テッサロニキ



紹介

 当時の名称 ローマ時代からテッサロニカと呼ばれたらしい。スラブ側ではソルンと呼んだ(今でもソルンと呼んで
いる)。街は南へ海へ向かってくだる斜面沿いに展開して
いる。ビザンツ時代の町は長方形の城壁に囲まれており
今でもほぼ1周6キロメートル、東西2キロ、南北1キロあ
まりの城壁がほぼ残されている。歩いて約1時間。

 城壁の上から見下ろすと遠くにエーゲ海(といっても湾
の部分だけど)が遠望できる。結構GOODな眺め。
 写真左上は城壁の東側の海の突端近くから西方向を
撮影しもの。モナコの様に海辺沿いにビルが立ち並び、
海辺の道路沿いのビル1階には多くのエアカフェが歩道
に張りだし海辺の観光地気分をかもし出している。

 右上は同地点から湾を見たところ。蜃気楼の様に沖に
船浮かんでいるのが幻想的だった

  1185年にはノルマンに征服された。 

 テッサロニキはアテネからバスで8時間。
 ブルガリアのソフィアまで5時間程度。
 ギリシャ第2の町なので交通も宿泊も便利。
 

ギ リシャの地図はここを参照してください

 


  写真左は城壁東部分から湾を見下ろしたところ。
西側の城壁も似たような感じ。右の写真は同じ地点
から北を見上げたところ。真中よりやや右下に円形の
塔が白っぽく見えているがここが東北角(但しこの塔は
ちょっときれいに修復されすぎ)。

 写真上は1315年建築のアポストリ教会。今でも現役
で利用されているらしく、訪問した時は1月1日だった
のでミサが行われていた(写真の日付は半日づれて
いる)。城壁に西側近く。

 写真右下はギリシャ最大デメトリオス教会の東側=
裏側の概観。地下は古代のクリプト(地下礼拝堂)
が残るが何故か写真がまたも紛失。捜索中。
ローマ時代のアゴラ跡に隣接している。

 遺跡MAP
その他の遺跡
旅行日記

 

ローマ時代のアゴラ、ベネチアの灯台等が残る。また
考古学博物館にはフィリップ2世関連の展示が多数ある

近隣の史跡・遺跡

・バスで40分程のところにマケドニア王国の都
ペラ遺跡がある

・西に100kmほどの地点にコザニという山間部の街
がある。
ここの博物館は5階建てで、各階毎に生物・化石・民族・
歴史コーナーとなっており、結構おすすめ。
バシレイウス1世の胸像が飾られており、彼はこの近辺
の出身なのだろうか。