サーサーン朝ドラマ「ヤズダギルド三世」

  原題も製作年も不明ですが、youTubeに「yazdgerd the 3rd」という題名であがっているドラマを見つけまし た。40分程があがっていて、これで全編なのか、後半だけなのか、情報がなかなか見つからないので、詳細は不明ですが、粉引き小 屋でのヤズダギルドの最期が描かれています。

 粉引き小屋で、恐らく、アブーバクルか、ウマルからの使者の手紙を読み、一笑にふした時のことを回想しながら、最期、粉引き小 屋の主人と思わしき人に殺され、絶命したところで終わっています。
 映画「ヤズダギルドの死」 は、王の死去後の話となっているので、内容的には本作の続きということになります。本作は、モノクロで、セットもチャチなので、 ひょっとしたら戦前の作品なのかも。



  カリフの使者が手紙を読み上げるところ(上)兵士の姿が見れて嬉しい)。下は、宮廷。王座の前には垂れ幕が降りています。手紙を 出したのは、ムハンマドと ばかり思い込んでいましたがこれは間違いだったかも。そうなると、「ザ・メッセージ」で登場していたサーサーン朝王は、ホスロー ではなく、ヤズダギルドと いうことになりますね。ただ、ヤズダギルド即位時は15歳程度だったとの話もあるので、「ザ・メッセージ」にしろ、本作にしろ、 少しふけ過ぎな気もしま す。



その垂れ幕が開いて、王が姿を見せたところ。学芸会みたいな雰囲気。。。。



 ディアデムの目立つ王冠。書割だとありありとわかる屋外の景色。



 粉引き小屋での王。碾き臼の後ろで身をかがめているのが王。



 まぁ、何にしても、サーサーン朝の映像が見れたことは嬉しい限り。

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