その他のセルジューク朝の遺跡


ハマダーンのゴンバデ・アラヴィヤーン
旅行日記

 アラヴィー家の霊廟。写真は逆光でよくわからないが、素人目には他のセルジューク朝の霊廟と大差ない様に思えた。大き さは高さ10mちょい。幅8m程度。
 正面は東へ向いていて、写真は東正面の概観。タイルははってない(最初から無かったのかどうかはわからないが)。

 近くへ行くと道路沿いに表示と矢印があるが、ちょっと見つかりにくいので通りすがりの通行人に場所を聞いたほうがよ い。中学校か小学校の敷地内にあり、不法侵入だといつ追い出されるかとびくびくしながら見て回った。が、実はどうやら中 の観光も出来るらしい。あー悔しい。

メルヴの都城とスルタン・サンジャル廟 旅 行日記
 広大なメルブ遺跡にはセルジューク時代の都城だけでなく、アケメネス時代に遡る都 城が残る。
写真左はセルジューク時代の都城を東らみたところ。 城壁に幾つか塔が残っているのが見て取れるが、写真の真中の塔らしきも のは、城壁の塔ではなく、都城の中心に位置するスルタン・サンジャル(在1117-1157)の墓廟である。右は都城を南西 から見たところ。 右がサンジャル廟、左端は16世紀の霊廟。
 サンジャルはセルジューク本家の最後のスルタン。メルブはセルジューク本家の首都だったらしい。

  都城は周囲6km。一応外周一通り残っている。またサンジャル廟はほぼ崩壊せずに残されている。
 サンジャル廟のドームは40m近くあるとのこと。写真下はそのドーム。ツバメがあちこちに巣を作っていて、
呆然と見上げていると糞爆撃にヒットする。

 サンジャル廟西側外観。当時はタイル張りだったらしい。 右はサンジャル廟。遠景写真の拡大。
 このサンジャル廟には鶴の恩返しに似た伝説があり、
よく覚えていないのが残念ですが、確か
サンジャルが見初めた姫には秘密があり、婚礼の時までは
決して覗いてはいけないと言われていたにもかかわらず、
サンジャルが姫の秘密を覗いてしまった。姫は鶴だったか
なんだったかの化身で、ドームの窓から飛び立っていって
しまったとか。。。。全然説明になってませんね。
何が恩返しなのかわかりませんが、そのうち調べてみる予定。
 (旅行情報)

 トルクメニスタン第2の都市マリーから北東約20キロ。
 マリーが拠点。マリーのホテルは25ドル程度。
 遺跡は広大なのでタクシーチャーターしかないかも。

トゥ ルクメニスタンの地図はここを参照してください