トラキア・モエシア・マケドニア
 

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はローマ時代の道路(太い方は 幹線。しかしわかりにくいので、イスタンブールからオホリドを通過してアルバニアへ至っているのがエグナシア街道。
ベオグラードからイスタンブールへ斜めによぎっているのとベオグラードからドナウ沿いにドナウ 河口へ至る3街道が当時の幹線で舗装されていたと思われる)。
は当時の都市。
 
訪問情報・写真
当時の名称
遺跡種類
概要
お薦め度・規模
コンスタンツァ トミス 住居跡と浴場等 オウィディウス・ナソの追放地として有名な黒海沿岸トミス。
C・中
シリストラ ドストロウム 城壁跡 ドナウ川沿いに城壁の土台と4世紀の地下墳墓が残る。
C・小 
ラズグラッド アブリタス 要塞 251年デキウス帝が戦死した戦場はこの付近。
C・小 
ギゲン ウルピナ・エスクス 都市遺構 ドナウ川をダキアへの渡河地点の町として繁栄。
C・中
ハルレッツ
要塞 キャンデーみたいな名前の村にあるドナウ川沿いの要塞。
C・小 
クラ
要塞 「クラ」とはブルガリア語で「塔」のこと。要塞の四隅の塔が若干残っているので村の名前となった。
C・小 
モンタナ モンタニウム 要塞遺構 ドナウ川から内陸へ50km程、バルカン山脈を防衛ラインとする要塞
C・小
ベログラチック
砦跡 遺跡よりもその奇妙な景観で観光地となっている。総合的なお薦め度はブルガリアNO1
C・微小 
ソフィア セルディカ 都市門・墓・建築物遺構 殆どゴミ捨て場としか言い様のない遺跡が市内あちこちに点在している。
C・小 
キュステンディー ル パウタリア 浴場と要塞遺構 浴場遺構の隣は今も温泉。南の丘斜面には要塞城壁が残る
C・中 
サンダンスキ ザバラ 別荘遺構 サンダンスキは温泉リゾート地。古代ローマ人が好きそうなところ(下のメルニックと同じページです)
C・小 
メルニック
今も村で日常的に利用されている小さなかわいい橋だが「文明」というものを実感させられる存在。
C・小 
ゴーツェ・デル チェフ ニコポリス・ アド・ネストス 都市遺構 ネストス川沿いのニコポリス。山の中の田舎の都市
C・小
プロブディフ フィピッポポリス 都市遺構 「トリモンティウム」の元に広まるマケドニア王フィリップ2世が築いたトラキアの中心都市。
C・中 
ヒサール ディオクレチアノポリス 都市城壁 町を囲む四方の壁がほぼ残る、トラキア平原の隅、バルカン山脈麓の温泉町。
C・中 
ニキュップ ニコポリス・アド・イストルム 都市遺構 現在1/4程発掘済。全部掘り出されればブルガリア最大のローマ遺跡になる筈。
B・中 
スタラ・ザゴラ アウグスタ・トラヤーナ 都市遺構 モザイクとフォルム等が残っている。またしても郊外には温泉が。
C・中 
カラノヴォ
教会跡
C・小
カビレ カビレ 軍団駐屯地 複合遺跡だが、写真で掲載しているのはローマ時代の遺跡だけ。ビザンツ時代の遺構も撮影いた筈だが。。。
 B・中
マダーラ
別荘遺構 ローマ時代の別荘跡。マダーラには石器時代から中世に至るまで多数遺跡が残る。総合的にお薦め
C・小 
シューメン
要塞 現行の要塞は中世のものだがローマ時代の要塞の上に立てられているのでところどころローマ時代の遺構が残る。
C・中 
ヴァルナ オデッソス 浴場遺構 メッセンブリア、トミスと並んで栄えた古代港湾都市オデッソス。
B・中
オホリド リュキニス 教会跡等 ローマ遺跡よりもあたりの景観を楽しむための遺跡訪問にお薦め。バルカン半島最高のお薦めスポットの一つ。
C・小 
ニシュ (メディアナ?) 別荘遺構 コンスタンテシヌス1世の生誕地とか。
C・小 
スコピエ スクピ 都市遺構 マケドニア首都スコピエ郊外。水道橋遺構の保存状況が良い。
C・中 
ベオグラード シンギドゥヌム 不明 サヴァ川とドナウ川が合流するバルカン半島の要衝の一つ。
C・小 
その他の遺跡情報


現在の町 当時の名称 遺跡種類 概要
デヴニャ(ブルガリア東部) マルキアノポリス 都市遺構 香山陽坪「ブルガリア 歴史の旅」に概要がある。ローマ時代の道路や劇場跡があるらしい。
パネヴォ(ブルガリア東部) アクアエ・カリダエ 浴場遺構 これもリソースは上記「ブルガリア 歴史の旅」
グラッドスコ(マケドニア中部) ストビ 都市遺構 劇場跡など、多分旧ユーゴ最大のローマ遺跡
ビトラ(マケドニア南部) ヘラクレイア
ちょっと情報源があやしいがヘラクレイアはビトラにある遺跡がそうであると思う。
プリレップ(マケドニア南部) ステュベラ
これも記憶があやふやだが、ステュベラはプレレップにある遺跡がそうだと思う。