖南 省博物館はこちら。メインの展示物は、馬王堆墓から発掘された遺物はここに展示されている。
馬王堆墓自体についての情報はこ ちら。
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