南雄・三影塔

 

紹介

 

   三影塔は、元の名を延祥寺塔とい、広東省南雄市永康路にある。北宋大中祥符二年 (1009年)に建設され、身明代在正统十一年(1446年)に修築された。もとは延祥寺の中の施設のひとつで。楼閣式 の磚塔で、平面六角形、9層、高さ50.2m。

  庇の部分の梁上に銅の鐘がついていて、全塔で48の銅鐘がついている。塔内に梯子は無く、庇の部分の階段を利用して塔頂 まで上がることができる。 三影塔の名称は、延祥寺の壁が鏡のごとく輝いて、塔に三方向の影を作ったことの由来しているとのこと。現在延祥寺は既に失わ れていて、この現象を見ることはできなくなっている。

 南朝梁の武帝蕭衍の長子蕭統が始興に隠居して1年後、始興,南雄一帶を疫 病が流行し、多数の死者が出た。蕭統は百姓を治療し、野獣の角を磨いて水に溶いて飲ませると薬になるということで、 始興から南雄まで野獣を追い詰め、三影塔下に追い詰め、百姓を治療した。後世の人はこれを記念して、お守りとして陶 製の獣を塔の建設時に庇に置いた。

  近くに、珠玑古巷という、唐宋代に繁栄した宿場町ゆかりの地区や、唐代に開鑿 された、江西省から広東省へ抜ける梅関古道という古道、清代の 客家の園屋、満堂客家などがある。

 塔の前には南雄博物館がある(展 示物の一部は韶関博物館に掲載)。

 

 広東省広州から高速バスで北に向かい、2時間で韶関につく(約200㎞)。韶関からバスで1時間半。

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