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紹介
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旅行記 |
5世紀、ヴァフタング・ゴルガサリ王の時に、ムツヘタからトビリシの
首都が移された。ティフリスとも呼ばれ、610年から628年にわたる、サーサーン朝ホスロー2世とビザンツヘラクリウスとの抗争では、ヘラクリウスは突
厥と協力してティフリスを占領している。7世紀以降イスラム勢力の支配下となり、アラブ、トルコ、ペルシア勢力に占領されるy。1122年、ダヴィド王が
トビリシを再び首都としたが、モンゴルやティムールの侵攻により、荒廃した。 写真の要塞は、4世紀に起源のあるナリカラ要塞。扉写真は、要塞の天辺から見たトビリシ市街。東から北、西にかけての180度の眺望。要塞自体は何度も 修復されているため、おおむね近世の建築物と考えてもよさそうである。 |
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旅行情 報、近隣の史跡・遺跡 | ||
トビリシ市は100万都市であり、市街は南北に長く、市街の中部から北の方からは、この要塞を見つけるのは難しい。南北に地下
鉄が通っているので、観光には地下鉄が便利。地下鉄アヴラバリ駅を出ると、要塞が見えるので、要塞に向かって歩いていけば、自然に到達する(と思う)。駅
から歩いて20分程度。坂の距離は長くはないが、向背は結構急。 訪問当日は、強風に荒れ、断続的に雨となったり晴れたりという天候だった。写真では伝わりづらいが、普通に立っているのが困難な程の強風が吹き荒れてい た。要塞頂上での撮影は、若干危険な状況だった。 扉写真右下に、教会が映っているが、その左に、ムトゥクワリ川が流れている。市街を南北に流れ、地下鉄はほぼ、この川沿いを通っている。 市内に史跡は多数ある。 古代教会アンティスハティ教会 シオニ教会 スニト・モスク、ハマムなど |